こんにちは。上村です。
幼い頃、わざと怒られるようなことをして、「周囲の注目」を集めようとしたことはありませんか?
自分の存在を目立たせて、注意を引こうとする。
「自分はここにいるよ。忘れないでよ」
ということですね。
幼い子ならわかるのですが、大人になってもこんな行動に出る人がいます。
「目立つこと」に躍起になっている人がいる。
目立とうとして、わざとよくないことをしたりする人もいます。
これはマズイですね。
あるいは、突飛な行動に出たりする人もいますね。
「過剰な自慢」などもそうかもしれない。
僕のかつての先輩で、この手の人がいました。
一日中、自慢話をするのです。
いっしょにいる時間が長かったので、さすがに僕は辛くなった。
それでも先輩はお構いなし。いくらでも自慢話を続けます。
僕がどう思っているかは、あまり考えないようです。
考えてみればおもしろい人かもしれませんが、でも、どうしてこの人は自慢ばかりするのか?
些細な自慢くらいなら誰にでもあるでしょうが、彼の場合は極端だったのです。
つまり、こういうことだと思うのです。
彼は、自慢を「自己主張」だと考えていたのでしょう。
もちろん、自己主張はいいのです。
しかし、「本当の自己主張」とは、相手に不快感を与えないものです。
自慢話ばかり聞かされても、親近感は沸きませんから、したがって自慢は自己主張ではない。
彼は、存在感をアピールしたかったのかもしれません。
子供が怒らせるようなことをして、注目させようとするのと変わりません。
子供の場合は、純真だからいいのですが、彼の場合はそうではない。
明らかに自慢をして、利益を得ようとしていたようです。
目立つことで、自分を際立たせようとしていた。
しかしこういう行為は、ウラハラになることが多いですね。
目立とうとすればするほど、周囲は彼を避けるようになったのです。
人の注目を集めるといえば、テレビなどもそうですね。
テレビ番組は、視聴者の耳目を集めるため、様々な工夫をします。
いい工夫ならいいのですが、時に「過剰演出」になったりする。
昔僕は、出演者全員が催眠術にかかって、思い通りに動かされる番組を見たことがあります。
いくら何でも、それはない。(笑)
テレビなので、ある程度の演出は必要かもしれませんが、問題は「見ている側がどう受け取るか」です。
目立つことが、何やら「素敵な行為」であるかのように錯覚する人が出てくるかもしれない。
当然ですが、「テレビ番組」と「我々の日常」は違います。
念のために言うと、テレビをどうこう言っているわけではありません。
それは、情報を得たり楽しんだりできるメリットがあるでしょう。
ただ情報というのは、「利用するもの」であって、「振り回されるもの」ではないのですね。
いずれにしても、目立つことに価値があるわけではありません。
大切なことは、目立つことではなく、「自分を役立てていくこと」です。
これこそが、人生を渡っていく英知です。
存在を際立たせようとしてもうまくいきません。
それより、「自分の役割を果たすこと」です。
それが唯一、本当の意味で自分を「個性的な存在」にしてくれます。
自己主張の強さが個性ではないのです。
控えめでも、自分のできることにしっかり取り組んでいる人は、個性的な存在です。
他人を排斥して、個性的だと言っても、それは違うわけですね。
自分一人なら個性も何もないわけで、本当に個性的になろうと思ったら、他人を尊重することが必要になるわけです。
それが、真の意味で、自分自身を尊重することにもつながっていきます。
・今回のまとめ
「目立つこと」と「個性」は、何の関係もありません。
「自分自身を役立てていくこと」が大切です。
本当の個性は、その中で発揮されていきます。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。