2020年6月5日金曜日

「終わりは、新しい始まり」という話

こんにちは。上村です。


僕は昔、予備校で「進路指導の仕事」をしていたことがあります。



その時、こんなことがありました。


一人の女子生徒が、勉強の相談に来ました。



「頑張っているのに、成績が伸びない」


彼女はすっかりやる気をなくしていたのです。



「受験をやめて、別の進路に進もうかと思っている」と言う。



「別の進路」といっても、具体的に何かあるわけではありません。


もちろん、進路は自分自身が決めること。


どんな選択も、自分が決めたことならいいと思います。



でも、その時は受験間近。


せっかく今まで勉強してきたのですから、受験はするべきではないだろうかと思いました。


いろいろ話をしたのですが、彼女は成績不振で落胆しています。


もしあなたなら、どんな言葉をかけてあげるでしょうか?



彼女はまだ受験を迎えていませんが、結果を見ずして「挫折」していたのです。


別の進路といっても、そんな心境で考えつくはずもありません。


また、別の道に進んだからといって、「受験よりいい」とは限りません。



挫折といえば、「終わり」と思うかもしれない。


でも僕は違うと思うのです。


挫折は、きっと「始まり」です。



「もうダメだ」「もう終わりだ」「先が見えない」と思ったところから、始まるのだと思います。



新たなスタートラインですね。


失望した後は、しばらく我慢していると、えてして希望が湧いてきたりするものです。


失望がきっかけで希望が湧いてくる。


不思議かもしれませんが、そういうことはあります。



得る前に、失うこともあるものです。



壁にぶつかると萎えてしまう人がいます。


でも、結局は壁を乗り越えるしかありません。


そのエネルギーが、「希望」になっていきます。


失望のエネルギーを、「希望のエネルギー」に変えるのです。



不満を、「希望」に変える。
不安を、「勇気」に変える。
不信を、「確信」に変える。


挫折は、そのスタートライン。



だいたい、「壁にぶつからない課題」というものはありませんね。


歩んでいれば、どこかでうまくいかないことに出会います。



人間関係でもそうでしょう。


もっと大きく言って、人生そのものがそうです。


その悩みを、新しい希望に変えていくことで、「本当の自分」に目覚めていきます。



結局、彼女は思い直しました。


どのような結果になろうとも、当初の希望通り、受験することにしたのです。


結果的には、志望校ではなかったのですが、進学することになりました。



もちろん、それで終わりではありません。


今度は、その「新しい道」をいいものにしていくことです。


それは「自分自身」にかかっています。


希望の進路だろうと、そうでなかろうと、それは変わらないのです。



進学だろうと、就職だろうと、その他の道であろうと、全く何も変わりません。



自分に与えられた環境の中で、精一杯自分を高めていくことです。



「希望」はその都度、装いを変えて、いつも自分を鼓舞していってくれることでしょう。



・今回のまとめ
一つの終わりは、一つの始まりに過ぎません。
どんな道を歩もうとも、自分は自分です。
自分に与えられた環境の中で最善を尽くしていけば、必ず道は開けていくでしょう。





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