こんにちは。上村です。
『沈黙恐怖症』というのがあるみたいですね。
「アイツ、つまらない」
と言われるのが怖いのです。
メディアの影響もあるかもしれませんね。
テレビでは、タレントや文化人がずっとしゃべっています。
討論番組も多い。
それは当然でしょう。
テレビで誰もしゃべっていなかったら、衝撃映像です。(笑)
タレントが愉快な話をするのは、仕事だからそうしているのです。
ところが、これを日常に持ち込んで、「常に楽しい話をしなければいけない」などと考えてしまうと、だんだん辛くなっていきます。
実際は、そんな必要はないのです。
例えば、それほど親しくない人と、バッタリ電車の中で会ったとしましょう。
気まずいかもしれませんね。
「沈黙の時間」が辛いかもしれない。
話題がないので、しどろもどろになります。
しかしです。
話をしようと焦っているのは自分だけで、えてして相手は普通だったりするもの。
自分も普通でいいのですよ。
沈黙になってもいいし、途切れ途切れになってもいい。
「沈黙の恐怖」から解放されると、かえってうまく言葉が出たりします。
『沈黙に強くなろう』
僕はそう思います。
「話すこと」「黙ること」
これは表裏一体です。
例えば、話すことを、「字」に例えてみましょう。
鉛筆で字を書く。
でも、その字を書くためには、紙が必要です。
「白い紙」が必要なのです。
その「白い紙」こそが、「沈黙」だと考えます。
鉛筆の「字」は、会話です。
絶えず話していないと不安で仕方がない人は、「白い紙をすべて文字で埋めようとしている」のです。
そんなごちゃごちゃ書いた文字を、誰も読みたいとは思わないですね。
文字ばかり書いていたら、そのうち隙間がなくなって、「真っ黒」になります。
何のことかわからなくなります。
「白い部分(空白)」こそが、根底にあります。
空白といっても、何もないという意味ではありません。
「白い」という実在があります。
「空白」という実在があるのです。
それは意識しなくても、最も「基本的なもの」です。
「空白」には重要な意味があるのです。
例えば、疎遠を恐れて、逆にどんどん疎遠になっていくことがあります。
空白という、当たり前のものを否定していると、そういうことになります。
いくら好きな人でも、「四六時中いつも一緒」というわけにはいきません。
それぞれに人生があり、それぞれに置かれた環境があります。
それを認めずにして、本当に「お互いのページ」に字が書けるでしょうか。
「会話」に意味があるように、「沈黙」にも意味があります。
沈黙の時があるからこそ、会話もある。
沈黙を恐れないこと。
「空白」に大きな意味があることを知ること。
では、空白を生かすためには、どうしたらいいのでしょうか。
「自然に還ること」だと思います。
自然でいいのですよ。肩の力を抜けばいい。
話すべき時は、自然に話せるし、黙るべき時は、自然に黙れるものです。
もっと自分の中にある、「自然の力」を信じることです。
・今回のまとめ
空白にも、大きな意味があります。
もっと、自分の中にある「自然の力」を信じることが大切です。
落ち着けば、話すべき時は自然に話せるし、黙るべき時は自然に黙れるものです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。