2019年5月21日火曜日

傷つきやすくて困っている人に捧げる話

こんにちは。上村です。


突然ですが、世の中は「便利」になったものですね。


昔は読みたい本があっても、書店に行ってなかったら、困ったものです。

他の書店にもない。


店員さんに頼んで、取り寄せてもらうしかありません。


でもそこまでするのも面倒なので、たいていはそのままになってしまう。


今は読みたい本があれば、ネット経由で探して何でもあります。


いちいち歩き回って探す必要もありません。
しかも注文したらすぐ届く。


冷静に考えてみれば、凄い時代になったものですね。

まさに「文明の勝利」かもしれない。


でも、文明は確かに便利でありがたいことですが、反面「副作用」もあります。


さっきの本にしても、そうですね。

注文してすぐ届くということは、どこかで無理をしているかもしれない。


人間が酷使されているかもしれません。


「おもてなし」はいいのですが、おもてなしをしている方が辛い思いをしていたら、それはよくないでしょう。


どこかの会社で、「厳しい社員研修」をしている場面をテレビで見たことがあります。


新人全員で、決められた言葉を何度も叫ぶ。

声が小さいと、注意されます。


何か異様な光景。まるで洗脳ですね。

普通に考えて、これがいいとは思わないでしょう。



僕にも経験があります。


若い頃、意地悪な先輩に毎日のように絡まれて、大変な思いをしたことがあります。


「君の仕事ぶりはどうだ」とか「何のために仕事をしているのか」など、とにかくうるさい。


真っ当な注意ならいいのですが、その先輩はそうではなかった。

気に入らないから、当たり散らしているという感じ。


その先輩は、どうしてそうなったのでしょう。


性格の問題かもしれませんが、一つには「職場という環境」もあったのかもしれません。


職場という集団の中で、自分を誤解して、妙に自意識過剰になっていたのでしょう。


その先輩は上司から期待されていました。

期待に応えようと、後輩を厳しく「指導」していたのかもしれない。


もちろん「指導」などという立派なものではなかったのです。


上司に期待されていようがいまいが、それは本人の都合です。

後輩には何の関係もありません。


そんな素朴なこともわからなくなるほど、先輩は「汚染」されていたのです。


口では「お前のためだ」と言っていましたが、その行動は徹頭徹尾「自分のため」だったのです。


ところが数年経って、今度は僕自身に後輩ができて、先輩に立場になりました。


知らず知らずのうちに、今度は自分が「汚染」されていることに気付いたのです。


もちろん、さっきの先輩のようなことはしません。


それでも、無意識のうちに「恥ずかしいこと」をしていたことがあった。


「素朴な気持ち」を、僕自身がいつの間にかなくしていたのです。

やがて行き詰まりました。


しかし、その行き詰まりは、自分自身を見直すいい機会でもあったのです。


行き詰ったら、「素朴な気持ち」を取り戻すことです。


思えば、新人の当時、意地の悪い先輩に絡まれたのも、僕自身にもそういった人間を引き付ける要素があったのかもしれません。


今度は自分が先輩の立場になったら、そのネガティブな部分が出てしまったのです。


傷ついたら、「正しい考え方」を身につけるチャンスです。


正しい考え方とは、難しいことではありません。


「意地悪はいけない」と思うなら、まず自分自身が、意地悪にならないように実践すべきです。


何事も、自分から始まっていきます。


それこそが、ポジティブであり、前向きな考え方ですね。

どんな状況も、自分の糧にしていくことが大切です。


そう決意した時に、傷つきから少しずつ抜け出していくこちができるでしょう。


不思議なものです。

傷つくことを恐れなくなったら、傷つける人が少なくなっていきます。


なぜなら、意図的に傷つけようとする人は、傷つきやすい人を求めているからです。


太陽のような心持ちの人は、そんな相手にとって最も苦手なタイプ。


いつだって、悪魔の心には、天使の心で対応することです。


波長の違いを感じて、悪魔は遠ざかっていくでしょう。



・今回のまとめ
傷ついたら、「正しい生き方」を学ぶチャンス。
いいことは、まず自分から実践していくことです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。