こんにちは。上村です。
あなたは、「自己開示」が得意でしょうか?
「なかなかできない」という方もおられると思います。
しかしそれは誤解ですよ。
自己開示の真の意味が、誤解されていると思うのです。
「自己開示」とは、「素っ裸になること」ではありません。
「露出」とは違います。
誰だって、人に触れられたくないこともあるでしょう。
そっとしてほしいこともあります。
僕にもありますし、きっとあなたにもあると思いますし、他人にもそれがありますね。
そこをわかり合っていくことが大切です。
すべてをさらけ出さないといけないなら、人付き合いなんてできなくなりますね。
友達付き合いを考えてみてください。
自然な形で、お互いがお互いを表現しています。
そこに焦りはありません。心の交流があるのみです。
「全部さらけ出さないといけない」と思うから、プレッシャーになってうまくいかなくなることが多いのです。
またそういう人は、相手がさらけ出さないと不満になってしまうこともあります。
そのような緊張関係で、本当の信頼感は芽生えないものです。
お互いが「寛容」になってこそ、気持ちのいい交流ができます。
そういえば、僕にはこんな思い出がありますよ。
小学校の時。
僕のクラスでは、月曜日に『昨日の自分』を発表することになっていました。
「日曜日に何をしていたのか、どんなことがあったのか」
クラスメートや先生の前で話す。
僕は困りました。
「昨日何があったか?」と言われても、何もないから。
どこかに遊びに行ったのならともかく、家にジッとしていて、話すような出来事もありません。
「昼はラーメンでした」とか、そんなことしか言えない。
僕だけではなく、クラスメート全員が困ったのです。
そこで、生徒の一人が、担任教師に苦情を言った。
「昨日あった出来事と言われても、何もないので言えません」と。
しかし教師は譲らない。
「家にいたのなら、家であった出来事を話せばいい」
と言うのです。
(サザエさんじゃあるまいし、自宅でそんなユニークなことなんかないよ)
とみんな心の中で思ったでしょう。(笑)
その教師の意図もわからないではない。
自分のことを話すのが、必要な時もあります。
しかし、それはあくまで「自然な行為」であるべきです。
人間の付き合いは、本来自然のものだからです。
自分が前向きになって、人も話を聞いてくれるでしょう。
それは話上手とか下手とか、そんな問題とは全く関係がありません。
恋愛や人間関係でもありますね。
「自分の存在を見せつけよう」として、墓穴を掘るみたいな。
見せつけようとすると、かえって魅力を失ったりすることがあります。
あなたがどんな人であるかは、自然に伝わっていきます。
たとえ短期的に誤解されるようなことがあったとしても、長期的には必ず「等身大のその人」が浸透していきます。
なので、もっと余裕を持っていいのですよ。
その余裕こそが、心の解放につながっていきます。
それは表面的な社交性とは関係のない、内面的なものです。
内面的なものが自然に現れてきた時、あなたの自然な個性となります。
その個性に共感を持つ人がきっと現れるでしょう。
・今回のまとめ
「交流」と「目立つこと」は、何の関係もありません。
あなたの個性は、いつか浸透していきます。
焦ることなく、心を柔軟にしていればいいのです。
「愛される自分を大胆に意識すること」
そうすれば、不思議なほど、愛されるようになります。
その方法を書いたのが本書です。
愛された後のことを大胆に意識すると、今から魔術的に愛されるようになる、秘密の愛され術
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。