こんにちは。上村です。
来月には、「バレンタインデー」がありますね。
僕は別にバレンタインデーで思い出はないのですが、
ただ一つ記憶に残っている出来事があります。
あれは中学生の頃。
バレンタインデーの日でした。
クラスの女の子から、チョコレートをもらったことがあります。
これはとても嬉しかった。
何せもらったこと自体が初めて。
それに僕の方もその子に気があったので。
自宅に戻ってから、
チョコレートを眺めてニヤニヤしていました。
食べるのは惜しかったので、飾っておくことにしました。
黄金に光るチョコレート(幻覚)
我ながら、おかしい(お菓子)
(ここ笑うところ)
ところが、それから2、3日後のことです。
クラスメートのある友人と、バレンタインデーの話になったのです。
「オレ、○○さんからもらったよ」
と友人は言う。(○○さんとは、僕にチョコレートをくれた女の子)
(えっ?)と、僕は驚いた。
でもまあそういうこともあるでしょう。
友人がもらったのは「義理チョコ」かもしれませんし。
ところがです。実はそうでもなかったよう。
その後の友人の言葉に、僕はショックを受けました。
友人は、もらったチョコレートの説明をしたのです。
「三色に分かれていて、なかなか豪華だった」
これには驚きました。
なぜなら、僕がもらったのは一色のチョコレート。
しかも、そんなに豪華ではありません。
僕がもらったものと、友人がもらったものでは、かなり値段が違うよう。
(自分だけかと思ったら、そうではなかったのか。
彼女は友人の方がより好きだったんだ・・・)
「義理」は僕の方だったのかも。
当時の僕はそれでショックを受けたのですが、
今から考えると変な話です。
義理であろうと、本命であろうと、
彼女はわざわざ僕のためにチョコレートをくれたのです。
渡すのにも勇気がいったでしょう。
もらっただけで有難い。
でも、「友人」という比較対象が現れた途端に、僕は不満になったのです。
ややもすると、比較によって感謝を忘れてしまうことがあります。
相手に「もっと、もっと」と求めてしまうのです。
求めるのが悪いと言っているのではありませんが、
でも、最も大切なのは「自分を役立たせること」ですね。
何がもたらされるかではなく、何をもたらすかです。
もちろんチョコレートをあげる話ではありません。
(それは好きにすればいいこと)
相手がどうかではなく、自分がどうかが大切です。
他人の目ばかり気にしていると、自分を見失うもの。
他人の目を気にしたからといって、
誰かを幸せにできるわけでもないですね。
関係が壊れることばかり恐れて、自分の損得ばかりが気になる。
そうなると、その関係を喜ぶ気持ちも薄れて、本当に関係が悪くなっていったりします。
そうならないように、「本質」に戻ることが必要。
「求め合いではなく、与え合い」
それが愛情の本質だと思いますし、
別に難しいことではなく、ごく単純なことですね。
でも、いろいろな感情が物事を複雑にし、関係を複雑にし、
その結果ますますややこしくしてしまうのです。
「これだけしてあげたのだから、相手も同じ量を返すべき」と思ってしまう。
しかしそんな損得勘定をしていると、結局その関係が辛くなりますし、
相手の行動によって自分の幸不幸が決まってしまうことになります。
「求め合いではなく、与え合い」というシンプルな愛情法則を受け入れたら、
モヤモヤは晴れて、気持ちが楽になっていくでしょう。
そうすれば、自分の素朴な気持ちも伝わるところに伝わっていくでしょう。
・今回のまとめ
比較ばかりしていると、自分自身を見失ってしまうものです。
シンプルな愛情法則に気づけば、きっと物事はよくなっていくでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。