こんにちは。上村です。
古来から、『終末予言』というのがあります。
いつの時代にもそういうものを触れ回る人がいて、その度に人心を惑わしてきたのです。
例えば、「ノストラダムスの大予言」というものがありました。
20世紀末に、あれだけ話題になったのです。
ノストラダムスの言葉を独自解釈して、「世紀末に恐ろしいことが起こる」と言いまわっている人もいました。
冷静に考えたらおかしいのですが、世の中を悲観的に見ている人にとっては、それなりにリアリティーを感じる場合があります。
自分の悲観的心情が、「悲観論」とリンクするからですね。
予言を信じて、自堕落な生活を送った人もいたらしい。
本気で「終末」を信じたのですね。
でも、当然ですが、結果的に何もなかったのです。
しかし懲りない人はいます。
また新たな「終末予言」を触れ回っている人がいるのです。
そして、一部ではあるもののそれを信じる人が出てきます。
この種の終末予言は、歴史的に見ても何度もありました。
現代でもそういうことを信じる人がいるくらいですから、昔の人々ならなおさらでしょう。
迷信が人々の心に影響していた時代。
そんな時代に「終末思想」がウワサになったら、多くの人々が信じて不思議ではありません。
しかし実際は、終末どころか、今も人類は繁栄を続けています。
混乱を極めて、もう先が見えないと思われた時代であっても、決して滅びることはなかったのです。
人類はどんな局面になっても、この先もずっと繁栄し続けるはずです。
恐怖心を払拭して理性的になるなら、それは必ず確信できます。
ところでこういう「終末思想」は、社会的な話だけではないですね。
個人にもあります。
恋愛にもありますよね。
自分で勝手に「好きな人との終末思想」を作り上げている人です。
「もうダメだ。恋人ととうまくいかない」
と考えてしまい、お先真っ暗になっているのです。
自分の「終末思考」に振り回されているのですね。
もちろん恋愛ですから、不安になることもあるでしょう。
しかし、そういう「終末思想」を信じるか信じないかは、自分自身にかかっています。
不安になっても信じなければいいのです。
もっと理性的になる必要があります。
ところが、理性を忘れて、「妄想」を信じてしまうとどうなるか?
その疑心暗鬼から、かえって相手に余計なことをしてしまう。
余計な干渉をしたり、シツコクなったりする。
すると結果的に、本当に「終末」が訪れてしまうのです。
自分で勝手に終末を起こしたのですね。
それはさしずめ、地球滅亡を信じて、自暴自棄になった人と同じです。
「終末」など信じなければ、彼らはマトモな生活を送れたはずです。
昔、何かの番組を見ていたら「陰謀論」をテーマにしていました。
「世の中の大事件の全ては、裏で強大な陰謀が働いている」
みたいな内容。
エンターテイメントとしてはおもしろいですが、事実とは違います。
未来を暗く考えてはいけない。
一時的にはいろいろなことがあるでしょう。
でも、長い目で見れば繁栄は続きます。
冷静に考えれば、もっと希望ある未来を想像できるはずなのです。
また、自分の力でそういう未来を作っていく必要があります。
自分で「自分自身のいい未来」を作っていくのです。
・今回のまとめ
自分でいい未来を作っていく。
そう決心すれば、希望ある未来が見えてくるでしょう。
その道に自信を持って進むべきです。
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