2020年7月1日水曜日

考え過ぎないで、素直に大切なことをすればいい

こんにちは。上村です。


こんな話を考えてみましょう。


「A君」という人がいます。


A君には、好きな女性がいます。


彼女と、食事をする約束をしました。



心配性のA君は、初めて行く店なので、入念な「下調べ」をします。


どんなメニューがあるか、何がおいしいか、リサーチする。


実際に事前に行って、そこで食事をしてみるのです。


「場所の確認」も兼ねています。



駅からどれぐらいかかるか。

どの道を行ったらいいか。


道での会話はどうすべきか。

店ではどのような会話をするか。



シュミレーションを、完璧にします。



食事をするくらいでここまで苦労するのもあれですが、でも気持ちはわかります。


好きな人の前で、失敗はしたくない。


自分が誘っておいて、何も知らないなら、相手が失望するかもしれない。


それを避けるべく、事前計画をしっかりする。




さて、リサーチも「完璧」で、食事当日を迎えます。


彼女と待ち合わせをして、その店に行く。


そこまではいいのです。


店の前まで来ました。


すると、彼は「あっ」と思った。


「とんでもないこと」がわかったのです。



その日、お店は定休日



A君は愕然とします。事前にちゃんと調べたつもりなのに・・・。


肝心な「店の定休日」の確認をしていなかったのです。



「自分ならそんなミスはしない」と思うかもしれません。



でも、別にこういったことではなくても、誰でも過去に似たような失敗をしたことがあるはずなのです。



どうしてこんな「チグハグ」なこと起こってしまったのでしょうか?



彼は、あまりにも心配し過ぎたのですね。

失敗を恐れ過ぎたのです。


誰でも失敗は嫌ですが、彼は警戒の度が過ぎました。



それで目が曇って、かえって「肝心なところ」を意識できなかったのです。


細かいことばかりを気にしていたのです。



どんなメニューがあるか、「ハプニング」も楽しみながら食事をすればいいだけのことです。


「すべて知っていなければならない」というのは、彼の思い込み。


気の回し過ぎは、相手も自分も疲れてしまいます。



楽しむために行くのであって、気を遣うために行くのではないからです。



もちろん計画は大切でしょう。下調べも必要でしょう。


しかし、「何でもすべて」というわけにはいきません。



ささいなことにこだわり過ぎて、「本質をないがしろにしてはいけない」ということですね。



もちろん、食事くらいはたいした問題ではありません。


他の店に行けばいいだけのことですから。


これは、わかりやすい例として出しただけです。



問題は、こういった姿勢が「人生そのもの」に及んでくる場合です。


心配し過ぎて、肝心なことがないがしろになってしまう場合です。


本質を見失ってしまうのです。



大切なのは、本質です。


期待が大きいと、それに比例して、不安も大きくなることがあります。


不安に押しつぶされて、自分でもわけがわらなくなる時があります。



そんな時こそ、「最も優先すべきは何か」を常に意識しておくことです。


人間関係もそうですね。



例えば、職場の人間関係に苦しんでいる人がいます。


「職場の人間関係が苦痛でたまらない」

そんな人もいるでしょう。



しかしです。


「職場」には、何をしに行っているのでしょうか?


それは仕事をしに行っています。


だったら、余計なことは考えず、すべきことをしていくことです。


自分ができることをしていくこと。


「本質」を大切にすれば、きっと後のものはついてきます。



人間関係というのは、いつか変化していきます。


自分が懸命に物事に取り組んでいく中で、また人間関係も変わっていくでしょう。


道もまた、必ず開けていくはずです。



・今回のまとめ
「本質」とは、自分自身を活かしていくこと。
誠実な気持ちは、いつか必ず実を結んでいくことでしょう。
何も心配することはありません。





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