こんにちは。上村です。
恋愛や人間関係や仕事や家庭で、
悩んでいる方がいらっしゃると思います。
何とか解決したい。
ある人は、好きな人の心をつかもうとします。
プレゼントを渡してみたり、ホメてみたり、逆にそっけなくしてみたり、
いろいろします。
またある人は、人間関係を改善しようと、
付き合いをよくしてみたり、おもしろいことをしてみたり、おだててみたり、無理に微笑んでみたり、
様々な工夫をする。
悩みを克服するため、頑張るのです。
ところが事態はなかなかよくならない。
ますます悩みが大きくなっていくこともあります。
どうしてでしょうか?
「方向性」を間違えているからですね。
結局、自分のことばかりになってしまって、
相手が視野に入っていないのです。
努力の方向が正しければ、状況は必ずよくなっていく。
では、「正しい方向」とは何でしょうか?
例えば、こんな話があります。
ある男性がいました。
彼はいつも、職場の一部の同僚から「イヤなこと」を言われるのです。
同僚たちには悪気はなく、単にいじっているだけ。
しかし、された方はたまったものではありません。
気にしていることをズバリ指摘され、
そのうち彼は同僚との付き合いが嫌になった。
飲み会や宴会なども、彼にとっては恐怖そのものです。
いつイヤなことを言われるか、気が気でない。
同じ場所には女子社員もいるし、格好悪いところは見せたくない。
しかしそうやって恐れば恐れるほど、
予想通り彼はイヤなことを言われるのです。
もちろん、無神経なことを言う人の責任は大きいです。
ただ、それは相手のことなので仕方がありません。
問題は彼自身ですね。
彼自身に何か問題はなかったのでしょうか。
相手を変えようとしても無駄なので、
自分を変える以外ありません。
では、彼はどうしたらいいのか?
言われても気にしない・・・
確かにそれに越したことはないでしょう。
しかし気になるものは仕方がないし、
誰だって、自分が気にしていることを言われたら不快になるでしょう。
確実に、相手の口からそんなイヤな言動をさせない方法があるのです。
それは何か?
「そんなことは言わないでくれ」
とハッキリ言うことですね。
自分の意思を伝えることです。
たとえ口に出して言えなくても、態度で伝えることです。
ケンカをする意味ではありません。
単に意思を伝えるだけです。
簡単なことです。
ところがなぜか、彼にはそれができなかった。
ただ心の中で「嫌だ嫌だ」と思っているだけです。
そのネガティブさが、相手のそんな言動を引き出していたのです。
もちろん、
「そんなことを言わないでくれ」
と興奮しながら言っても仕方ありません。
怒ると、かえって相手に思いが伝わらなくなります。
興奮して、何を言っているのかわからなくなっている人を見たことがあるかもしれませんが、そんな感じですね。
ここは落ち着いて相手に伝えるのです。
自分の意思を伝えることを恐れてはいけません。
彼だって、本当はもっと同僚たちの和気あいあいとしたかったのです。
しかし、彼は一つ考え方を間違えていました。
彼はこう考えていたのです。
「イヤなことさえ言われなければ、付き合いが楽しくなるのに」
と。
こういう考え方をしているから、
彼はますます「イヤなこと」を言われてしまうのです。
では、正しい考え方とは何でしょうか?
「イヤなことさえ言われなければ、付き合いが楽しくなるのに」
・・・これの「逆の考え方」をすることです。
楽しいから、嫌なことを言われなくなるのです。
自分のネガティブを見つめるよりも、ポジティブを見つけていくことです。
「これがあるから幸福になる」
ではありません。
そんなことには関係なく、幸福を見つけていくことです。
何かあったら感謝するという人は、結局感謝できることから遠ざかっていくもの。
一方「感謝先にありき」の人は、
どんなことからも感謝を見つけ出すことができます。
心の姿勢が全く違うのです。
「感謝先にありき」の方が、自分の人生を積極的に築いていけることは、言うまでもありません。
・今回のまとめ
「幸福先にありき」で考えていこう。
それが、状況を本当によくしていくのです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。