2020年3月10日火曜日

押し付けをやめたら、自分も相手も心が軽くなるので、関係はうまくいく

こんにちは。上村です。


あなたは「お花見」が好きでしょうか?


僕はあまりしないのですが、
好きな人は毎年楽しみにされているでしょう。


今年はウイルス問題で難しいかもしれませんが。



ところで、こんなことを考えてみてください。


「お花見」が好きな人がいるとします。

「お花見」と聞けば、どこにでも参加するくらい好き。


ところが、ある時「事件」が起こりました。


国会で『花見義務化法案』が出されたのです。
(もちろんフィクション)


花見が「義務」になったのですね。

「最低1ヵ所は、花見に行くことを義務づける」
という法律。


もしそんな法律ができたら、いったいどうなるでしょうか?


花見を楽しめなくなるでしょうね。

純粋に楽しんでいたのが義務になったから。


「参加したい」ではなく、
「参加しなければならない」になったから。


そうなると、花見しながら苦悶の顔をしているかもしれない。(笑)

純粋に楽しめなくなったわけです。



こういうのは、「人間関係」にも当てはまりますね。


利害関係がない時は、気楽に付き合えます。


ところが、
「何かの利益を得たい」「親友になりたい」「恋人になりたい」
などの思いが強くなると、相手との付き合いが「目的」を帯びてくる。


だんだん、自分の思い通りに行かないことが苦痛になってきます。


思いがカラ回りして、
かえって相手との間に「溝」ができることもあります。


「人脈を作りたい」とか、
そんな思いで相手と付き合っていたら、自分が疲れますね。


相手も人脈作りの一環にされたら嫌でしょう。


あるいは、恋人を作る目的で接しても、
相手はそんな気持ちではないかもしれない。


「お見合い」なら、目的が一致しているからいいでしょう。


でも、通常の関係は自分と相手に意識の差があります。


独り相撲をしても仕方がない。

それより、もっと「素朴」になることです。


肩の力を抜いて、素直に接してみる。

すると、スムーズにいったりします。


自分の都合を押し付けようとして、相手に避けられてしまう人がいます。

押し付けでは、うまくいかないのです。


自分が誰と付き合おうと自分の勝手であるように、
相手が誰と付き合おうと相手の勝手です。


お互いの意思を尊重して、その上で自然に支え合うのが、きっといい関係ですね。



・今回のまとめ
押し付けではうまくいきません。
相手の意思を尊重し、支え合うこと。
その先に強い絆があります。





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