こんにちは。上村です。
江戸時代は、「和算(数学)」が、庶民の娯楽だったそうですね。
今みたいに、テレビや雑誌があるわけではない。
娯楽など、限られた時代です。
だから数学は、庶民にとって楽しみの一つだったのですね。
「何して遊ぶ?」
「三角形の面積でも計算してみるか」
「どちらが早いか勝負しよう」
なんて会話がかわされていたかどうか知りませんが(笑)、
まあ、似たような感じだったかもしれません。
僕も学生の頃、こんな感覚で数学をやっていたら、もっと成績もよかったかもしれない。
でも残念ながら、そう思えなかったのです。
「勉強」という意識が働いたからです。
純粋に楽しむ気持ちにはなれなかったのです。
もちろん、数学が好きな人は限りなく楽しみながら勉強できるでしょう。
でも、「娯楽」とまでは思えない。
「受験にとって必要」となったら、
点数とか偏差値とか、そんなことが気になるのです。
その点、江戸時代は庶民にそんな考えはない。
「頑張って勉強して、東大でも入るか」
と言っても東大なんかない。(笑)
あくまで数学は、「娯楽」だったのです。
何かの目的のためにやっている人はごく少数。
大多数は、単なる「遊び」だったのですね。
カラオケに行ったり、ボーリングを楽しんだりするのと同じ感覚。
「歌手」になりたいからカラオケに行くとか、
「プロボーラー」を目指してボーリンク場に行くとか、
そんな人はごく稀でしょう。
楽しいからしているだけですね。
「趣味」とは本来そういうもの。
でも、趣味に「実益」がからんでくるとややこしくなります。
趣味が「目的を達成するためのもの」になると、心から楽しめないこともあります。
カラオケで、歌の点数が出ても、それは盛り上げるための一つの手段。
ところが、「80点以下は居残り」とか言われたら、
行きたくなくなるでしょう。
そうなったら僕なんか、永久にカラオケ店から出られません。
つまり、損得や競争ではなく、
「純粋な気持ち」をもっと大切にすべきなのです。
こういうのは、恋愛や人間関係にも言えます。
もちろん、遊びで恋愛をしろなどと言っているのではありません。
恋愛は趣味ではありません。
ただ、「気持ちをもっと楽にしてあげよう」という意味なのです。
恋愛にしても、人間関係にしても、
うまくいかなくなると、素朴な気持ちから遠ざかります。
明るい気持ちが持てなくなってしまう。
だからますます、暗闇から抜け出せなくなるのです。
元来、相手といることが充実して楽しいからこそ、
恋愛も人間関係も進展していくのでしょう。
「会わなければいけない」
「恋人にならなければならない」
などと考えていたら、肩に力が入って、かえって自然の流れに逆行してしまいます。
自分で勝手に物事をややこしくしてはいけない。
もっと、自分の「素朴な気持ち」を大切にすべきです。
それがきっと、自分の気持ちを楽にし、相手の気持ちを楽にしていくでしょう。
・今回のまとめ
物事をややこしくしているのは、えてして自分自身。
「素朴な気持ち」を大切にすることです。
そうすれば、自分を自然に発揮していくことができます。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。