2020年3月14日土曜日

どうして追いかければ追いかけるほど、好意が伝わらなくなるのか

こんにちは。上村です。


突然ですが、こんなことを考えてみてくださいね。


職場に、好きな異性がいるとしましょう。


決して親しいわけではありません。

でも、結婚したいと思っています。


そんな間柄で「結婚したい」というのは変かもしれませんが、
まあ「気持ちが先走っている状態」ということですね。


いきなり給湯室で、
「僕のために、一生お茶を入れてほしいな」
なんて言ったらどうなるか?


ジョークでなければ、これは「告白」です。


おそらく相手は絶句するでしょう。

予想外の相手から予想外の言葉を、給湯室で言われたのです。(笑)

返答できなくて当然。


当然ですが、黙っているからといって、相手が承諾したわけではありません。


「相手がノーと言わなかったから、プロポーズが受け入れられた」
ということではありません。


ここで大切なことがわかりますね。


好意とは、別に驚かせることを意味するわけではありません。


言葉を飾る必要もなければ、大げさな態度もいりませんし、作戦も駆け引きもいりません。


誠実さがあれば十分。


ところが何とか自分の気持ちを知ってもらいたいと思って、それが強迫観念のようになってしまう。


「絶えず好意を伝えないといけない」ような気がしてくる。


しかし好意とは自己宣伝ではありませんね。

好意とは思いやり。


自分の感情ばかりに引きずられて、肝心の思いやりを忘れてしまうことがあるものです。


僕自身も若い頃に、この給湯室事件と似たような失敗をしたことがあります。


その時は恋愛感情が先走って、相手の立場や状況を考えることができていなかったことを反省しています。


「気の利いたセリフ」など別にいらないと思うのですね。

気持ちを伝えにくくしているのは、自分自身の余計な作為だと考えます。


普通でいい。

普通にしていれば、自然に思いやりを発揮することができます。


「好きな人の前では普通が難しい」という気持ちはわかります。


しかし、自分は自分なのであって、別人になるわけにはいかない。


自分は自分を見てもらうしかありません。


余計な見栄や作為はいらない。

押し付けではなく、自然が大切です。


それに、好きな相手なら、自分で気づかなくても自然に好意を伝えているものです。

あえて伝えようとしなくてもいいと思います。


駆け引きなど考えても無駄です。

駆け引きは、思いやりとは無関係。


駈け引きを使った行動が、相手の心をとらえることはないです。


もしあったとしても、それは一時的なこと。

時間が経てば、すぐに実態がわかって、相手は失望するでしょう。


駆け引きのような一時的なことに心奪われると、肝心なことを忘れてしまうことがあります。


自然にした方が、かえって好意が伝わります。


それは信頼感に根差していますから、きっと長続きするでしょう。



・今回のまとめ
自分は自分を見てもらうしかないので、余計な見栄はいらない。
駆け引きもいらないし、大げさな態度も必要ありません。
素朴な気持ちこそが、受け入れられる時に受け入れられていくでしょう。





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