2020年1月3日金曜日

完璧でなかったら愛されないのなら、誰も愛されなくなる話

こんにちは。上村です。


ある漫画家が、こんなことを言っていました。

『昔は「正確な円」が描けたのに、今は描けなくなった・・・』


「技術が衰えた」らしいのです。


謙遜で言ったのかもしれませんが、確かに手先の技術ですから、微妙なものがあるのかもしれません。


僕自身は、絵はまったくダメです。

学生の頃、描いた絵を馬鹿にされてから、ますます苦手になりました。


しかし当たり前ですが、馬鹿にした相手とて「完璧な絵」が描けるわけではありません。


そう考えると、さきほどの漫画家さんは、自分を謙虚に見ていたのでしょう。

完璧にしようとしても、人間ですから限界はありますね。


見た目に正確な円が描けても、厳密に言えば「正確」ではありません。


フリーハンドで「完璧な円」を描くのは無理。
道具を使わず「正三角形」を描くこともできない。

限界があるのです。


これは象徴的な意味で書きました。

別に絵や図形の話がしたいのではありません。


「人間に完璧はない」ということが言いたいのです。


ところが愛に悩む人は、
この「不可能なこと」にこだわってしまうのです。


「完璧な関係」でないと、我慢できない。

「完璧な円」を描こうとするのです。
「寸分違わない円」を描こうとする。


でも、人間が完璧であるはずはありません。
どんどん不満がたまっていきます。


完璧主義に陥って、恋愛や人間関係がうまくいかなくなるのです。


恋愛や人間関係だけでなく、
様々な面で完璧主義が自分を縛っていきます。


「できないと言ってはいけない」と言う人がいます。


でも、「できないと言うな」と言っている人にも、できないことはたくさんあるでしょう。


「できないと言うな」ではなく、「できることをしよう」と言うべき。


「できないこと」が問題ではなく、
「できることをしないこと」が問題なのです。


不完全な円で構わないので、頑張って描けばいいわけですね。


肩の力を抜けばいいのですね。
その方が自分の力を発揮できます。


「不完全な関係」だからこそ、お互いが育てていくのです。

完璧だったらもはや努力の必要はなくなります。


不完全だからこそ、努力するのですね。

そうして人は成長していくのだと思います。


不完全を恐れないこと。

それは恐れるどころか、「努力の源泉」になるのですから。


他人には「不完全な自分」をそのまま見てもらえばいいのですね。


「完璧に見せよう」などと思わなくていい。


そうすればきっと心が軽やかになって、かえって「本当の自分」を発揮していけるでしょう。



・今回のまとめ
「不完全」を恐れなくていい。
完璧に見せようと思わなければ、心の束縛が解けて、かえって本当の自分が発揮できるでしょう。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。