こんにちは。上村です。
昔の話です。
職場に、ある一人の先輩社員がいました。
彼女は、非常にクールというか、
ツンツンしている感じだったのです。
僕は苦手だったので、「話しかけるのもやっと」みたいな間柄。
ある日のことです。
仕事が終わって帰宅中。
電車内の同じ車両に、偶然その先輩がいたのですね。
こちらも一人、相手も一人です。
(困ったな)と思った。
何を話していいかわかりません。
しゃべっても、きっと冷たいに違いない。
でも、職場の同僚なのに、無視するのも変です。
思い切って話しかけてみたのですが、予想通り反応が薄かった。
当時は夏でした。
体は暑いのに、なぜか「冷え冷え」だったのを覚えています。(笑)
なので、その先輩に対しての印象は変わらないままでした。
さて、日は経ち、「正月」を迎えました。
(話の展開が早いのをお許しください)
自宅に届いた年賀状に、
「さっきの先輩からのもの」があったのです。
同じ職場なので、年賀状が来ても不思議ではありません。
目を通してみると、こんな文面が添えてあった。
「無理してたばこを吸わないでくださいね。
いつも宴会とかで無理をしているようなので」
という文章。
僕は驚きました。
確かに当時、僕はまだ若手で、ずいぶん無理をしていたのです。
当時は、職場内で、たばこを吸う男性がたくさんいました。
ヘンな見栄で、僕も無理して吸っていたのです。
今から考えれば、何でそんな馬鹿げた見栄を張っていたのか、理解に苦しみます。(自分のことですが)
もちろん、先輩にそんな話をしたことはありません。
にもかかわらず、彼女は僕のことをちゃんと見ていたのですね。
「無理しなくていいよ」
と気遣ってくれたのです。
後から気付いたのですが、その先輩は、決して冷たい人ではなかったのです。
極度に人見知りするタイプで、それがあらぬ誤解を生んでいたわけです。
今まで苦手だと思っていたのですが、それ以降、その先輩とは無理なく話ができるようになりました。
不思議なもので、苦手意識がなくなると、イヤだったものがそうでもなくなります。
「苦手意識は自分が作っている」ということに気付いた。
相手の性格が変わったわけではありません。
僕の、「その人に対する見方」が変わったので、自然に打ち解けたのですね。
もちろん、嫌いな人をあえて好きになるわけにもいかないですし、
合わないものは合わないので、それはいいのです。
ただ、自分の思い込みが、嫌いな人を作ってしまうことがあります。
あるいは、好きな人であっても、付き合っているうちに感情のイザコザが起こったりする。
最初の頃はそうでもなかったのに、相手に求めることが多くなって、不満が高まっていくのです。
人間関係もそうですし、特に恋愛に多いかもしれませんね。
こんがらがった感情を、まっすぐに戻してみること。
これは、恋愛や人間関係に行き詰っている人にとって、きっと大切なことです。
・今回のまとめ
「感情」を一度ニュートラルに戻してみよう。
そこから、関係改善のきっかけがつかめたりします。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。