2020年4月23日木曜日

相手が引いていくのは、自分の存在を見せようと焦るから

こんにちは。上村です。


あなたは、「自己開示」が得意でしょうか?


「なかなかできない」という方もおられると思います。


しかしそれは誤解ですよ。


自己開示の真の意味が、誤解されていると思うのです。


「自己開示」とは、「素っ裸になること」ではありません。

「露出」とは違います。


誰だって、人に触れられたくないこともあるでしょう。

そっとしてほしいこともあります。


僕にもありますし、きっとあなたにもあると思いますし、他人にもそれがありますね。


そこをわかり合っていくことが大切です。


すべてをさらけ出さないといけないなら、人付き合いなんてできなくなりますね。


友達付き合いを考えてみてください。


自然な形で、お互いがお互いを表現しています。


そこに焦りはありません。心の交流があるのみです。


「全部さらけ出さないといけない」と思うから、プレッシャーになってうまくいかなくなることが多いのです。


またそういう人は、相手がさらけ出さないと不満になってしまうこともあります。


そのような緊張関係で、本当の信頼感は芽生えないものです。


お互いが「寛容」になってこそ、気持ちのいい交流ができます。



そういえば、僕にはこんな思い出がありますよ。


小学校の時。


僕のクラスでは、月曜日に『昨日の自分』を発表することになっていました。



「日曜日に何をしていたのか、どんなことがあったのか」

クラスメートや先生の前で話す。



僕は困りました。

「昨日何があったか?」と言われても、何もないから。


どこかに遊びに行ったのならともかく、家にジッとしていて、話すような出来事もありません。


「昼はラーメンでした」とか、そんなことしか言えない。



僕だけではなく、クラスメート全員が困ったのです。


そこで、生徒の一人が、担任教師に苦情を言った。


「昨日あった出来事と言われても、何もないので言えません」と。


しかし教師は譲らない。


「家にいたのなら、家であった出来事を話せばいい」

と言うのです。



(サザエさんじゃあるまいし、自宅でそんなユニークなことなんかないよ)

とみんな心の中で思ったでしょう。(笑)



その教師の意図もわからないではない。

自分のことを話すのが、必要な時もあります。


しかし、それはあくまで「自然な行為」であるべきです。

人間の付き合いは、本来自然のものだからです。


自分が前向きになって、人も話を聞いてくれるでしょう。

それは話上手とか下手とか、そんな問題とは全く関係がありません。



恋愛や人間関係でもありますね。


「自分の存在を見せつけよう」として、墓穴を掘るみたいな。


見せつけようとすると、かえって魅力を失ったりすることがあります。


あなたがどんな人であるかは、自然に伝わっていきます。


たとえ短期的に誤解されるようなことがあったとしても、長期的には必ず「等身大のその人」が浸透していきます。


なので、もっと余裕を持っていいのですよ。


その余裕こそが、心の解放につながっていきます。

それは表面的な社交性とは関係のない、内面的なものです。



内面的なものが自然に現れてきた時、あなたの自然な個性となります。

その個性に共感を持つ人がきっと現れるでしょう。



・今回のまとめ
「交流」と「目立つこと」は、何の関係もありません。
あなたの個性は、いつか浸透していきます。
焦ることなく、心を柔軟にしていればいいのです。





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