こんにちは。上村です。
『ブラックマンデー』
という言葉があります。
あなたは、お聞きになられたことがあるでしょうか?
「暗黒の月曜日」という意味ですね。
「確かに月曜日は出勤したくない」・・・いえいえ、そんな意味ではないのです。
「株価が大暴落した日」のことですね。
1987年にニューヨーク株式市場で起こった、株価の大暴落。
それが月曜日だったので、こう呼ばれています。
「世界的株安」の引き金になりました。
休み明け気分も吹っ飛ぶ「大事件」だったでしょう。
当時僕は大学生。大事件の割には全く記憶に残っていません。
株の動向より、学校の単位の動向が気になっていたので。(笑)
それはともかく、もちろん企業や投資家にとっては大悪夢だったでしょう。
まさに「暗黒」です。先の見えない暗闇に突き落とされたようなもの。
しかし今となっては、その悪夢も過ぎ去った一つの出来事に過ぎなくなっています。
「世も末だ」と思った人もいたでしょう。
でも、別に世界は終わらず、相変わらず人々は日常生活を続けています。
今は、コロナの影響で、多く人が先行きに不安を感じているでしょう。
しかし、こんな時こそ冷静になって、もっと長い目で物事を見ることが大切です。
「今は激動の時代」という言葉がありますね。
しかし、10年前も、20年前も、100年前も、1000年前も、同じようなことが言われていたでしょう。
要するに、いつだって「激動の時代」です。
「今は激動の時代」とは、「日が沈んだら、夜になるんだ」と言っているようなもので、当たり前のことに過ぎないのです。
「激動の時代なんてどうってことない。株価がいくら下がってもたいしたことない」
なんて経済評論家がいたらユニークですが、テレビには呼ばれなくなるでしょう。
でも実際は、どんなことがあっても、世の中が終わるようなことはありません。
個人もそうです。
どんなにどん底になっても、時の経過とともに再生していきます。
こんなことを書くと「ノー天気だ」と言われかねないのですが、しかしこれは真実です。
そして、さらに大切な点は、苦境がきっかけになって、希望のタネがまかれるということです。
不安を口にする人も多いですが、それ以上に「希望を口にする人」が多くなっていきます。
ここが大切なところです。
「暗闇」とは、要するに「光を求める気持ち」が高まっていく時です。
個人でもそうですよ。
例えば、コミュニケーションに悩みを抱えている人もいるでしょう。
そんな人にとっては、会話の場は、暗黒の場と思うかもしれません。
しかし、その人には勘違いがあります。
「どんな相手でも、打ち解け合って会話ができることが大切」
という錯覚です。
そんなことはないですね。
ましてや初対面の相手に、そんなにうまく話のできる人はいませんね。
初めて会ったのに、「よお、最近どうなんだい」と言われたら困ってしまいます。
打ち解けている者同士だって、話がなくなることもあります。
本当に会話が苦手なら、それを埋め合わせるために、もっと誠実になろうと思います。
つまりこの人にとっては、会話が苦手なことは、逆に「誠実な態度をとることができるというプラス」に働いたわけです。
言うまでもなく、口八丁な人よりも、誠実な人の方が、最終的に信頼されるものですね。
つまり、あなたの失望は、「希望」を教えてくれるというわけです。
そもそも、落胆の経験をして、初めて希望を知るもの。
例えば、「リンゴの実が落ちるのを見て、ニュートンは万有引力を発見した」という伝説が残っています。
実際はどうかわかりませんが、たとえ作り話であっても、よくできた話だと思います。
りんごの実が落ちて、ニュートンは「世紀の大発見」をしました
まさに、落ちることは、「希望」です。
気持ちが落ちたら、「これは希望の前触れだ」と思うことです。
そして、待つことです。
やがて、気持ちが回復して、どんどん前に進んでいけるでしょう。
・今回のまとめ
あなたの「足りないもの」の中に、あなたを光らせるものがあります。
足りないものは、「持っているもの」に気づくチャンスです。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。