2020年1月22日水曜日

好きなのに相手のことがわからなくなるのは、相手のことを知ろうとしているのではなく、「自分に関心を向けさせよう」としているから

こんにちは。上村です。


前回のブログで、
「歯医者さんが、顔ではなく歯を覚えていた」
というお話をしました。


医師は、どうして僕の「歯」を覚えていたのでしょうか?

それは歯に興味があるからですね。(歯医者さんだから当然)


だから顔は覚えていなくても、歯は覚えていたのです。



例えば、僕は昔、予備校で進路指導の仕事をしていました。


その時は「大学について」とても敏感だったのです。

受験関連のニュースに注目してしまう。


「〇〇大学で学部が新設された」とか、「入試問題の傾向」とか、いろいろ敏感になります。


『医学部受験の心得』など、今なら絶対読まないような本も当時は読んでいました。


要するに、職業にしていたので興味があったわけです。

興味というのは「記憶力」を高めます。


こういう理屈でいくと、「好きな異性のことは誰よりも知っている」ということになりますね。


興味があるから記憶に残る。

印象に残っていくわけです。


しかし時として、そうならないこともあります。


恋愛のような、複雑な感情が混じってくると、すんなりいかないことがあります。

「好き=知る」という公式が、公式通りにならないことがあるのです。


恋愛感情が、あまりにもすべてを支配してしまって、かえって相手を冷静に見れないことがあります。


好きな人と会話する。

普通に会話すればいいのに、妙に自意識過剰になってしまうのです。


「自分に関心を向けさせよう」「好意を伝えよう」
などと思い過ぎる。


その結果、妙にぎこちなくなってしまう。

なぜか相手を怒らせるようなことをしてしまう。


そんなこともありますね。

気持ちがすんなり伝わらなくなっていくのです。


では、どうしたらいいのでしょうか?


初めの頃の「素朴な気持ち」を思い出すことです。

出会った当初は、関係がトントン拍子に進むことがありますね。


ややこしい感情に支配されず、純粋な気持ちがあったから。


ところが関係が進んでくると、相手に対して要求が多くなります。


相手のことを理解しようと気持ちより、自分の都合に振り回されることが多くなる。

相手に振り回されるというよりも、「自分で自分に振り回されている」のです。


疑心暗鬼になって、交際が楽しいものから、「心配するもの」になってしまう。

そうなるとだんだん関係がおかしくなります。


この場合の対処法は一つ。

「素朴な気持ち」を思い出すことです。


何かに行き詰った時、「一から始めます」と言う場合がありますね。


これは過去に戻るという意味ではなく、「再スタートします」という意味です。

「心をすっきりさせる」という意味です。


アクセルを踏みすぎたり、ブレーキを踏みすぎたり、極端になった気持ちをニュートラルにするのです。


自分がややこしくなくなれば、環境もややこしくなくなっていくもの。


すっきりした気持ちは、きっとすっきりした環境をもたらすことでしょう。



・今回のまとめ
心をニュートラルに。
すっきりした気持ちは、きっとすっきりした環境をもたらすことでしょう。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。