こんにちは。上村です。
僕は、「運をよくする方法」を、こう考えているのです。
「‘審査員‘より、‘手助けをする人‘になろう」
と。
これは象徴的な言い方です。
審査員が悪いと言っているのではありません。
実際、いい悪いは別にして、
世の中には至るところに「審査」があります。
審査員だって、人を審査する厳しさを感じているでしょう。
就職活動でも、「全員採用」ならみんなハッピーでしょうが、そういうわけにもいかない。
ただ、審査というのは、合格した人を喜ばせますが、不合格になった人を失望させるものです。
一種権力的な立場ですし、どんな採用基準をとるにしても、そこには「真剣さと誠実さ」が求められます。
「願いが叶わなかった人」に対する礼儀も大切です。
オーデションとか、コンテストとか、そういったものが横行していますが、その裏には、多くの失望があることも知るべきなのです。
別に「審査は悪だ」と言っているのではありません。
それが必要な時もあるでしょう。
でも、別にしなくていいものもたくさんあります。
様々な審査の裏には、失望した人もいることを自覚し、審査する人はよほどの謙虚さが必要です。
「傲慢な審査意識」では、真に人のためになることはできないものです。
本当に大切なのは、「誰かの役に立とうとする意識」です。
そこには、謙虚な気持ちがあります。
冒頭に書いた「手助けする人」ということですね。
これなら立場に関係なく、今すぐ誰でも実践できることです。
そして、普遍的な価値があります。
相手によくなってほしいという気持ちがあるし、
またそのためには、自分自身も高めていく必要があります。
他人をよくするためには、自分もよくならないといけないのは当然です。
「相手が自分と出会ったことで、相手の運の役に立つ」
それこそが、まさに、自分の運を高める方法ですね。
「自分と知り合ったことは、相手にとって幸運なことなのだろうか?」
と自問してみる。
おそらく、「100%そうだ」とうなずける人は、なかなかいないはず。
それは当然ですね。
なぜなら、幸運になるかどうかは「今後」にかかっているからです。
例えば、恋愛で「この人を恋人にしたい」と思うことがあるでしょう。
しかし、大切なのはそこではありません。
「もし恋人になったら、相手にどういう影響があるか」
を考えることです。
またその結果、自分にはどんな影響があるかを考えてみる。
お互いが「いい影響」を及ぼすことが、大切です。
もちろん、恋愛だけではなく、人間関係そのものがそうです。
単に願いが叶っただけでは意味がない。
ストーリーはずっと続いていくし、それをよくするのも悪くするのも、自分自身の考え方にかかっています。
相手が困っていたら、精神的な支えになってあげることは大切です。
相手が心の平穏を求めていたら、それに応えてあげればいい。
助言すべきことがあったら、そうすることも必要です。
また同時に、相手からも、いろいろ吸収していくことが大切です。
自分の気持ちを押し付けるのではなく、支え合っていくという姿勢が大切。
そうすれば、どんな関係もうまくいくでしょう。
・今回のまとめ
「運」とは相互作用です。
他人に役立つことで、「自分の運」も向上していきます。
「手助けする人」になっていくことです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。