2020年7月25日土曜日

苦しい時間を愛される時間に変えていく方法

こんにちは。上村です。


あなたは、「走ること」が得意でしょうか?


僕はかなり苦手です。



学生時代、体育の授業で「15分完走」というのがありました。


「グラウンドを15分間走り続ける」というもの。


競争ではないので、気持ちは楽ですが、でも僕は持久走が苦手。


走るのが得意な人なら、何でもない時間でしょう。

でも、僕にとっては極めて長い時間です。


いつまで経っても、終了の笛が鳴らない。



「絶対15分過ぎているのに、それ以上走らせようとしている」

と教師の陰謀を疑いました。(笑)



でも時間の長さって、感じ方によってかなり違いますね。


授業時間は同じでも、苦手やよくわからない授業は、とりわけ長く感じます。



学生時代の授業といえば、こんなこともありました。


ある数学教師がいたのですが、その教師は数学の時間に「漢字テスト」をするのです。


本人はジョークのつもりなのでしょうが、木枯らしのごとく「寒い雰囲気」が教室に漂ったもの。



僕は数学も漢字も苦手だったので(笑)、この授業は極めて長く感じましたね。


まあその教師も、何とか笑いをとりたいと思っていたのでしょう。


しかし、教師ですから、笑いよりも前に教え方を磨くべきなのは当然。



数学もそうですが、人間的な部分もそうですね。


その先生は、肝心の授業がわかりにくかった。



例えば、好きな異性といっしょにいる時間は、極めて短く感じるものですね。


1時間など、あっという間です。


わけのわからない授業の1時間は永遠のごとく長く、好きなことの1時間は一瞬のごとく短いのです。




職場で考えてみましょう。


ある社員は、自分の裁量で仕事を進めることができます。


しかし、そうではない社員はたくさんいます。


命じられるまま、おもしろくないけどしている人もいます。



あるいは、仕事自体は好きでも人間関係がうまくいかず、気持ちが萎えている人もいるかもしれません。



時間は同じでも、自分からしているのと、強制されてしているのとでは、長さの感じ方が違います。


楽しい時間はすぐ過ぎますが、苦手な同僚との仕事はとても長く感じる。



なので、

「自分がこれだけできるのだから、君もできるはずだ」

というのは、おかしいのですね。



自分が長い時間仕事をしているからといって、他人に同じことを求めるのは、違うのです。


労働時間は同じでも、心は違うからです。

人間がロボットなら別ですが、そうではありません。


それぞれ置かれた環境があり、画一的に考えることはできません。


それに長い時間会社にいるからといって、イコール仕事熱心というわけでもありません。



押し付けをやめたら、物事は意外なほどうまくいくようになりますよ。


「押しが弱いから、自分は軽く見られる」

と考えがちですが、実はそんなことは決してありません。


押し付けようとするから敬遠されるのです。

「思いやり」と「押し付け」は関係ありません。


押し付けをやめれば、自分の心の束縛もとれます。


心のクサリがとれて、自分の持つ可能性を広げることができます。



「現代の奴隷解放宣言」を自分自身にしていきたいですね。


そうすれば、他人に対しても寛容になるでしょう。


心地いい時間が早く流れるように、自分の時間も充実していくでしょう。


今よりずっと物事がうまくいくはずです。



・今回のまとめ
押し付けようとするから、うまくいかなくなるのです。
「思いやり」と「押し付け」は違います。
心の束縛がとれるので、自分の可能性が広がっていくでしょう。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月24日金曜日

心配しなくても、引き合うものはごく自然に引き合っていくよ

こんにちは。上村です。


突然ですが、「人を食事に誘う」というのは、意外に難しいことがありますね。



友人ならともかく、片想いの異性が相手なら、なかなか言い出せないかもしれない。


そこで、「誘い方」を工夫する場合があります。



「仕事のことで話があるので、少し食事でもいかが?」などと言う。

確かに、誘いやすくなるでしょう。



でも問題はここからです。


「仕事のことで」と言っておきながら、いざ二人で食事をすると、途端にアプローチモードになる。



当然相手は困惑します。



仕事の話と思っていたら、根掘り葉掘りプライベートなことを聞かれて、イヤな気がする。



プライベートなことを聞かれるのがイヤなのではありません。



「仕事の話と言って誘ったのだから、仕事の話をしてよ」

ということですね。(笑)



何か相手の下心がわかって、変な気持ちになるのです。


次に誘われても、断ろうと思う。



どうでしょう。あなたはそのようなことはしていませんか?


別に恋愛事に限った話ではなく、色々な面でこんな失敗をしているかもしれません。



後に続かないのですね。


「信頼関係」というものができていないので、後に続いていかないのです。



もちろん相性もありますが、やはりそれも信頼関係があってのことです。


信頼がなければ、どんな関係も長続きしません。



ところが、今すぐに結果を出したい気持ちになって、大切なことを忘れてしまうのです。



「1分1秒でも早く、成果がほしい」と思う。


でもそのことが、逆に結果を遠ざけてしまうことがあります。



結果とは、先にあるものではありません。


しかるべき時に、自分が予期しないところで結果となります。



結果というのは、トータル的に判断すべきです。


今の不都合なことが、実は未来にとっていい結果をもたらすことがあります。



いくら立派な「計画表」を作っても、今を価値あるものにできなければ、無意味なものになってしまいます。



恋愛や人間関係もそうですね。


結果を心配しないで相手と向き合う「余裕」が、必要です。



自分の都合を押し付けようとすれば、物事は遠ざかっていくものです。


自分だって、誰かに押し付けられたら嫌ですよね。


それと同じです。


心配しなくても、引き合うものはごく自然に引き合っていきます。


もっと自然の力を信じるべきです。



・今回のまとめ
自然の力をもっと信じる。
それが余裕です。
余裕ある気持ちが、いい関係をもたらします。





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2020年7月19日日曜日

電話の向こうで「わしや」と言われた僕は、どうして名前を聞き返すことができなかったのか?

こんにちは。上村です。


僕が初めて職場に勤め始めた頃の、昔のお話です。



新人で、部署に配属前だった。

先輩から、「電話番をして」と言われました。


「無理して答える必要はないよ。取り次ぐだけでいいから」

と言われて安心しました。


何とかできそうです。


わからないことを聞かれても、「担当に替わります」と言えばいい。

比較的気楽な気分でやっていたのですね。



で、ある電話がかかってきました。


いきなり電話口で、「わしや、○○おるか?」と聞かれたのです。(関西なので関西弁)



僕は、驚きました。


だって、いきなり「わしや」と言われても、誰かわからない。


まさか「わしやさん」ではないだろうし、いったい誰なのか?



しかし、その電話主の声が、あまりにも堂々としていたのです。


まるで、「オレの名前を知っていて当然だ」と言わんばかりの口調。



当時僕は、新人の若者です。


電話の声に圧倒されて、名前も聞き返さず、「ちょっとお待ちください」と言ってしまったのです。



○○さんに取り次いだのですが、○○さんに「誰から?」と聞かれました。


しかし、僕は名前を聞いていなかったのです。


困りました。


「えっ、あの~、わしや・・・とおっしゃる方からです」

とわけのわからないことを言ってしまった。(笑)



後で知ったのですが、その電話主は職場の「偉いさん」らしい。

僕は入ったばかりなので、よく知らなかったのです。



それにしても、いくら職場内でも、電話をかけて名乗らないのはどういうわけか。

エラい人になると、「自分のことは誰でも知っている」と思うようになるのでしょうか。(笑)



それは相手のことだからともかくとして、問題は「どうして僕は名前を聞き返すことができなかったのか」ということですね。


相手があまりに強引な態度だったからです。

「聞き返す隙のないような言い方」だったから。



「オレの名前は当然知っているよな」的な雰囲気だったので、思わず何も言えなかったのです。


しかし、後で取り次いだ人に「誰から?」と聞かれ、返事に困ってしまったわけです。



これは自体は別にたいした話ではありませんが、こういうことは大きく言って「人生」にもあることですね。


「一時しのぎでごまかして、後で困ったことになること」が。



僕は相手の態度から、名前を聞き返したら、怒鳴られるような恐怖感を覚えました。


なので慌ててしまったのです。


人生でもあるでしょう。


一刻も早く不安から逃れたくて、姑息なことをしてしまう。


でも、その結果、後でもっとややこしいことになるのです。



傷つくことを恐れていたら、そのうち何もできなくなってしまいます。


恐怖などは、実体のないものです。



それこそ、「電話の向こうで怒鳴っている人」を想像するようなものです。


電話の向こうで何を言われようと、自分は決して傷つくことはないのですから。



・今回のまとめ
恐怖心のほとんどは、自分の勝手な思い込み。
傷つくことを恐れなくなれば、恐怖心は単なる幻影だと気づくでしょう。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

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2020年7月16日木曜日

別れを別角度から見ると、出会いにつながっている

こんにちは。上村です。


「別れ」というのは、誰の人生にもあります。


あなたも、いろいろな別れがあったでしょう。


「自分は出会いしか知らない」という人はいませんね。


誰もが人生途上で、「出会い」と「別れ」を経験します。



「出会いだけあれば幸せ」と思うかもしれませんが、そんなこともないのです。



変な例で恐縮ですが、毎日が「正月」ならどうなるでしょうか。


それはもう正月とは言えないわけで、めでたくも何ともない。


「出会いを大切にしよう」と思うのは、「別れ」があるからだと考えます。



自分の都合で「あれはいい、これは嫌」と思ってしまいがちですが、「人生の都合」というものがあります。


もっと高い視点から自分の状況を眺めてみると、また違って見えるに違いありません。



恋人に理不尽に別れを告げられ、ショックで立ち直れない人がいます。


もちろんそれは痛手です。とても辛いです。



でも難しいことですが、今の視点ではなく、「未来の視点」から眺めてみるとどうなるでしょうか?


「そのような相手と付き合いを続けなくてよかった」という見方もできるはずです。


今はそう思えなくても、きっと未来にそう思える時がやってくるはずです。


過ぎ去ったことに縛られる意識を切り替える。


「高い視点」からもう一度自分を眺めれば、それはきっとできると思います。



「迷路」を上空から眺めてみれば、たとえ出口がわからなくても、落ち着くことができます。


全体を見たからです。


過去もきっとそう。


そこにこだわっていては、迷路から抜け出すことはできません。



過去には意味がありました。


これからは、今を大切に、未来に向かって歩む。


その決意こそが、「全体を見る」ということにつながっていくと思います。



もちろん、それぞれの困難を決して軽く見ているわけではありません。


誰にも(もちろん僕にも)思い出したくない過去があります。


しかし、いつか正しい考え方を受け入れていく必要があります。


なぜなら、やはりそれが自分にとって「大切な教訓」だからです。



・今回のまとめ
高い視点に立って、もう一度自分の状況を眺めてみよう。
きっと今の状況が違って見えるはずです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

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2020年7月15日水曜日

迷いを吹っ切った時、きっと次の進展があるだろう

こんにちは。上村です。


以前、こんな男性がいました。


彼は車を持っています。

恋人を頻繁に家まで送っていく。


それはもちろんいいことです。



ただ彼女の自宅は遠い。彼の家から車で2時間くらいかかる。

要するに往復4時間ですね。


4時間も車を運転していたら、体力が消耗しますね。

安全のためにも、必ず途中休憩はいれるべき。


帰りは一人ですし、なおさら時間も長く感じたでしょう。


しかも彼が所有していた車は、マニュアル車(ミッション車)です。


もう最近は滅多に見ない車です。

オートマチック車よりも操作が複雑。


「クラッチ操作」というのがあります。


「いつも左足がつりそうになる」と彼は言っていた。

(クラッチ操作は左足でするので)


それはジョークかもしれませんが、いずれにしても相当な体力だと思いました。



でも彼は、特に「頑健な人」というわけでもないのです。


もし僕が、頻繁にそんなことをしろと言われたら、とてもできそうにありません。


「恋の力とは凄いものだ」と思った。


一種、信じられないくらいのエネルギーが出るのですね。



普段は気が弱いのに、「恋人のため」と思うと、途端に勇気百倍になる人もいます。


雑な性格の人が、急にマメになったりとか。



その力が「外に向かっているうち」はいいのです。


でも、例えば失恋して、エネルギーを使う対象がなくなった場合に、ややこしくなります。


エネルギーを使う対象がなくなって、茫然自失になる場合もあるでしょう。



いずれにしても時間が解決する問題ですが、中には自分から解決を遅らしている人もいます。


そのエネルギーが「自分自身に」向かう。


失恋のショックで、「誰も信じられない」といったネガティブな感情に向かうこともあります。



ここで大切なことがわかります。


恋人のために頑張ったことも、失恋後のネガティブな感情も、元々「エネルギーとしては同じ」です。


出方が違うだけですね。


片や「ポジティブなエネルギー」で、もう一方は「ネガティブなエネルギー」です。


恋は莫大なエネルギーがあるでしょう。


そのエネルギーを後ろ向きに使った時、「恋の果てしない悩み」になってしまうのです。



今は恋愛を例に出しましたが、もちろんそれだけではありません。


すべてのことに、「両面」があるのですね。


仕事で大きなプロジェクトを任される。

気合を入れて取り組みます。


その時は気持ちが高まっているでしょう。


ところが急に、そのプロジェクトから外されるようなことがあったらどうなるか?


仕事そのものにやる気を失うでしょう。


目標を見失って、ネガティブな感情が自分を振り回すようになるのです。



もちろん、難しい話ではありません。


例えば、もう一度恋愛で考えてみましょう。


恋の喜びも、恋の辛さも、「恋の両面」ということです。

せつなさがあるから喜びもある。


だったら、それを受け入れることが大切。



「恋人はこうあるべき」「相手は常に愛想よくするべき」「デートを断ってはいけない」などと考えていたらどうなるでしょうか?


押し付けがましい態度をしてしまうでしょう。


相手はそれを感じて、逃げ腰になるかもしれない。



エネルギーは正しく使うべきです。


いろいろなジレンマがあって当然です。


むしろジレンマこそが、いっそうの力を自分に与えてくれるでしょう。



大切なのは素朴な気持ち。相手のことが好きならそれでいい。


余計な心配をしたり、将来を考えて不安になったりするから、わけがわからなくなってしまうのですね。


「素朴な気持ち」を大切にしていこう。


そうすれば、物事は自然にいい方向に向かっていくでしょう。



・今回のまとめ
困った時こそ、本質を思い出すチャンス。
「本当の自分」がそこにあります。
迷いを吹っ切った時、次の展開が待っているものです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月13日月曜日

真実の「読心術」を身につける方法

こんにちは。上村です。


突然ですが、あなたは、学生時代にこんなご経験はないでしょうか。



授業中に、教室が騒がしい。


多くのクラスメートが、私語をしています。



すると、急に教師が黙り込みます。


(どうしたのだろう)と生徒は思う。



だんだん騒ぎが収まります。


しばらくするとシーンとします。



それを見計らって、また教師は授業を再開する。



黙り込んだのは、生徒を静かにさせる策ですね。


注意しても静かにならないので、こういう「作戦」をとるのです。



確かにガミガミ言うよりも効果的かもしれない。


でも問題もあります。


せっかく静かになっても、授業がおもしろくなければ、また騒がしくなるという。(笑)



そこで再度教師は黙り込む。
生徒は静かになる。


教師は話し出す
生徒は騒がしくなる


教師は黙り込む
生徒は静かになる


教師は話し出す
生徒は騒がしくなる


教師は黙り込む



・・・いつの間にか、授業は終わってしまった。

みたいな感じになるかもしれません。(笑)



ここで、「向上心のある教師」なら、きっとこう考えると思う。



「授業中に騒がしいのは、話がおもしろくないか、わかりにくいから。話をもっとおもしろく、わかりやすくしよう」



こう考える教師の授業は、きっといい授業になると思うのです。



しかし、逆の場合もあります。(その方が多いかもしれない)



「授業がうるさいのは、生徒の態度がなっていないから」と。


これでは、問題は一向に解決していかないですね。



「生徒は授業を真剣に聞くべきだ」と思っているのは、自分がそう思っているだけです。



もし全員が、どんな授業であろうと、どんな教師であろうと、真剣なまなざしを向けてくれて、真剣に聞いてくれるなら、教師はとても楽でしょう。



しかし、そんな状況で、いったいその教師がどこまで進歩するでしょうか。


その学校がどこまでよくなるでしょうか。




例えば、話はガラリと変わりますが、ある人が好きな異性にLINEを送るとします。


相手の歓心を得ようとしつこく送る。


相手は、わずらわしくなって反応しなくなります。


第一、好きでもない人から送られたものですし。



ところが返信がないと、自分が勝手に送っているにもかかわらず、相手のことを「けしからん」と思う人がいます。


「連絡したら返信すべき」という「べき」だけが頭にある。


肝心の自分の行為ついては、あまり考えないのです。


これでは、うまくいくはずもありません。



自分が一方的に送って、返信がないのを怒るのは、よく考えてみればワガママですよね。


そんな相手に出会ったら、きっとあなたも逃げたくなるでしょう。



ここで大切なことがわかります。


自分が「結果」と思っていることが、実は『原因』の場合があるのです。



さっきの授業の話で言えば、「教室が騒がしい(原因)→授業ができない(結果)」と考える。



しかし、実は「逆」かもしれません。


「授業がおもしろくない(原因)→教室が騒がしい(結果)」



教師としては受け入れたくない原因かもしれませんが、そこは思い切って、事実を直視すれば次につながっていきます。



LINEの一件もそうかもしれませんよ。



返信がない(原因)→不機嫌になる(結果) ×

不機嫌になる(原因)→返信がない(結果) ○


みたいな。



実は、ささいなことで不機嫌になったり、いじけてしまう気持ちが、相手を遠ざけているのかもしれないのです。



悩んでいる場合、えてして、原因と結果を「さかさま」にしていることが多いかもしれません。



あなたが結果と思っていることが、実は原因かもしれない。

あなたが原因と思っていることが、実は結果かもしれない。



逆転させて考えてみると、見えてくるものがありますね。




そういえば、僕が小学校時代、こんな友達がいた。


「オレって、両方の視力が、2.0なんだ」



凄いなと思ったのですが、よく考えてみると、それは身体的なことですね。



もちろん、視力がいいに越したことはありません。


でも、根本的に大切なのは、『心の視力』の方だと僕は思う。



心の視力には、メガネやコンタクトレンズを使うことはできません。


常に、自分自身の考え方が「視力」を決めていきます。



さっきの原因と結果の話のように、心の視力を鍛えれば、「見通し」がよくなります。


何か困ったことがあるなら、それは「心の視力を鍛える絶好のチャンス」と考える。



あなたの視野を広げ、新しい世界を見るチャンスです。


あなたの今の「やっかいなこと」は、きっと未来につながっていますよ。



どこにつながっているのか?


視界は、開いたり閉じたりしながら、少しずつ見えていくものです。


心配しなくても、あなたの今の明るい気持ちが、必ず環境を変えていくことでしょう。



・今回のまとめ
結果と思っていることが実は原因で、原因と思っていることが実は結果かもしれません。
困った時こそ、「心の視力」を鍛えるチャンスです。
その「視力」は、あなたの「見通し」を明るくしていきます。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

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2020年7月5日日曜日

相手に自分のことをアピールするのは、別に愛情とは関係がないから、そんなことはやめて素朴になればいい

こんにちは。上村です。


僕はキャベツをよく食べるのですが、ある時こんなことがありました。



スーパーに行くと、なぜかその日はキャベツがなかった。


(何で?)と思いました。



置き場を変えたのかと思ったのですが、やっぱりない。


『キャベツ太郎』というお菓子はありましたけどね。(笑)



品切れだったのです。


ないとなると、余計にほしくなるのが人情。


結局、別のスーパーで購入しました。



いつもは、たいして何も考えずキャベツを買っていたのです。


売られているのは当然。



ところがその日は、珍しくなかった。


いつもあるものがないと、余計にほしくなってきます。


こういう心理は、誰にでもあるでしょう。



こういった心理を利用して、好きな人を振り向かせようと思う人がいます。


いつも熱心にからんでいって、ある時にふと身を引く。


相手は(どうしたんだろう?)と思います。



うっとうしいくらいまとわりついていた人が、よそよそおしくなったのです。


今度は相手の方から、からんでくるようになる。


(しめしめ)と思うかもしれない。



しかしです。

こんなことで、本当に愛が成立するでしょうか?



そんなわけはありませんね。

よく考えてみるとわかります。



さっきのキャベツ話で考えてみましょう。


どうして僕がキャベツを意識したのかというと・・・元々好きだったからです。


それが急になくなったので、気になったわけです。


ここが重要な点ですね。



しつこい人が、急につれなくなっても、ちょっと気になる程度です。


別に相手のことが好きだから、気になるわけではありません。


むしろわずらわしさから解放されて、嬉しい気持ちになるはず。



小手先のことが大切なのではなく「本質」が大切です。


恋愛も人間関係も、駆け引きなどに引きずられてはいけません。


なぜなら、駆け引きは本質ではないから。


「作戦で好かれることなどない」ですね。



からむ→急にそっけなくする


相手の気持ちが多少揺らぐかもしれません。


でもそれは、別に恋愛感情とは関係ありません。


愛情とは別物です。



では、大切なことは何でしょうか?


それは、言うまでもなく「愛情」です。


至極当然のことですね。



真の愛情ならば、「振り向かせよう」ではなく、「自分を役立てよう」と思うものではないでしょうか。



もちろんこれは恋愛だけではなく、すべての関係においてそうです。


自分自身のことばかりにとらわれると、なかなか思いやりが発揮できないものです。



「あなたのことをこれだけ思っていますよ」としつこく相手にアピールする。


でも、「アピール」と「思いやり」は同じではありません。



宣伝などしなくても、愛情は現にあるのですから、それでいい。


素直に思いやりを発揮していけばいいだけですね。



複雑に考えすぎて、肝心なことを忘れている場合があります。


「忘れ去られる恐怖」で、相手を追い掛け回している人がいます。


もちろんそれは、思いやりとは何の関係もありません。



常に素朴でいい。


風がどこからともなく吹いてくるように、思いやりもどこからともなくやってくるものです。


あなたの思いやりも、自然に吹かせていけばいいのです。



・今回のまとめ
風がどこからともなく吹いてくるように、思いやりもどこからともなくやってくるもの。
あなたの「自然」を大切に。





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2020年7月3日金曜日

誰かがあなたに好意を持っていますよ

こんにちは。上村です。


「自分は誰からも注目されない」

と嘆いている人がいるかもしれません。



誰も気にかけてくれないし、いつも軽く扱われる。

「無視されているみたい」と、悲しい気持ちになる。



しかしです。

「無視されている」というのは、思い込みです。


どこかで誰かが、あなたのことを見ているはず。



「どこかで誰かが見ている」と言っても、ヘンな意味ではありませんよ。


また、あら探しをしているわけでもないのです。



好意を持って見てくれています。



「その好意を持ってくれている人は、誰?」

と知りたいところですね。



でも無理して知る必要はないのです。

縁があれば、そのうち仲良くなるでしょう。



不思議なことを言っているようですが、そんなことはありません。


過去を振り返って、「意外な人から注目されていた」というご経験があるのではないでしょうか。


僕自身の体験でも、そういうことはありました。


意外な人が、僕に好意を持ってくれていたのです。



僕は見てくれがいいわけではないし、何か才能があるわけでもありません。


それでも、相手は好意を持ってくれていたのです。



誰もが愛される存在です。



だから、アクセクする必要はないのですよ。



「誰かが自分に好意を持ってくれている」

と信じればいいわけです。



それは人間関係の真実なのですから。

ここに「出会い」の本質があります。



「自分は、この人から見つめられたいんだ」

と特定の人への思いもあるかもしれません。



でも、その場合だって、大きな意味で「愛されている実感」というのが必要です。


自分は愛される存在だと自信を持てば、きっと相手に幸せを与えることもできるでしょう。



人は、出会いや幸せを求めるわりには、そういった本質的なことをないがしろにしている場合があります。



誰もが愛される存在です。


それが本質です。



そこをしっかり意識していくことが大切です。



・今回のまとめ
愛がある自覚。
それが自分にも相手にも、幸せを与えていく原動力になるでしょう。





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2020年7月2日木曜日

ややこしくなった関係を、元通りにする方法

こんにちは。上村です。


『陰謀論』というものがありますね。


「事件の陰に陰謀あり」みたいな。



大事件になればなるほど、陰謀のウワサがどこからともなく出てくることがあります。


「実は陰で○○が操っているのだ」とか。



そういえば、僕は以前にこんな経験をしました。


後輩と食事をしたのですね。


後輩の方から誘ってきたので、てっきり割り勘だと思った。



ところが、後輩はあまりお金を払う気はなさそう。


仕方がないので、後輩の分も払いました。


これは後輩の陰謀でしょうか。



後輩の分の食事代は600円。


ささやかな陰謀だ。



まあ、それはともかく、例えば歴史上でも多くの「怪事件」がありましたね。


その都度「陰謀論」が語られてきたのです。


しかし、多くは憶測に過ぎなかった。



そう考えたら、さっきの食事の件も、「後輩の陰謀」は僕の思い過ごしかもしれない。


僕自身が、「先輩がおごるもの」という感覚があったせいかもしれない。


彼は別に、そんな意図はなく誘ったのでしょう。




恋愛にも、こういうことがありますね。


こんな想像をしてみましょう。


突如、恋人にフラれた男性がいるとします。


彼は「なぜ自分がフラれたのか」理由がわからない。


そこで彼は考える。

「背後に誰かの陰謀があるに違いない」



陰謀というと大げさですが、誰かが自分のことを貶めたと思ったのです。

「同僚の○○が、彼女に余計なことを言ったに違いない」



彼は、その○○と仲が悪い


「何であんな奴と付き合うんだよ」とか、そんな中傷。


「オレがフラれたのは奴のせい」

と彼は思い込みます。



しかし実際は、そんな事実はないのです。


完全に彼の思い過ごし。


まあ、通常ならここまで思い込みをすることはないでしょう。


しかし同僚がそういったことをいかにもしそうなタイプでしたら、あらぬ疑いを抱いてしまうこともあるかもしれません。



実は僕自身、恥ずかしながら、かつてこのような経験をしたことがあるのです。


同じ職場の好きな女性が、急に冷たくなったのです。

理由がよくわかりません。


そこで考えたのは、ある職場の同僚。

僕は彼とうまくいっていませんでした。


彼は、口が悪くぞんざいなタイプ。


「きっとあいつがいらぬことを言ったに違いない」

と僕は思ってしまった。



そう考える根拠があったのです。


しかしそれは全くの誤解でした。



いずれにしても、説明のつかないことに出会ったら、注意が必要ですね。


それは「疑心暗鬼の元」になるからです。

「陰謀論」もそこから出てきます。


しかし、事態は、考えているよりいたってシンプルなことが多い。



噂や疑心暗鬼で、自分をいっそう苦しめている人がいます。


しかしその疑心暗鬼そのものが、関係に悪影響を与えています。



被害妄想が関係を壊していく。


恋愛も人間関係も、今一度「出会った頃の時」を思い出すことです。


純粋な気持ちになれば、関係もまた、余計な垢が落とされて壁がとれていくに違いありません。



・今回のまとめ
関係がややこしくなっているのではありません。
自分自身が、ややこしくなっていることが多いのです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月1日水曜日

考え過ぎないで、素直に大切なことをすればいい

こんにちは。上村です。


こんな話を考えてみましょう。


「A君」という人がいます。


A君には、好きな女性がいます。


彼女と、食事をする約束をしました。



心配性のA君は、初めて行く店なので、入念な「下調べ」をします。


どんなメニューがあるか、何がおいしいか、リサーチする。


実際に事前に行って、そこで食事をしてみるのです。


「場所の確認」も兼ねています。



駅からどれぐらいかかるか。

どの道を行ったらいいか。


道での会話はどうすべきか。

店ではどのような会話をするか。



シュミレーションを、完璧にします。



食事をするくらいでここまで苦労するのもあれですが、でも気持ちはわかります。


好きな人の前で、失敗はしたくない。


自分が誘っておいて、何も知らないなら、相手が失望するかもしれない。


それを避けるべく、事前計画をしっかりする。




さて、リサーチも「完璧」で、食事当日を迎えます。


彼女と待ち合わせをして、その店に行く。


そこまではいいのです。


店の前まで来ました。


すると、彼は「あっ」と思った。


「とんでもないこと」がわかったのです。



その日、お店は定休日



A君は愕然とします。事前にちゃんと調べたつもりなのに・・・。


肝心な「店の定休日」の確認をしていなかったのです。



「自分ならそんなミスはしない」と思うかもしれません。



でも、別にこういったことではなくても、誰でも過去に似たような失敗をしたことがあるはずなのです。



どうしてこんな「チグハグ」なこと起こってしまったのでしょうか?



彼は、あまりにも心配し過ぎたのですね。

失敗を恐れ過ぎたのです。


誰でも失敗は嫌ですが、彼は警戒の度が過ぎました。



それで目が曇って、かえって「肝心なところ」を意識できなかったのです。


細かいことばかりを気にしていたのです。



どんなメニューがあるか、「ハプニング」も楽しみながら食事をすればいいだけのことです。


「すべて知っていなければならない」というのは、彼の思い込み。


気の回し過ぎは、相手も自分も疲れてしまいます。



楽しむために行くのであって、気を遣うために行くのではないからです。



もちろん計画は大切でしょう。下調べも必要でしょう。


しかし、「何でもすべて」というわけにはいきません。



ささいなことにこだわり過ぎて、「本質をないがしろにしてはいけない」ということですね。



もちろん、食事くらいはたいした問題ではありません。


他の店に行けばいいだけのことですから。


これは、わかりやすい例として出しただけです。



問題は、こういった姿勢が「人生そのもの」に及んでくる場合です。


心配し過ぎて、肝心なことがないがしろになってしまう場合です。


本質を見失ってしまうのです。



大切なのは、本質です。


期待が大きいと、それに比例して、不安も大きくなることがあります。


不安に押しつぶされて、自分でもわけがわらなくなる時があります。



そんな時こそ、「最も優先すべきは何か」を常に意識しておくことです。


人間関係もそうですね。



例えば、職場の人間関係に苦しんでいる人がいます。


「職場の人間関係が苦痛でたまらない」

そんな人もいるでしょう。



しかしです。


「職場」には、何をしに行っているのでしょうか?


それは仕事をしに行っています。


だったら、余計なことは考えず、すべきことをしていくことです。


自分ができることをしていくこと。


「本質」を大切にすれば、きっと後のものはついてきます。



人間関係というのは、いつか変化していきます。


自分が懸命に物事に取り組んでいく中で、また人間関係も変わっていくでしょう。


道もまた、必ず開けていくはずです。



・今回のまとめ
「本質」とは、自分自身を活かしていくこと。
誠実な気持ちは、いつか必ず実を結んでいくことでしょう。
何も心配することはありません。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

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あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。