2020年6月14日日曜日

「愛想依存症」を克服すれば、愛が見えてくる話

こんにちは。上村です。


『恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です』

というのは、恋愛論を書いたスタンダールの言葉です。



確かにそうかもしれませんね。


恋をすると、ささいなことであっても、そこに希望を持とうとします。


「笑顔で振り向いてくれた」「今日は愛想がいい」「態度から好意を感じる」

みたいな。



もう少し思い込みが激しくなると、

「仕事が終わって、お疲れ様と言ってくれたから、相手は自分を愛している」

みたいなことを考える。



しかし、お疲れ様なんて、みんなに言っていますね。



いえ、別に希望を打ち砕こうとしているのではありません。

「冷静な目が必要ですよ」ということ。



ところで、

『恋が生まれるにはほんの少しの希望があれば十分です』

というのは、「逆」に考えることもできますね。



生まれる→失う
希望→失望

に変えてみる。


『恋を失うにはほんの少しの失望があれば十分です』

これもまた事実の反面ですね。



つまり、恋をする人はちょっとしたことで失望するのです。


「笑顔がなかった」「愛想が悪かった」「態度が冷たかった」

それだけのことで、自分は嫌われたと思う。



しかしどうでしょうか。

そもそも恋愛相手には過剰に求めてしまうもの。



過剰に求めているわけですから、叶えられないこともその分多いのです。


ここが重要。


期待ばかりしていると、裏切られることが多いのと同じですね。



その人が、他人と比べて裏切られることが多いわけではありません。


自分の期待値の高さが、裏切りを感じさせているだけなのです。



「じゃあ期待しなければいいのか」

とおっしゃるかもしれないのですが、それはその通りです。



そもそも期待とは、他人にするものではなく、「自分自身に対して」するものですね。



もちろん、「他人は期待に値しない」と言っているのでありません。



「自分の人生なのだから、自分自身に期待していくことが、自分の責任を果たすことになる」

という意味です。



それぞれが、自分の人生に責任を負っています。


にもかかわらず、なぜか他人の行動ばかり「ああだこうだ」と言う。



それはあまり意味がありません。


いいことは、常に自分から発揮していくものです。



「こうしてほしい」と思うことは、まず自分から発揮していくべきですね。


まさにそれが「自分の期待に応える」ということ。


そう考えれば、明るい気持ちになりませんか。



誰もが可能性に満ちています。


それは、他人の評価とは何の関係もありません。


そこから、真の希望が湧いてきます。



さっきの「笑顔で振り向いてくれた」「今日は愛想がいい」「態度から好意を感じる」みたいなのは、本当の希望ではないですよね。


なぜなら、その逆のことになれば、途端に希望を失うからです。


本当の希望が、そんなフラフラしているわけがありません。



例えば、昨日は仕事がうまくいかず、落ち込みます。

しかし、今日は仕事がうまくいって、有頂天になります。


でも、ここには真の希望がありません。



うまくいく時もあれば、そうでない時もあります。

しかし、いろいろあっても、やはり最後は前に進んでいく。


その確信こそが、真の希望。

真の希望は、あなたを救い、状況を変えていくでしょう。



なので、一時的なことを大げさに考えてはいけない。


その都度、いろいろな思いが湧いてくるものですし、それにいちいち振り回されていたら大変です。



嵐は、必ず去っていく。

それは事実ですし、何度もそれを経験しています。



その経験を思い出せば、きっと確信を持てるでしょう。



・今回のまとめ
一時的な感情は、たいした問題ではありません。
他人の愛想にいちいちこだわらなくなれば、大切なことが見えてきます。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。