2020年8月6日木曜日

完璧な自分でなくても愛されるから、心配ないよ

こんにちは。上村です。


僕が若い頃のお話です。


ある時期、体重がとても増えたことがありました。


外食が多かったせいかもしれません。



自分ではたいして気にしていなかったのです。


でもある時、自分の学生時代の写真を見て驚いた。


全然違っていたからです。



学生時代は、比較的痩せていたのですね。


そうなると、自分の今の姿に不満に感じるようになりました。



「痩せた自分はもっと格好いいんだ」

と誰かに言いたくなった。(別に昔が格好良かったわけではありません)



痩せているから格好いいということでもないのですが、その時はそう思ったのですね。


すると不思議なものです。


今までたいして気にしていなかったのに、誰かに「おや最近太ったんじゃないの?」と言われると、気になってしまうようになったのです。



「いや、痩せればもっと格好いいんだよ」

と思いたくなってしまったのです。



ひょっとすると、あなたにも、似たようなことがあるかもしれません。



例えば、「髪型がキマらない」「肌の調子が悪い」「服装が気に入らない」「スタイルに自信がない」・・・だから人に会いたくない。



もちろん、会いたくないなら会わなくてもいいのです。


でも、いつもそういうわけにいかないこともあるでしょう。



例えば、好きな異性ができて、いっしょに食事に行くとします。


「今日は服装が決まらないので、食事には行けない」

となったら、ずっと行けないままになってしまう。



自分の姿に100%満足する時など、ないでしょう。



ファッションショーに出演するわけでもないのですから、ある程度で見切りをつけねばなりません。




さっきの「僕の話」に戻りましょう。


やせ型でもふっくら型でも、別にどっちでもいいのです。


健康体であるなら、無理に痩せる必要もないでしょう。



ところが、ある時(体重を落としたい)と強く思うようになったのですね。


その思いが強くなると、「痩せている自分」ばかり意識してしまう。



理想の体型を「本来あるべき自分の姿」だと思うようになる。(あくまで見た目だけのことなのですが)



ここまではいいにしても、それがだんだん極端な気持ちになっていった。


「太っている自分」が嫌になってきたのです。


(これは自分本来の姿ではない)と思う。


そうなると、人に会うのが嫌になってきたのです。



好きな異性に会うのも辛くなった。


好きな人には「ベストの自分」を見せたいもの。


だからオシャレもするのでしょう。



でもそれが行き過ぎると、(体重を3キロ落としてから好きな人に会おう)とか思うようになる。



すると、好きな人に会うのがどんどん先になります。


そんな「完璧な自分」など、どこにもないからです。



自分で勝手に辛くなっているのです。


「完璧な自分を見せたい」と思い過ぎるからそうなる。


これは見た目というよりも、精神的なことだと僕は思います。



「自信を得てから行動しよう」

と思ったら、いつまで経っても行動できませんね。



自信満々の時など、いくら待ってもやってこないからです。


行動していく中で、確信や自信が芽生えていくものなのですから。



完璧主義に陥っている人は、今の自分を「低く評価しがち」です。


他人がそう思っているのではありません。自分がそう思い込んでいるのです。



向上心はいいのですが、それをネガティブな方向に使ってはいけないのですね。


今の自分は、今の自分なのですから、背伸びをする必要もありません。


そのままを見てもらえばいいのですね。



今の自分を認めていけば、その「向上心」はもっと正しい方向に発揮していけるはずです。



・今回のまとめ
向上心とは、完璧な自分を見せることではありません。
今の自分を役立てていくことが、本当の向上心です。
本当の向上心が、道を開きます。





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