こんにちは。上村です。
僕が小学校の頃に、こんなことがありました。
学校給食のおかずが、「おかわり自由」だったのです。
人気のあるおかずは、クラスメートが列を作ります。
僕はたまにおかわりをしていたのですが、
そこで「不思議なこと」がありました。
どういうわけか、「僕を最後に」おかずがなくなってしまうのです。
僕はおかわりにありつけた最後の人。
僕がかき集めて終わりです。
単なる偶然ですが、そんなことが度重なりました。
いつもそういう役回りなので、
当然クラスメートたちから「注目」を浴びます。
「見ろ、また上村が最後だぞ」
と言われる。
クラスが盛り上がります。
最初は恥ずかしかったのですが、
何となく「注目されること」に妙な快感を覚えるようになりました。
別に、僕自身は何も面白いことをしたわけでありません。
しかし何やら、「人気お笑い芸人」になったような心境。
そうなると、みんなの期待に応えなくてはなりません。
(その必要はない?)
おかわりの最後は「自分でなければならない」のです。
たいして好きでもメニューなのに、
「今日も笑いを取ってやろう」と、無理に列に並んだこともあった。
もちろん、最後が僕になるとは限りません。
しかし自分でなければならないのです。(笑)
そこで、「おかずのなくなりそうなタイミング」を見計らって、列に並ぶのですね。
すでになくなっていても、かき集めるのです。
(完全に意図的)
しかしある時、担任教師が「もうやめとけ」と言うではありませんか。
その教師は、僕の意図に気付いていたかどうかはわかりません。
でも、担任に言われたものですから、仕方がありません。
それ以降、おかわり自体をやめてしまったのです。
したがって注目されることもなくなりました。
「人気芸人」が干されたのです。(笑)
しかしよく考えてみると、
注目されたといっても、本当にそうだったのでしょうか?
「意外な状況」が注目されただけですね。
別に僕自身が注目されたということでもなかったのです。
これは僕が小学生の頃の話です。
でもこういうのは、
ひょっとしたら大人になってからもあるかもしれませんね。
注目を浴びようと、わざと特殊なことをしたりすることです。
例えば、誰かの悪口を言って、注目を浴びようとすることがあります。
その時は、みんなおもしろがってくれるかもしれません。
でも、結局これはプラスにはならないですね。
(プラスどころか、マイナスになるものです)
陰で誰かの悪口を言うような人を、心から信頼することはないからです。
時に愚痴をこぼしたり、
誰かの悪口を言ってしまうこともあるかもしれません。
でも、そういったマイナスの行為で注目してもらおうとしても、結果はウラハラになります。
第一、人から注目を浴びることに、自分が思っているほど価値はありません。
その時間を、誰かの手助けや励ましてあげる時間に使った方が、言うまでもなくはるかに価値があります。
目立つことに意味はありません。
「発揮すること」に意味があるのです。
・今回のまとめ
目立つことに価値はありません。
自分が持っているものを、誰かのために発揮する。
それこそが「本当の価値」です。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。