2020年6月2日火曜日

自分の中から「困った」という言葉をなくせば、実際に困ったことの多くは消えていくもの

こんにちは。上村です。


「田中光顕」(たなかみつあき)という人がいます。


幕末から明治にかけての政治家です。


彼は幕末の頃、「坂本龍馬」「中岡慎太郎」「高杉晋作」というような人物と、活動を共にしました。



田中光顕は、明治以降も活動し続け、長命を保ちました。


亡くなったのは昭和14年。97歳で没しました。


今でもそうですが、当時としては、破格の長命です。


いずれにしても昭和10年代に、坂本龍馬や高杉晋作と活動した人が存命していたなんて、ちょっと驚きですね。


そう考えると、坂本龍馬も、思ったより「最近の人」のような気がします。



さらに、田中自身の声(もちろん実際の声)を録音したテープも残っています。


僕も少しだけ聞いたことがありますが、何か時空を超えたような不思議な気分になりましたね。



ところで、この田中光顕は幕末の時代、「高杉晋作」に弟子入りしたことがあったのです。



高杉晋作といえば、「奇兵隊」を作った人物。


「志のある者は、身分にかかわらず参加していい」
ということになっていた。


高杉は、武士だけに任せても強い組織はできないことを悟った。


そこで、身分を問わずに隊員を募集したのです。


事実上、身分秩序は崩壊したわけですね。



その高杉晋作は、田中光顕にこんなことを言ったらしい。


困ったということを言うものではない。平生はむろん、難局に処しても、困ったという一言だけは断じ言ってはならない



なかなか厳しい言葉です。


これには力強いものを感じますね。



日常では、困ったことも頻繁に起きる。


高杉が生きた時代は、常に命が脅かされるような、混乱を極めた時代。


いつも「困ったことの中」に身を置いていたのです。


そんな状況に打ち勝つために、「困った」という言葉を封印したのでしょう。



もちろんこのことは、我々の日常にも言えることです。


自分の日常から、「困った」という言葉を封印してみてはいかがでしょうか。



ナポレオンではありませんが、「世の辞書に‘困った‘という文字はない」と宣言してみてはどうか。


この言葉をなくすだけで、ずいぶん気力が湧いてきます。



恋愛や人間関係、家庭問題、仕事、その他いろいろなことで泥沼に陥っている人は、毎日が「困った」ことの連続でしょう。



しかし、「困った」という言葉を捨て去ってしまえば、どんな事態にも立ち向かっていけるもの。



困ったことの裏には、必ず「自分を発展させる何か」があります。


困ったという言葉を封印することで、その「発展させるもの」を意識することができるのです。


したがって、前向きに対処できるようになるわけですね。


あなたの決意が人生を作っていきます。



・今回のまとめ
「困った」という言葉を、あなたの辞書からなくそう。
「困った」という言葉を捨て去れば、何事も前向きに対処できるもの。
状況は必ずいい方向になっていくでしょう。





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