2019年6月29日土曜日

「最も大切なこと」は、劇的に訪れるものではなく、普通の日に、少しずつ訪れてくるという話

こんにちは。上村です。


僕が、小学校の頃のお話です。


クラスで、こんな「行事」がありました。


月曜日の朝の時間。

生徒それぞれ、
クラスメート全員の前で「スピーチ」をするのです。


「昨日(日曜日)、何をしたか」
「昨日あった出来事」

について語ります。


交代制で行われました。

つまり、全員にその「役目」が回ってくるのです。


僕は、自分の番が回ってくることが、大変恐怖でした。


「クラスメート全員の前で話す」という緊張感。

それに加え、もっと辛いことがあります。


「日曜日の出来事を話す」といっても、
そんな劇的なことがあるわけではありません。


僕の場合、日曜日は、基本的に家にいました。


家の中にいて、
そんなドラマチックな出来事が起こるものではありません。


他のクラスメートも、大なり小なり、そんな感じだったのです。


クラスメートの一人が、先生に苦情を言ったことがあります。


「昨日あったことを話せと言われても、何もないので話せません」
と。


でも、先生は納得しません。


「何かあっただろう。そのあったこと話せばいい」
と言う。


(だから何もないんだって)
と僕はクラスメートに共感した。


何もないから、話せないのです。


しかし議論してもはじまらないので、その生徒は引き下がった。


結局その行事は、ずっと続きました。


僕は、自分がスピーチする番の時にとても困りました。

何も話すことがないのです。


「昨日したことを思い出そう」としても、なかなか思い出せない。


当然ですが、おもしろい話もありません。


そこで少しごまかして、
昨日のことではなく、
「ちょっと前の出来事」の話をしました。


「昨日あったことを話す」という趣旨に反します。


でもまあいいでしょう。
しょせんたいした行事ではありません。(笑)


「昨日は百貨店に行きました」
そんな話をしたのです。


百貨店に行ったのはかなり前ですが、まあいい。


おもしろい話ではありませんが、
それなりにクラスメートは聞いてくれました。


話し終わった後、
内容に関して、
他のクラスメートから質問みたいなものがあるのです。


他の生徒が手を挙げて、僕にこんな質問をしました。


「百貨店とは、どこの百貨店?」
「人は多かったの?」


もちろん、どこの百貨店に行こうが、混んでいようが、どっちでもいいことです。


質問した生徒も、したくてしているのではなく、
教師が「どんどん質問しなさい」と言うので、適当に聞いたのでしょう。


いずれにしても、昨日あったことを話せと言われたら、多くの人は困ると思います。


毎日、似たような日々を送っている人がほとんどでしょう。


しかし、その平凡な、何でもない一日こそが、未来に重要な役割を果たしているのです。


他人に言えるような話はなくても、そんなのは関係ありません。


その一日は「意味ある一日」です。


むしろ、平凡だからこそ、普通だからこそ、普段の日だからこそ、「大切な日」なのです。


話ネタにならないような日が、大切な日。


何でもない一日こそが、未来の自分を作っているのです。


無駄な日などありません。



・今回のまとめ
平凡な日、普通の日、何も変わらない日が、最も「大切な日」です。
そこに最善を尽くすことです。





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