こんにちは。上村です。
あなたは、「不完全」を恐れるでしょうか?
自分のことだけではなく、他人との関係でもそうですね。
例えば、恋愛で考えてみましょう。
恋人と食事の約束をします。
でも急に「今日は仕事で無理」と言われます。
「仕事と私と、どちらが大事?」
と言いたいところ。
しかし、この質問に答えるのは無理ですね。
なぜなら比べられないものだからです。
どちらも大切でしょう。
「恋人ならこうすべき」という思い。
それが「完璧主義」です。
完璧を目指すのはいいのですが、「完璧でなければ許せない」というのは違います。
どこにも完璧などないからです。
完璧主義に陥ると関係が行き詰ってきます。
それぞれ「独自の愛」を育んでいけばいいだけで、それは完璧を求めなくてもできること。
「今日の自分は完璧ではないから好きな人と会えない」
と言っていたら、ずっと会えなくなってしまう。
不完全なのは誰でもそうです。
もし本当に「完璧に近いもの」があるとしたら、「不完全なことをどんどんしていった先」に見えてくるものでしょう。
好意を伝えようと躍起になっている人がいますね。
でも、なぜか相手の反応が鈍っていく。
なぜそうなるのでしょうか?
「完璧に愛情を伝えなければならない」と思っているからではないでしょうか。
でも本当の愛情とは、そんな強迫的なものではありません。
もっと素朴なものですね。
愛情とは「自然に伝わるもの」です。
愛情とは、伝えようとするものではなく、自然に発揮していくもの。
宣伝ではなく、行為です。
口先ではなく、思いやりです。
受け入れ態勢のある人に、自然に伝わっていくものです。
もちろん恋愛に限った話ではありません。
人間関係もそうですし、友情もそうです。
「会話」だってそうですよ。
完璧な会話などどこにもありません。
完璧な会話を求めようとすると、かえってぎこちなくなるものです。
もっと肩の力を抜いて、素朴な自分を発揮していこう。
「不完全な円」でいいので、どんどん描いていくことです。
何かに行き詰まっている人は、
「完璧な円」を描こうと思い過ぎているのかもしれません。
完璧な円をフリーハンドで描くことなどできないのです。
それと同じで、今の相手も自分も決して完璧ではありません。
だからこそ、足らざるものを埋めようと努力していく。
不完全というのは「向い風」ではありません。
自分を押してくれる「追い風」ですよ。
なぜなら、そこに希望があるからです。
・今回のまとめ
愛情とは、伝えようとするものではなく、自然に発揮していくものです。
本来の愛情は、焦りや心配ではなく、「落ち着きと希望」をもたらします。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。