2019年3月23日土曜日

「知らない間に思い上がってしまう症候群」を反省する話

こんにちは。上村です。


僕の「昔話」をお聞きください。


職場で、ある部署にいたのですが、そこは結構のんびりムード。

後輩も何人か入ってきて、仕事が僕に集中してきたことがありました。


僕だけ、残業が多くなったのです。
同じ部署の同僚は、僕が期待するほど、動いてくれません。

だんだん、それを不満に感じるようになりました。


「自分だけしんどい思いをしている」
と被害妄想的になってきたのです。


ところがです。
ある時、状況が変わりました。

「部署替え」があったのです。


僕は、のんびりムードの部署から一転、「忙しい部署」に配属されました。


その部署は、各自が仕事を多く抱え、忙しそうです。


みんな一生懸命仕事をしているのですから、僕にしてみれば、前のような不満はなくなるはず。


ところが、なぜか僕は、やる気をなくしていったのです。


仕事への思いが失せてきました。
なぜでしょうか?


本来なら、雰囲気も変わったし、ますます張り切って仕事できる環境のはず。

でも、それと反比例するように、以前に持っていた使命感のようなものが薄れていったのです。


その時の僕は、こういう心境だったのですね。

以前の僕は、不満を持ちつつも、「自分がこの部署を支えている」という、自負心みたいなものがありました。


実際、前の部署では、幸か不幸か、仕事は僕を中心に回っていました。(別に仕事ができたわけではありません。単なるタイミングです)


でも、部署替え後は、僕は「その他大勢の一人」になったのです。

みんな懸命に仕事をしています。

また新しい部署で勝手もわからず、戸惑いもありました。


『自分が、いつまでも仕事の中心でいたい』
という思いが叶わなくなってきたのです。

それが、僕からやる気を奪った原因ですね。


人間の気持ちには、複雑なものもあります。

「こうなれば幸せになるだろう」と思い、実際その通りになっても、また新しい不満が出てくることがあります。


実は「前の方がよかった」などと思うこともあるでしょう。

しかし、そういった経験も大切であると僕は思います。

もし僕が、ずっと同じ部署で、自分中心に仕事が回っていたら、「視野の狭い人間」になっていたに違いありません。


だいたい仕事など、一人でできるものではありません。

人との協力があって、初めてできます。


考えてみれば、前の部署にいた時の僕は、実に思い上がっていたのです。

一人で仕事を抱え込み、人に渡さず、しかも他人が思い通りに動いてくれないと不満に思っていた。


いろいろな人の世話になりながら、まるで自分だけがやっているかのように錯覚していたのです。

部署替えは、そんな僕の思い上がりに「一撃を加えてくれた」というわけです。


当時は辛かったのですが、今では良かった経験の一つです。


我々は、表面的に見て、「あの人は幸せだ」「あの環境は理想だ」と思うことがあります。


でも実際は、その人にしかわからない困難があるものです。


理想の環境に見えていても、実際そうなったら、理想ではない部分もたくさんあることに気付くでしょう。


人を羨ましがったり、ましてや嫉妬する必要など、全くありません。

物事の本質をとらえたら、嫉妬がいかに「意味のないこと」であるかわかります。


それよりも、自分に与えられた環境を受け入れ、そこで最善を尽くすことが大切です。

「青い鳥」はどこか遠くにあるのではなく、「自分の心の中」に発見するものです。



・今回のまとめ
その人にしかわからない困難があります。
人を羨ましがったり、嫉妬する必要など、全くありません。
「青い鳥」は遠くにあるのではなく、「自分の心の中」に発見するものです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



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