こんにちは。上村です。
突然ですが、こんなことを考えてみてください。
あなたは、「パン」を食べようとしています。
すると友人が、
「おいしそうなパンだな。半分ちょうだい」
と言ってきました。
あなたはどうされるでしょうか?
当然ですが、半分あげたら、自分の食べる分が減ります。
お腹も空いているし、これはイヤ。
「あげない」と言うかどうか・・・
相手によって変わるかもしれません。
好きな人だったら、「まあいいかな」と思う。
片想いの異性なら、「半分と言わず、全部あげるよ」と言ってしまうかもしれない。
でも嫌いな相手なら、
「いいけど、消費期限は切れている」
と言うかも。(笑)
まあそれは冗談ですが、いずれにしても、あげるあげないは自分次第ですね。
問題は、
『半分あげたら、自分の食べる分が減ってしまう』・・・この部分です。
これは正しいのでしょうか?
「半分あげたら、食べる分が減るのは当然じゃないか」
と思うかもしれない。
でも本当にそうでしょうか?
パン半分ではお腹が満たされない。
そこであなたは行動するかもしれません。
「もう1個、パンを買ってこよう」と。
つまり結果的に、合計1.5個のパンを食することができるのです。
結局あなたは「得」をします。
では、どうして「得」をしたのでしょうか?
友人にパンを半分あげたからです。
「相手はパンにありつける」
「自分は食べるパンの量が増える」
両方が得をしたのです。
しかも、買い足したパンは、前のパンよりおいしいかもしれない。
いいことずくめです。
「その分、お金がかかっているじゃないか」と思うかもしれませんが、パン1個程度なら、そこまでたいした金額ではないですよね。
もちろん、相手にあげたことで、今度は自分が相手から何かをもらえる可能性もあります。
つまり、一見「損失」と思うようなことも、実は損失どころか「利益」につながっています。
もちろん、「パン」は単なる例え話です。
物質的な話ではなく、「精神的な話」です。
これは人生全般に言えることなのですね。
「パンをあげることは損失だ」的な思考をしていると、うまくいかないのです。
「貪欲な人間が儲けているじゃないか」
と思うかもしれませんが、それは表面的な見方です。
貪欲(もちろん悪い意味の)な人ほど、奪われることを恐れ、心休まる時がないものです。
結局、大切な人生を台無しにしてしまいます。
理不尽に奪ったものは、どこかで奪い返されます。
支配しようとする人は、やがて支配されるもの。
狭い考え方だと、本当の幸運が逃げていってしまうのです。
例えば、恋愛でもありますよ。
好きな人を、他の人にとられやしないかと、いつもビクビクしている人です。
明らかにそれは貪欲になっています。
このような狭い思考では、人間関係そのものがうまくいかなくなっていきます。
ヘタをすると、自分の人生そのものを捻じ曲げてしまう可能性もあります。
もっと堂々としていいのですよ。
もっと「大きな視点」に立つべきです。
奪おうとする人生は不安だらけ。
与えようとする人生に不安はありません。
どちらを選ぶかは自分次第です。
受容力のある人は、壁にぶつかり、困難に遭遇する度に、真実に気付いていきます。
「与えよう」とする人生に目覚めていくのです。
・今回のまとめ
受容力のある人は、困難に遭遇する度に、真実に気付いていきます。
奪おうとする人生を捨て、「与えよう」とする人生を選択します。
なぜなら、そこに「真実の幸せ」があるからです。
「愛される自分を大胆に意識すること」
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愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
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