2018年8月9日木曜日

完璧でなくても、人に会っていいんだよという話

こんにちは。上村です。


僕が若い頃のお話です。

ある時期、体重がとても増えたことがありました。


外食が多かったせいかもしれません。

自分ではたいして気にしていなかったのです。


でもある時、自分の学生時代の写真を見て、驚いた。

全然違っていたからです。


学生時代は、比較的痩せていたのです。


そうなると、自分の今の姿に、不満に感じるようになりました。


「痩せた自分は、もっと格好いいんだ」

と誰かに言いたくなった。(別に昔が格好良かったわけではありません)


痩せているから格好いいということでもないのですが、その時はそう思ったのですね。


すると不思議なものです。


今までたいして気にしていなかったのに、誰かに、「おや最近太ったんじゃないの?」と言われると、気になってしまうようになったのです。


「いや、痩せればもっと格好いいんだよ」

と思いたくなった。


ひょっとすると、あなたにも、似たようなことがあるかもしれません。


例えば、

「髪型がキマらない」「肌の調子が悪い」「服装が気に入らない」「スタイルに自信がない」

・・・だから、「人に会いたくない」と思う。


もちろん、会いたくないなら会わなくていいのです。


でも、いつもそういうわけにいかないこともあるでしょう。


例えば、好きな異性ができて、いっしょに食事に行くとします。


「今日は服装が決まらないので、食事には行けない」

などとなったら、ずっと行けないままになってしまう。


自分の姿に100%満足する時など、そんなにないでしょう。


ファッションショーに出演するわけでもないのですから、ある程度で見切りをつけねばなりません。


さっきの「僕の話」に戻りましょう。


やせ型でもふっくら型でも、別にどっちでもいい。


健康体であるなら、無理に痩せる必要もないでしょう。


ところが、ある時、(体重を落としたい)と強く思うようになったのですね。


その思いが強くなると、「痩せてる自分」ばかり意識してしまう。


理想の体型を、「本来あるべき自分の姿」だと思うようになる。(あくまで見た目だけのことなのですが)


ここまではいいにしても、それがだんだん極端な気持ちになっていった。


「太っている自分」が嫌になってきたのです。


(これは自分本来の姿ではない)

と思う。


そうなると、人に会うのが嫌になってきたのです。


好きな異性に会うのも、辛くなった。


好きな人には、「ベストの自分」を見せたいもの。

だから、オシャレもするのでしょう。


でも、いき過ぎると、(体重を3キロ落としてから、好きな人に会おう)とか思うようになる。


すると、好きな人に会うのがどんどん先になります。


そんな、「完璧な自分」など、どこにもないからです。


自分で勝手に辛くなっています。


「完璧な自分を見せたい」と思い過ぎるから、そうなる。


これは、見た目というよりも、精神的なことだと僕は思います。


「自信を得てから行動しよう」

と思ったら、いつまで経っても行動できませんね。


自信満々の時など、いくら待ってもやってこないからです。


行動していく中で、確信や自信が芽生えていくものなのですから。


完璧主義に陥っている人は、今の自分を「低く評価しがち」です。


他人がそう思っているのではなく、自分がそう思い込んでいるのです。


向上心はいいのですが、それをネガティブな方向に使ってはいけないのですね。


今の自分は今の自分なのですから、背伸びをする必要もありません。


そのままを見てもらえばいいのですね。


今の自分を認めていけば、その「向上心」はもっと正しい方向に発揮していけるはずです。



・今回のまとめ
大切なのは、「完璧な自分」を見せることではありません。
「今の自分ができることをする」ことです。
それが本当の向上心です。




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