2020年7月15日水曜日

迷いを吹っ切った時、きっと次の進展があるだろう

こんにちは。上村です。


以前、こんな男性がいました。


彼は車を持っています。

恋人を頻繁に家まで送っていく。


それはもちろんいいことです。



ただ彼女の自宅は遠い。彼の家から車で2時間くらいかかる。

要するに往復4時間ですね。


4時間も車を運転していたら、体力が消耗しますね。

安全のためにも、必ず途中休憩はいれるべき。


帰りは一人ですし、なおさら時間も長く感じたでしょう。


しかも彼が所有していた車は、マニュアル車(ミッション車)です。


もう最近は滅多に見ない車です。

オートマチック車よりも操作が複雑。


「クラッチ操作」というのがあります。


「いつも左足がつりそうになる」と彼は言っていた。

(クラッチ操作は左足でするので)


それはジョークかもしれませんが、いずれにしても相当な体力だと思いました。



でも彼は、特に「頑健な人」というわけでもないのです。


もし僕が、頻繁にそんなことをしろと言われたら、とてもできそうにありません。


「恋の力とは凄いものだ」と思った。


一種、信じられないくらいのエネルギーが出るのですね。



普段は気が弱いのに、「恋人のため」と思うと、途端に勇気百倍になる人もいます。


雑な性格の人が、急にマメになったりとか。



その力が「外に向かっているうち」はいいのです。


でも、例えば失恋して、エネルギーを使う対象がなくなった場合に、ややこしくなります。


エネルギーを使う対象がなくなって、茫然自失になる場合もあるでしょう。



いずれにしても時間が解決する問題ですが、中には自分から解決を遅らしている人もいます。


そのエネルギーが「自分自身に」向かう。


失恋のショックで、「誰も信じられない」といったネガティブな感情に向かうこともあります。



ここで大切なことがわかります。


恋人のために頑張ったことも、失恋後のネガティブな感情も、元々「エネルギーとしては同じ」です。


出方が違うだけですね。


片や「ポジティブなエネルギー」で、もう一方は「ネガティブなエネルギー」です。


恋は莫大なエネルギーがあるでしょう。


そのエネルギーを後ろ向きに使った時、「恋の果てしない悩み」になってしまうのです。



今は恋愛を例に出しましたが、もちろんそれだけではありません。


すべてのことに、「両面」があるのですね。


仕事で大きなプロジェクトを任される。

気合を入れて取り組みます。


その時は気持ちが高まっているでしょう。


ところが急に、そのプロジェクトから外されるようなことがあったらどうなるか?


仕事そのものにやる気を失うでしょう。


目標を見失って、ネガティブな感情が自分を振り回すようになるのです。



もちろん、難しい話ではありません。


例えば、もう一度恋愛で考えてみましょう。


恋の喜びも、恋の辛さも、「恋の両面」ということです。

せつなさがあるから喜びもある。


だったら、それを受け入れることが大切。



「恋人はこうあるべき」「相手は常に愛想よくするべき」「デートを断ってはいけない」などと考えていたらどうなるでしょうか?


押し付けがましい態度をしてしまうでしょう。


相手はそれを感じて、逃げ腰になるかもしれない。



エネルギーは正しく使うべきです。


いろいろなジレンマがあって当然です。


むしろジレンマこそが、いっそうの力を自分に与えてくれるでしょう。



大切なのは素朴な気持ち。相手のことが好きならそれでいい。


余計な心配をしたり、将来を考えて不安になったりするから、わけがわからなくなってしまうのですね。


「素朴な気持ち」を大切にしていこう。


そうすれば、物事は自然にいい方向に向かっていくでしょう。



・今回のまとめ
困った時こそ、本質を思い出すチャンス。
「本当の自分」がそこにあります。
迷いを吹っ切った時、次の展開が待っているものです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
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今すぐ、「真理」を知ってください。