こんにちは。上村です。
昔、僕が働いていた職場に、こんな同僚がいました。
例えば、誰かが「退職」しようとします。
すると、必ず強引に引き止めるのです。
引き止めることが義務であるかのように、その人は考えていました。
もちろん、辞めてしまうのを残念に思って、「もう一度考えてみないか」くらいのことを言う場合もあるでしょう。
引き留めるのが悪いと言っているのではありません。
しかし、彼の場合は明らかに度が過ぎていました。
相手の都合など、まるで眼中になかったのです。
まるで自分の「説得力」を試しているかのような、そんな感じすらしました。
当然ですが、最も優先されるべきは「本人の意思」です。
自分の人生だからです。
自分の人生は、自分が決めます。
個人個人の人生は、「その人自身」が決めるべきことです。
当然のことですね。
相手のことを考えて、思いやりから発するものならいいのですが(それでも強引に変えさせるわけにはいきません)、彼の場合は違いました。
押し付けていただけだったです。
「自分がこうだから、相手もこうすべき」
「相手がこうだから、自分もこうすべき」
などと考える。
これは協調ではなく、単に「気持ちの押し付け」になります。
自分の思いは自分のもの。相手の思いは相手のものです。
「意思を認め合うこと」が大切。
その上で、協力し支え合っていくのが、真の「協調」ですね。
押し付けは、主従関係です。
どちらが主で、どちらが従かわかりませんが、いずれにしてもそれではうまくいきません。
お互いが「対等な関係」になるべき。
「なるべき」というか、元々そうです。
「ご主人様」などいません。
もちろん「奴隷」もいません。
お互いが対等な関係として、お互いが思いやる。
そのためには「自由」が必要です。
振り回されたり、振り回したりしても意味がありません。
「心の自由」を手に入れることです。
ここまで書けば、「自由」と「わがまま」が、全然違うものであることがわかると思います。
例えば、恋人がいるのに浮気をする人は、一見、自由恋愛をしているように見えるかもしれませんが、それはもちろん違います。
自由どころか、自分で「不自由」にしています。
なぜなら、自分の行為が、いろいろな人を傷付けていることをわかっていないからです。
そして、自分自身も傷付けています。
心が凝り固まって、そのことに意識が行かなくなっているのです。
心が「柔軟」になれば、お互いの意思を認めて、尊重し合うこともできるようになります。
そうすれば、いい環境を作っていくことができるでしょう。
・今回のまとめ
みんな「対等な関係」です。
にもかかわらず、自分で勝手に「不平等」にしている人が多いのです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。