2020年4月27日月曜日

「月曜日」が楽しくなる話

こんにちは。上村です。


『ブラックマンデー』

という言葉があります。


あなたは、お聞きになられたことがあるでしょうか?



「暗黒の月曜日」という意味ですね。

「確かに月曜日は出勤したくない」・・・いえいえ、そんな意味ではないのです。



「株価が大暴落した日」のことですね。


1987年にニューヨーク株式市場で起こった、株価の大暴落。

それが月曜日だったので、こう呼ばれています。


「世界的株安」の引き金になりました。

休み明け気分も吹っ飛ぶ「大事件」だったでしょう。



当時僕は大学生。大事件の割には全く記憶に残っていません。

株の動向より、学校の単位の動向が気になっていたので。(笑)


それはともかく、もちろん企業や投資家にとっては大悪夢だったでしょう。


まさに「暗黒」です。先の見えない暗闇に突き落とされたようなもの。


しかし今となっては、その悪夢も過ぎ去った一つの出来事に過ぎなくなっています。


「世も末だ」と思った人もいたでしょう。

でも、別に世界は終わらず、相変わらず人々は日常生活を続けています。



今は、コロナの影響で、多く人が先行きに不安を感じているでしょう。


しかし、こんな時こそ冷静になって、もっと長い目で物事を見ることが大切です。



「今は激動の時代」という言葉がありますね。


しかし、10年前も、20年前も、100年前も、1000年前も、同じようなことが言われていたでしょう。


要するに、いつだって「激動の時代」です。


「今は激動の時代」とは、「日が沈んだら、夜になるんだ」と言っているようなもので、当たり前のことに過ぎないのです。


「激動の時代なんてどうってことない。株価がいくら下がってもたいしたことない」

なんて経済評論家がいたらユニークですが、テレビには呼ばれなくなるでしょう。


でも実際は、どんなことがあっても、世の中が終わるようなことはありません。



個人もそうです。

どんなにどん底になっても、時の経過とともに再生していきます。


こんなことを書くと「ノー天気だ」と言われかねないのですが、しかしこれは真実です。



そして、さらに大切な点は、苦境がきっかけになって、希望のタネがまかれるということです。


不安を口にする人も多いですが、それ以上に「希望を口にする人」が多くなっていきます。


ここが大切なところです。


「暗闇」とは、要するに「光を求める気持ち」が高まっていく時です。



個人でもそうですよ。


例えば、コミュニケーションに悩みを抱えている人もいるでしょう。


そんな人にとっては、会話の場は、暗黒の場と思うかもしれません。


しかし、その人には勘違いがあります。


「どんな相手でも、打ち解け合って会話ができることが大切」

という錯覚です。



そんなことはないですね。

ましてや初対面の相手に、そんなにうまく話のできる人はいませんね。


初めて会ったのに、「よお、最近どうなんだい」と言われたら困ってしまいます。


打ち解けている者同士だって、話がなくなることもあります。



本当に会話が苦手なら、それを埋め合わせるために、もっと誠実になろうと思います。


つまりこの人にとっては、会話が苦手なことは、逆に「誠実な態度をとることができるというプラス」に働いたわけです。



言うまでもなく、口八丁な人よりも、誠実な人の方が、最終的に信頼されるものですね。


つまり、あなたの失望は、「希望」を教えてくれるというわけです。



そもそも、落胆の経験をして、初めて希望を知るもの。



例えば、「リンゴの実が落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見した」という伝説が残っています。


実際はどうかわかりませんが、たとえ作り話であっても、よくできた話だと思います。


りんごの実が落ちて、ニュートンは「世紀の大発見」をしました


まさに、落ちることは、「希望」です。


気持ちが落ちたら、「これは希望の前触れだ」と思うことです。


そして、待つことです。


やがて、気持ちが回復して、どんどん前に進んでいけるでしょう。



・今回のまとめ
あなたの「足りないもの」の中に、あなたを光らせるものがあります。
足りないものは、「持っているもの」に気づくチャンスです。





「愛される自分を大胆に意識すること」

そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。

その方法を書いたのが本書です。

愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術





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     1.追いかけるのをやめる
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