こんにちは。上村です。
こんな言葉があります。
『医術は患者を慰めることにあり、自然は病気を治す』
・・・ヴォルテール
「病気を治すのは医者ではない」というのです。
もちろん、治療が無駄とかそんな意味ではありません。
自分の「不調和」から、
様々な病気が起こっているという事実があります。
病気には先天性のものもありますが、後天性の方がはるかに多いでしょう。
入院して病気が改善に向かったとしても、
不調和なままなら、また同じような病気になっていくかもしれません。
さっきのヴォルテールの言葉ですが、
身体上の病気について書いたものでしょう。
でも僕はこれを、根本的な意味での「病気」ととらえます。
「病気=気が病む」
ということです。
そう考えれば、そんな人はたくさんいるに違いありません。
「恋の病」ということもありますから、
恋愛にも「病気」があります。
身体上の病気ではありませんが、これも大きな辛さです。
いつも恋愛に悩み、ささいなことに一喜一憂し、
相手をしつこく追いかけ回したりするのも、不調和な行動です。
追いかけ回すことと、手を差し伸べることは違います。
また、妙に冷たくするのも作為的です。
相手のことを考えているというよりも、
自分の恋愛成就だけにこだわっています。
もちろん恋愛だけの話ではありません。
すべてのことがそう。
「相手のためになること」が大切です。
行動が裏腹になるのは、
「素朴な気持ち」を忘れてしまった時に多い。
そういう時は、「初心」を思い返してみることが大切だと思います。
初心には希望があったでしょう。喜びがあったでしょう。素直だったでしょう。
不安もあったかもしれませんが、それ以上に希望があったはず。
純粋で謙虚な気持ちがあったはず。
それこそまさに「調和」です。
初心はそれを思い出させてくれます。
これは「過去に戻る」という意味ではありません。
初心をもっと「高度」にしていくべきなのです。
いろいろな経験をした後に初心を思い出すと、
「初心の本当の意味」がわかります。
雨天の後の晴天が、前よりもいっそう輝くような感じ。
それがまさに大きな成長です。
「幸福な人生を送るのに必要不可欠なものなどほとんどない。
それはすべてあなたの内部、あなたのものの考え方の中にある」
・・・アウレリウス
「お金がない」「特技がない」「認められない」
「好きな人に振り向いてもらえない」「先が見えない」
そんなことは別にどっちでもいいのですよ。
それよりも、「今」という時を大切にしていく姿勢が大切ではないでしょうか。
人と比べていたのでは、今を大切にすることはできないもの。
これがほしい、あれがほしいばかりでは、今を大切にすることはできません。
一つのことにこだわって悩んでいたのでは、今を大切にすることはできません。
素朴になって、「今」という時を大切にしていく。
結局そんな人が、自分にとって自然に「いい環境」を作っていくことでしょう。
・今回のまとめ
幸せは外に見つけるものではなく、「自分の中」から見つけていくもの。
自分の調和が、環境を変えていく力になります。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。