2020年3月13日金曜日

あなたが怖いと思っていることの大部分は、怖くないこと

こんにちは。上村です。


かつての職場勤務時代のお話です。


僕は、アルバイトを使ったことがあります。

ビラ配布のバイトですね。



よく、道でティッシュを配っている人がいますが、あんな感じ。


ノルマの設定はなく、いってみれば「気楽なバイト」です。



「じゃあ、頑張って配ってきてください」

と僕はバイトの皆さんに言いました。



すると、その中の一人が「浮かない顔」をしていたのです。


「どうしたの?」と聞くと、心配事があるらしい。



「もしビラを受け取ってもらえなかったら、どうしたらいいのでしょうか?」

「次に通る人に渡せばいいよ」

「その人にも受け取ってもらえなかったら?」

「・・・」



ビラを配るだけですし、ノルマも何もありません。

受け取ってもらえなくても、たいした話ではありませんね。


でも、確かに彼の気持ちはわかるのです。

彼は、「拒否されること」が怖かったのですね。


渡そうとしても、多くの人に拒否されるはず。

それを恐れていました。



しかし、その恐怖はいかに根拠のないものであるかがわかります。


ビラ配布をして、受け取り拒否されるなど、当然ですね。


通行人に受け取り義務はありません。


配る自由があるなら、もらわない自由があります。


その前提で配布をするのですから、そんなことを気にしていたら何もできない。



もちろん、彼の不安はよくわかるのです。


自分が望んだことをすべて相手が承諾してくれるなら、楽しいでしょう。


しかし現実にそんなことはありえません。



彼は拒否されることを恐れていたのですが、では彼自身について考えてみましょう。


例え話ですが、もし彼が「好きでない異性」から告白されたとしたらどうするでしょうか?


断るでしょう。


断り方はいろいろあっても、拒否に替わりはありません。


自分自身も、日常で様々なことを拒否しています。


そうしなければいけないから、そうしています。


自分がそうなら、相手もそう。


相手にも拒否する権利はあるし、それはお互い様です。



自宅に訪問販売がくることがあるかもしれませんが、あれなんかもそうですね。


拒否しないと、相手はどんどん迫ってきます。


中途半端に「今は忙しいので」などと言えば、「ではまた改めて」と言われてしまう。



「お断りします」とハッキリ言わねばなりません。


自分はハッキリものが言えないタイプとか、そういうこととは無関係です。


冷静に考えれば、断ることや断られることは普通であり、何も怖くないことがわかります。



これは単なる一例ですが、怖がらなくていいことを怖がっている人は実に多いのです。


無用な恐怖心で、恋愛や人間関係を悪化させている人もいます。


例えば、別れることを恐れて、いつもビクビクしているような人ですね。


「好きな人の愛想が悪かったのは、自分に対して関心が薄れたからか」

など、いつも細かいことを気にしている。


これでは、相手にとっても、落ち着いた付き合い方ができなくなってしまうでしょう。



別れを恐れると、どんどん相手が遠ざかっていくことがあります。


恐怖心で人と付き合っても、長続きしないからです。


別れを恐れるのではなく、「出会った喜び」で付き合うべきです。



誰でもきっと、好きな人をポジティブな気持ちにしたいと思っているでしょう。


だったら、まず自分がその気持ちになる必要があります。


いいと思うことは、まず自分から始めていくことが大切です。


もちろんこれは恋愛だけではなく、すべての関係において大切なことです。



・今回のまとめ
恐れを動機にするのではなく、喜びを動機にすること。
あなたの心の態度が、今の状況を作っていきます。
自分に訪れてほしい環境を、まず自分の中に作り出すことが大切です。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。