2019年4月26日金曜日

「目立つこと」と「個性」は、別に関係ない話

こんにちは。上村です。


幼い頃、わざと怒られるようなことをして、「周囲の注目」を集めようとしたことはありませんか?


自分の存在を目立たせて、注意を引こうとする。


「自分はここにいるよ。忘れないでよ」
ということですね。


幼い子ならわかるのですが、大人になってもこんな行動に出る人がいます。

「目立つこと」に躍起になっている人がいる。


目立とうとして、わざとよくないことをしたりする人もいます。
これはマズイですね。


あるいは、突飛な行動に出たりする人もいますね。

「過剰な自慢」などもそうかもしれない。


僕のかつての先輩で、この手の人がいました。

一日中、自慢話をするのです。


いっしょにいる時間が長かったので、さすがに僕は辛くなった。

それでも先輩はお構いなし。いくらでも自慢話を続けます。


僕がどう思っているかは、あまり考えないようです。


考えてみればおもしろい人かもしれませんが、でも、どうしてこの人は自慢ばかりするのか?


些細な自慢くらいなら誰にでもあるでしょうが、彼の場合は極端だったのです。


つまり、こういうことだと思うのです。


彼は、自慢を「自己主張」だと考えていたのでしょう。

もちろん、自己主張はいいのです。


しかし、「本当の自己主張」とは、相手に不快感を与えないものです。


自慢話ばかり聞かされても、親近感は沸きませんから、したがって自慢は自己主張ではない。


彼は、存在感をアピールしたかったのかもしれません。


子供が怒らせるようなことをして、注目させようとするのと変わりません。


子供の場合は、純真だからいいのですが、彼の場合はそうではない。


明らかに自慢をして、利益を得ようとしていたようです。

目立つことで、自分を際立たせようとしていた。


しかしこういう行為は、ウラハラになることが多いですね。

目立とうとすればするほど、周囲は彼を避けるようになったのです。



人の注目を集めるといえば、テレビなどもそうですね。


テレビ番組は、視聴者の耳目を集めるため、様々な工夫をします。

いい工夫ならいいのですが、時に「過剰演出」になったりする。


昔僕は、出演者全員が催眠術にかかって、思い通りに動かされる番組を見たことがあります。


いくら何でも、それはない。(笑)


テレビなので、ある程度の演出は必要かもしれませんが、問題は「見ている側がどう受け取るか」です。


目立つことが、何やら「素敵な行為」であるかのように錯覚する人が出てくるかもしれない。


当然ですが、「テレビ番組」と「我々の日常」は違います。


念のために言うと、テレビをどうこう言っているわけではありません。


それは、情報を得たり楽しんだりできるメリットがあるでしょう。


ただ情報というのは、「利用するもの」であって、「振り回されるもの」ではないのですね。


いずれにしても、目立つことに価値があるわけではありません。


大切なことは、目立つことではなく、「自分を役立てていくこと」です。


これこそが、人生を渡っていく英知です。


存在を際立たせようとしてもうまくいきません。

それより、「自分の役割を果たすこと」です。


それが唯一、本当の意味で自分を「個性的な存在」にしてくれます。


自己主張の強さが個性ではないのです。


控えめでも、自分のできることにしっかり取り組んでいる人は、個性的な存在です。


他人を排斥して、個性的だと言っても、それは違うわけですね。


自分一人なら個性も何もないわけで、本当に個性的になろうと思ったら、他人を尊重することが必要になるわけです。


それが、真の意味で、自分自身を尊重することにもつながっていきます。



・今回のまとめ
「目立つこと」と「個性」は、何の関係もありません。
「自分自身を役立てていくこと」が大切です。
本当の個性は、その中で発揮されていきます。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。