2020年8月6日木曜日

完璧な自分でなくても愛されるから、心配ないよ

こんにちは。上村です。


僕が若い頃のお話です。


ある時期、体重がとても増えたことがありました。


外食が多かったせいかもしれません。



自分ではたいして気にしていなかったのです。


でもある時、自分の学生時代の写真を見て驚いた。


全然違っていたからです。



学生時代は、比較的痩せていたのですね。


そうなると、自分の今の姿に不満に感じるようになりました。



「痩せた自分はもっと格好いいんだ」

と誰かに言いたくなった。(別に昔が格好良かったわけではありません)



痩せているから格好いいということでもないのですが、その時はそう思ったのですね。


すると不思議なものです。


今までたいして気にしていなかったのに、誰かに「おや最近太ったんじゃないの?」と言われると、気になってしまうようになったのです。



「いや、痩せればもっと格好いいんだよ」

と思いたくなってしまったのです。



ひょっとすると、あなたにも、似たようなことがあるかもしれません。



例えば、「髪型がキマらない」「肌の調子が悪い」「服装が気に入らない」「スタイルに自信がない」・・・だから人に会いたくない。



もちろん、会いたくないなら会わなくてもいいのです。


でも、いつもそういうわけにいかないこともあるでしょう。



例えば、好きな異性ができて、いっしょに食事に行くとします。


「今日は服装が決まらないので、食事には行けない」

となったら、ずっと行けないままになってしまう。



自分の姿に100%満足する時など、ないでしょう。



ファッションショーに出演するわけでもないのですから、ある程度で見切りをつけねばなりません。




さっきの「僕の話」に戻りましょう。


やせ型でもふっくら型でも、別にどっちでもいいのです。


健康体であるなら、無理に痩せる必要もないでしょう。



ところが、ある時(体重を落としたい)と強く思うようになったのですね。


その思いが強くなると、「痩せている自分」ばかり意識してしまう。



理想の体型を「本来あるべき自分の姿」だと思うようになる。(あくまで見た目だけのことなのですが)



ここまではいいにしても、それがだんだん極端な気持ちになっていった。


「太っている自分」が嫌になってきたのです。


(これは自分本来の姿ではない)と思う。


そうなると、人に会うのが嫌になってきたのです。



好きな異性に会うのも辛くなった。


好きな人には「ベストの自分」を見せたいもの。


だからオシャレもするのでしょう。



でもそれが行き過ぎると、(体重を3キロ落としてから好きな人に会おう)とか思うようになる。



すると、好きな人に会うのがどんどん先になります。


そんな「完璧な自分」など、どこにもないからです。



自分で勝手に辛くなっているのです。


「完璧な自分を見せたい」と思い過ぎるからそうなる。


これは見た目というよりも、精神的なことだと僕は思います。



「自信を得てから行動しよう」

と思ったら、いつまで経っても行動できませんね。



自信満々の時など、いくら待ってもやってこないからです。


行動していく中で、確信や自信が芽生えていくものなのですから。



完璧主義に陥っている人は、今の自分を「低く評価しがち」です。


他人がそう思っているのではありません。自分がそう思い込んでいるのです。



向上心はいいのですが、それをネガティブな方向に使ってはいけないのですね。


今の自分は、今の自分なのですから、背伸びをする必要もありません。


そのままを見てもらえばいいのですね。



今の自分を認めていけば、その「向上心」はもっと正しい方向に発揮していけるはずです。



・今回のまとめ
向上心とは、完璧な自分を見せることではありません。
今の自分を役立てていくことが、本当の向上心です。
本当の向上心が、道を開きます。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月25日土曜日

苦しい時間を愛される時間に変えていく方法

こんにちは。上村です。


あなたは、「走ること」が得意でしょうか?


僕はかなり苦手です。



学生時代、体育の授業で「15分完走」というのがありました。


「グラウンドを15分間走り続ける」というもの。


競争ではないので、気持ちは楽ですが、でも僕は持久走が苦手。


走るのが得意な人なら、何でもない時間でしょう。

でも、僕にとっては極めて長い時間です。


いつまで経っても、終了の笛が鳴らない。



「絶対15分過ぎているのに、それ以上走らせようとしている」

と教師の陰謀を疑いました。(笑)



でも時間の長さって、感じ方によってかなり違いますね。


授業時間は同じでも、苦手やよくわからない授業は、とりわけ長く感じます。



学生時代の授業といえば、こんなこともありました。


ある数学教師がいたのですが、その教師は数学の時間に「漢字テスト」をするのです。


本人はジョークのつもりなのでしょうが、木枯らしのごとく「寒い雰囲気」が教室に漂ったもの。



僕は数学も漢字も苦手だったので(笑)、この授業は極めて長く感じましたね。


まあその教師も、何とか笑いをとりたいと思っていたのでしょう。


しかし、教師ですから、笑いよりも前に教え方を磨くべきなのは当然。



数学もそうですが、人間的な部分もそうですね。


その先生は、肝心の授業がわかりにくかった。



例えば、好きな異性といっしょにいる時間は、極めて短く感じるものですね。


1時間など、あっという間です。


わけのわからない授業の1時間は永遠のごとく長く、好きなことの1時間は一瞬のごとく短いのです。




職場で考えてみましょう。


ある社員は、自分の裁量で仕事を進めることができます。


しかし、そうではない社員はたくさんいます。


命じられるまま、おもしろくないけどしている人もいます。



あるいは、仕事自体は好きでも人間関係がうまくいかず、気持ちが萎えている人もいるかもしれません。



時間は同じでも、自分からしているのと、強制されてしているのとでは、長さの感じ方が違います。


楽しい時間はすぐ過ぎますが、苦手な同僚との仕事はとても長く感じる。



なので、

「自分がこれだけできるのだから、君もできるはずだ」

というのは、おかしいのですね。



自分が長い時間仕事をしているからといって、他人に同じことを求めるのは、違うのです。


労働時間は同じでも、心は違うからです。

人間がロボットなら別ですが、そうではありません。


それぞれ置かれた環境があり、画一的に考えることはできません。


それに長い時間会社にいるからといって、イコール仕事熱心というわけでもありません。



押し付けをやめたら、物事は意外なほどうまくいくようになりますよ。


「押しが弱いから、自分は軽く見られる」

と考えがちですが、実はそんなことは決してありません。


押し付けようとするから敬遠されるのです。

「思いやり」と「押し付け」は関係ありません。


押し付けをやめれば、自分の心の束縛もとれます。


心のクサリがとれて、自分の持つ可能性を広げることができます。



「現代の奴隷解放宣言」を自分自身にしていきたいですね。


そうすれば、他人に対しても寛容になるでしょう。


心地いい時間が早く流れるように、自分の時間も充実していくでしょう。


今よりずっと物事がうまくいくはずです。



・今回のまとめ
押し付けようとするから、うまくいかなくなるのです。
「思いやり」と「押し付け」は違います。
心の束縛がとれるので、自分の可能性が広がっていくでしょう。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月24日金曜日

心配しなくても、引き合うものはごく自然に引き合っていくよ

こんにちは。上村です。


突然ですが、「人を食事に誘う」というのは、意外に難しいことがありますね。



友人ならともかく、片想いの異性が相手なら、なかなか言い出せないかもしれない。


そこで、「誘い方」を工夫する場合があります。



「仕事のことで話があるので、少し食事でもいかが?」などと言う。

確かに、誘いやすくなるでしょう。



でも問題はここからです。


「仕事のことで」と言っておきながら、いざ二人で食事をすると、途端にアプローチモードになる。



当然相手は困惑します。



仕事の話と思っていたら、根掘り葉掘りプライベートなことを聞かれて、イヤな気がする。



プライベートなことを聞かれるのがイヤなのではありません。



「仕事の話と言って誘ったのだから、仕事の話をしてよ」

ということですね。(笑)



何か相手の下心がわかって、変な気持ちになるのです。


次に誘われても、断ろうと思う。



どうでしょう。あなたはそのようなことはしていませんか?


別に恋愛事に限った話ではなく、色々な面でこんな失敗をしているかもしれません。



後に続かないのですね。


「信頼関係」というものができていないので、後に続いていかないのです。



もちろん相性もありますが、やはりそれも信頼関係があってのことです。


信頼がなければ、どんな関係も長続きしません。



ところが、今すぐに結果を出したい気持ちになって、大切なことを忘れてしまうのです。



「1分1秒でも早く、成果がほしい」と思う。


でもそのことが、逆に結果を遠ざけてしまうことがあります。



結果とは、先にあるものではありません。


しかるべき時に、自分が予期しないところで結果となります。



結果というのは、トータル的に判断すべきです。


今の不都合なことが、実は未来にとっていい結果をもたらすことがあります。



いくら立派な「計画表」を作っても、今を価値あるものにできなければ、無意味なものになってしまいます。



恋愛や人間関係もそうですね。


結果を心配しないで相手と向き合う「余裕」が、必要です。



自分の都合を押し付けようとすれば、物事は遠ざかっていくものです。


自分だって、誰かに押し付けられたら嫌ですよね。


それと同じです。


心配しなくても、引き合うものはごく自然に引き合っていきます。


もっと自然の力を信じるべきです。



・今回のまとめ
自然の力をもっと信じる。
それが余裕です。
余裕ある気持ちが、いい関係をもたらします。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月19日日曜日

電話の向こうで「わしや」と言われた僕は、どうして名前を聞き返すことができなかったのか?

こんにちは。上村です。


僕が初めて職場に勤め始めた頃の、昔のお話です。



新人で、部署に配属前だった。

先輩から、「電話番をして」と言われました。


「無理して答える必要はないよ。取り次ぐだけでいいから」

と言われて安心しました。


何とかできそうです。


わからないことを聞かれても、「担当に替わります」と言えばいい。

比較的気楽な気分でやっていたのですね。



で、ある電話がかかってきました。


いきなり電話口で、「わしや、○○おるか?」と聞かれたのです。(関西なので関西弁)



僕は、驚きました。


だって、いきなり「わしや」と言われても、誰かわからない。


まさか「わしやさん」ではないだろうし、いったい誰なのか?



しかし、その電話主の声が、あまりにも堂々としていたのです。


まるで、「オレの名前を知っていて当然だ」と言わんばかりの口調。



当時僕は、新人の若者です。


電話の声に圧倒されて、名前も聞き返さず、「ちょっとお待ちください」と言ってしまったのです。



○○さんに取り次いだのですが、○○さんに「誰から?」と聞かれました。


しかし、僕は名前を聞いていなかったのです。


困りました。


「えっ、あの~、わしや・・・とおっしゃる方からです」

とわけのわからないことを言ってしまった。(笑)



後で知ったのですが、その電話主は職場の「偉いさん」らしい。

僕は入ったばかりなので、よく知らなかったのです。



それにしても、いくら職場内でも、電話をかけて名乗らないのはどういうわけか。

エラい人になると、「自分のことは誰でも知っている」と思うようになるのでしょうか。(笑)



それは相手のことだからともかくとして、問題は「どうして僕は名前を聞き返すことができなかったのか」ということですね。


相手があまりに強引な態度だったからです。

「聞き返す隙のないような言い方」だったから。



「オレの名前は当然知っているよな」的な雰囲気だったので、思わず何も言えなかったのです。


しかし、後で取り次いだ人に「誰から?」と聞かれ、返事に困ってしまったわけです。



これは自体は別にたいした話ではありませんが、こういうことは大きく言って「人生」にもあることですね。


「一時しのぎでごまかして、後で困ったことになること」が。



僕は相手の態度から、名前を聞き返したら、怒鳴られるような恐怖感を覚えました。


なので慌ててしまったのです。


人生でもあるでしょう。


一刻も早く不安から逃れたくて、姑息なことをしてしまう。


でも、その結果、後でもっとややこしいことになるのです。



傷つくことを恐れていたら、そのうち何もできなくなってしまいます。


恐怖などは、実体のないものです。



それこそ、「電話の向こうで怒鳴っている人」を想像するようなものです。


電話の向こうで何を言われようと、自分は決して傷つくことはないのですから。



・今回のまとめ
恐怖心のほとんどは、自分の勝手な思い込み。
傷つくことを恐れなくなれば、恐怖心は単なる幻影だと気づくでしょう。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月16日木曜日

別れを別角度から見ると、出会いにつながっている

こんにちは。上村です。


「別れ」というのは、誰の人生にもあります。


あなたも、いろいろな別れがあったでしょう。


「自分は出会いしか知らない」という人はいませんね。


誰もが人生途上で、「出会い」と「別れ」を経験します。



「出会いだけあれば幸せ」と思うかもしれませんが、そんなこともないのです。



変な例で恐縮ですが、毎日が「正月」ならどうなるでしょうか。


それはもう正月とは言えないわけで、めでたくも何ともない。


「出会いを大切にしよう」と思うのは、「別れ」があるからだと考えます。



自分の都合で「あれはいい、これは嫌」と思ってしまいがちですが、「人生の都合」というものがあります。


もっと高い視点から自分の状況を眺めてみると、また違って見えるに違いありません。



恋人に理不尽に別れを告げられ、ショックで立ち直れない人がいます。


もちろんそれは痛手です。とても辛いです。



でも難しいことですが、今の視点ではなく、「未来の視点」から眺めてみるとどうなるでしょうか?


「そのような相手と付き合いを続けなくてよかった」という見方もできるはずです。


今はそう思えなくても、きっと未来にそう思える時がやってくるはずです。


過ぎ去ったことに縛られる意識を切り替える。


「高い視点」からもう一度自分を眺めれば、それはきっとできると思います。



「迷路」を上空から眺めてみれば、たとえ出口がわからなくても、落ち着くことができます。


全体を見たからです。


過去もきっとそう。


そこにこだわっていては、迷路から抜け出すことはできません。



過去には意味がありました。


これからは、今を大切に、未来に向かって歩む。


その決意こそが、「全体を見る」ということにつながっていくと思います。



もちろん、それぞれの困難を決して軽く見ているわけではありません。


誰にも(もちろん僕にも)思い出したくない過去があります。


しかし、いつか正しい考え方を受け入れていく必要があります。


なぜなら、やはりそれが自分にとって「大切な教訓」だからです。



・今回のまとめ
高い視点に立って、もう一度自分の状況を眺めてみよう。
きっと今の状況が違って見えるはずです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月15日水曜日

迷いを吹っ切った時、きっと次の進展があるだろう

こんにちは。上村です。


以前、こんな男性がいました。


彼は車を持っています。

恋人を頻繁に家まで送っていく。


それはもちろんいいことです。



ただ彼女の自宅は遠い。彼の家から車で2時間くらいかかる。

要するに往復4時間ですね。


4時間も車を運転していたら、体力が消耗しますね。

安全のためにも、必ず途中休憩はいれるべき。


帰りは一人ですし、なおさら時間も長く感じたでしょう。


しかも彼が所有していた車は、マニュアル車(ミッション車)です。


もう最近は滅多に見ない車です。

オートマチック車よりも操作が複雑。


「クラッチ操作」というのがあります。


「いつも左足がつりそうになる」と彼は言っていた。

(クラッチ操作は左足でするので)


それはジョークかもしれませんが、いずれにしても相当な体力だと思いました。



でも彼は、特に「頑健な人」というわけでもないのです。


もし僕が、頻繁にそんなことをしろと言われたら、とてもできそうにありません。


「恋の力とは凄いものだ」と思った。


一種、信じられないくらいのエネルギーが出るのですね。



普段は気が弱いのに、「恋人のため」と思うと、途端に勇気百倍になる人もいます。


雑な性格の人が、急にマメになったりとか。



その力が「外に向かっているうち」はいいのです。


でも、例えば失恋して、エネルギーを使う対象がなくなった場合に、ややこしくなります。


エネルギーを使う対象がなくなって、茫然自失になる場合もあるでしょう。



いずれにしても時間が解決する問題ですが、中には自分から解決を遅らしている人もいます。


そのエネルギーが「自分自身に」向かう。


失恋のショックで、「誰も信じられない」といったネガティブな感情に向かうこともあります。



ここで大切なことがわかります。


恋人のために頑張ったことも、失恋後のネガティブな感情も、元々「エネルギーとしては同じ」です。


出方が違うだけですね。


片や「ポジティブなエネルギー」で、もう一方は「ネガティブなエネルギー」です。


恋は莫大なエネルギーがあるでしょう。


そのエネルギーを後ろ向きに使った時、「恋の果てしない悩み」になってしまうのです。



今は恋愛を例に出しましたが、もちろんそれだけではありません。


すべてのことに、「両面」があるのですね。


仕事で大きなプロジェクトを任される。

気合を入れて取り組みます。


その時は気持ちが高まっているでしょう。


ところが急に、そのプロジェクトから外されるようなことがあったらどうなるか?


仕事そのものにやる気を失うでしょう。


目標を見失って、ネガティブな感情が自分を振り回すようになるのです。



もちろん、難しい話ではありません。


例えば、もう一度恋愛で考えてみましょう。


恋の喜びも、恋の辛さも、「恋の両面」ということです。

せつなさがあるから喜びもある。


だったら、それを受け入れることが大切。



「恋人はこうあるべき」「相手は常に愛想よくするべき」「デートを断ってはいけない」などと考えていたらどうなるでしょうか?


押し付けがましい態度をしてしまうでしょう。


相手はそれを感じて、逃げ腰になるかもしれない。



エネルギーは正しく使うべきです。


いろいろなジレンマがあって当然です。


むしろジレンマこそが、いっそうの力を自分に与えてくれるでしょう。



大切なのは素朴な気持ち。相手のことが好きならそれでいい。


余計な心配をしたり、将来を考えて不安になったりするから、わけがわからなくなってしまうのですね。


「素朴な気持ち」を大切にしていこう。


そうすれば、物事は自然にいい方向に向かっていくでしょう。



・今回のまとめ
困った時こそ、本質を思い出すチャンス。
「本当の自分」がそこにあります。
迷いを吹っ切った時、次の展開が待っているものです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。





2020年7月13日月曜日

真実の「読心術」を身につける方法

こんにちは。上村です。


突然ですが、あなたは、学生時代にこんなご経験はないでしょうか。



授業中に、教室が騒がしい。


多くのクラスメートが、私語をしています。



すると、急に教師が黙り込みます。


(どうしたのだろう)と生徒は思う。



だんだん騒ぎが収まります。


しばらくするとシーンとします。



それを見計らって、また教師は授業を再開する。



黙り込んだのは、生徒を静かにさせる策ですね。


注意しても静かにならないので、こういう「作戦」をとるのです。



確かにガミガミ言うよりも効果的かもしれない。


でも問題もあります。


せっかく静かになっても、授業がおもしろくなければ、また騒がしくなるという。(笑)



そこで再度教師は黙り込む。
生徒は静かになる。


教師は話し出す
生徒は騒がしくなる


教師は黙り込む
生徒は静かになる


教師は話し出す
生徒は騒がしくなる


教師は黙り込む



・・・いつの間にか、授業は終わってしまった。

みたいな感じになるかもしれません。(笑)



ここで、「向上心のある教師」なら、きっとこう考えると思う。



「授業中に騒がしいのは、話がおもしろくないか、わかりにくいから。話をもっとおもしろく、わかりやすくしよう」



こう考える教師の授業は、きっといい授業になると思うのです。



しかし、逆の場合もあります。(その方が多いかもしれない)



「授業がうるさいのは、生徒の態度がなっていないから」と。


これでは、問題は一向に解決していかないですね。



「生徒は授業を真剣に聞くべきだ」と思っているのは、自分がそう思っているだけです。



もし全員が、どんな授業であろうと、どんな教師であろうと、真剣なまなざしを向けてくれて、真剣に聞いてくれるなら、教師はとても楽でしょう。



しかし、そんな状況で、いったいその教師がどこまで進歩するでしょうか。


その学校がどこまでよくなるでしょうか。




例えば、話はガラリと変わりますが、ある人が好きな異性にLINEを送るとします。


相手の歓心を得ようとしつこく送る。


相手は、わずらわしくなって反応しなくなります。


第一、好きでもない人から送られたものですし。



ところが返信がないと、自分が勝手に送っているにもかかわらず、相手のことを「けしからん」と思う人がいます。


「連絡したら返信すべき」という「べき」だけが頭にある。


肝心の自分の行為ついては、あまり考えないのです。


これでは、うまくいくはずもありません。



自分が一方的に送って、返信がないのを怒るのは、よく考えてみればワガママですよね。


そんな相手に出会ったら、きっとあなたも逃げたくなるでしょう。



ここで大切なことがわかります。


自分が「結果」と思っていることが、実は『原因』の場合があるのです。



さっきの授業の話で言えば、「教室が騒がしい(原因)→授業ができない(結果)」と考える。



しかし、実は「逆」かもしれません。


「授業がおもしろくない(原因)→教室が騒がしい(結果)」



教師としては受け入れたくない原因かもしれませんが、そこは思い切って、事実を直視すれば次につながっていきます。



LINEの一件もそうかもしれませんよ。



返信がない(原因)→不機嫌になる(結果) ×

不機嫌になる(原因)→返信がない(結果) ○


みたいな。



実は、ささいなことで不機嫌になったり、いじけてしまう気持ちが、相手を遠ざけているのかもしれないのです。



悩んでいる場合、えてして、原因と結果を「さかさま」にしていることが多いかもしれません。



あなたが結果と思っていることが、実は原因かもしれない。

あなたが原因と思っていることが、実は結果かもしれない。



逆転させて考えてみると、見えてくるものがありますね。




そういえば、僕が小学校時代、こんな友達がいた。


「オレって、両方の視力が、2.0なんだ」



凄いなと思ったのですが、よく考えてみると、それは身体的なことですね。



もちろん、視力がいいに越したことはありません。


でも、根本的に大切なのは、『心の視力』の方だと僕は思う。



心の視力には、メガネやコンタクトレンズを使うことはできません。


常に、自分自身の考え方が「視力」を決めていきます。



さっきの原因と結果の話のように、心の視力を鍛えれば、「見通し」がよくなります。


何か困ったことがあるなら、それは「心の視力を鍛える絶好のチャンス」と考える。



あなたの視野を広げ、新しい世界を見るチャンスです。


あなたの今の「やっかいなこと」は、きっと未来につながっていますよ。



どこにつながっているのか?


視界は、開いたり閉じたりしながら、少しずつ見えていくものです。


心配しなくても、あなたの今の明るい気持ちが、必ず環境を変えていくことでしょう。



・今回のまとめ
結果と思っていることが実は原因で、原因と思っていることが実は結果かもしれません。
困った時こそ、「心の視力」を鍛えるチャンスです。
その「視力」は、あなたの「見通し」を明るくしていきます。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。