こんにちは。上村です。
僕は、過去にこんな「反省」があります。
昔のことですが、
職場の同僚が、「退職」を決意しました。
僕はそれを「止めよう」と思ったのです。
「辞めるのは簡単だよ。でも、今やっていることを続けるのが君のためだ」
みたいなことを言った。
僕は当時、「押しの強い人」になろうとしていたのです。
その反動で、相手の気持ちを考える余裕をなくしていました。
止め方が、相手の気持ちを無視した強引なものだったのです。
結局、説得は通じず、相手はそのまま辞めていきました。
今にして思えば、よかったと思います。
「今やっていることを続けるのが君のためだ」
なんて、暴慢な意見です。
なぜなら、それが相手のためになるのかどうかなど、誰にもわからないからです。
自分の人生は、自分自身が決めるべきもの。
その後のことまで、面倒を見れるわけでもないのです。
押し付けではいけない。
たぶん、同僚は、せっかくの決意に水をさされた気がしたに違いありません。
同僚だって、安易に考えたわけではないでしょう。
真剣に考えて出した結論です。
職場を替わるのは、それなりの決断がいります。
もちろん僕は、当時は親切のつもりだったのです。
「君を必要としているんだよ」ということを相手に伝えたかった。
でも、立場を代えて、
もし僕が同僚の立場だったら、どう感じたでしょうか?
きっとわずらわしく思ったはず。
自分がされて嫌なことを、なぜか他人にしてしまうことがあります。
もちろん、ここで書きたいのは、「慰留がダメ」ということではありません。
場合によっては、必要な時もあるかもしれません。
職場にも事情があるでしょう。
明らかに相手が間違った道に進んでいるなら、止めることも必要です。
でもそれは、思いやりから発するべきで、押し付けから発するものではありません。
本当の思いやりは、相手の「自覚」を最大限尊重します。
どんなことでも、強制はできません。
助言はできますが、強制はできないのです。
決めるのは、その人自身です。
なぜなら、その人自身の人生だからです。
責任というのは、そういうことですね。
例えば、恋愛で、「このまま付き合うべきか、別れるべきか」と悩んでいる人がいます。
「どっちがいいでしょうか?」
と聞かれることがあります。
話を聞いていたら、恋人はとても浮気性のよう。
何度も浮気して、その度に「もうしない」と約束しながら、一向に態度は変わらない。
「別れた方がいいのでは」
と言いたいところです。
でも、アドバイスはしますが、結論を押し付けることはできないのです。
あくまで、最後に決めるのは自分自身です。
「こっちの方がいい」とアドバイスして、その人がそちらに進んだとしても、また将来、同じようなことで悩むかもしれない。
決断は自分にかかっています。
確かに、浮気性の恋人を持ったのは不運です。
でも、長い目で見れば、その経験はいろいろな学びを与えてくれるでしょう。
「どうしてそんな人と付き合ってしまったのか?」
「本当の愛情とは何か?」
そのことを、嫌が上でも認識させられます。
愛されて愛を知り、逆の経験もまた、別の角度から愛を深く知ります。
価値あるものは、みんなそうです。
比較対象を経て、輝きを増すのです。
今を落ち込んでいてはいけない。
愛に悩むということは、愛に裏切られたからではなく、「真の愛を学ぶチャンス」なのです。
・今回のまとめ
すべては、自分自身の「自覚」にかかっています。
愛に悩むということは、愛に裏切られたからではなく、「真の愛を学ぶチャンス」なのです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。