2018年8月1日水曜日

苦手意識に振り回されなくなれば、相手のことが苦にならなくなるもの

こんにちは。上村です。


昔の話です。

職場に、ある一人の先輩社員がいました。


彼女は、非常にクールというか、
ツンツンしている感じだったのです。


僕は苦手だったので、「話しかけるのもやっと」みたいな間柄。


ある日のことです。


仕事が終わって帰宅中。

電車内の同じ車両に、偶然その先輩がいたのですね。


こちらも一人、相手も一人です。


(困ったな)と思った。

何を話していいかわかりません。


しゃべっても、きっと冷たいに違いない。

でも、職場の同僚なのに、無視するのも変です。


思い切って話しかけてみたのですが、予想通り反応が薄かった。


当時は夏でした。

体は暑いのに、なぜか「冷え冷え」だったのを覚えています。(笑)


なので、その先輩に対しての印象は変わらないままでした。



さて、日は経ち、「正月」を迎えました。

(話の展開が早いのをお許しください)


自宅に届いた年賀状に、
「さっきの先輩からのもの」があったのです。


同じ職場なので、年賀状が来ても不思議ではありません。

目を通してみると、こんな文面が添えてあった。


「無理してたばこを吸わないでくださいね。
いつも宴会とかで無理をしているようなので」

という文章。


僕は驚きました。

確かに当時、僕はまだ若手で、ずいぶん無理をしていたのです。


当時は、職場内で、たばこを吸う男性がたくさんいました。

ヘンな見栄で、僕も無理して吸っていたのです。


今から考えれば、何でそんな馬鹿げた見栄を張っていたのか、理解に苦しみます。(自分のことですが)


もちろん、先輩にそんな話をしたことはありません。

にもかかわらず、彼女は僕のことをちゃんと見ていたのですね。


「無理しなくていいよ」

と気遣ってくれたのです。


後から気付いたのですが、その先輩は、決して冷たい人ではなかったのです。


極度に人見知りするタイプで、それがあらぬ誤解を生んでいたわけです。


今まで苦手だと思っていたのですが、それ以降、その先輩とは無理なく話ができるようになりました。


不思議なもので、苦手意識がなくなると、イヤだったものがそうでもなくなります。


「苦手意識は自分が作っている」ということに気付いた。


相手の性格が変わったわけではありません。


僕の、「その人に対する見方」が変わったので、自然に打ち解けたのですね。


もちろん、嫌いな人をあえて好きになるわけにもいかないですし、
合わないものは合わないので、それはいいのです。


ただ、自分の思い込みが、嫌いな人を作ってしまうことがあります。


あるいは、好きな人であっても、付き合っているうちに感情のイザコザが起こったりする。


最初の頃はそうでもなかったのに、相手に求めることが多くなって、不満が高まっていくのです。


人間関係もそうですし、特に恋愛に多いかもしれませんね。


こんがらがった感情を、まっすぐに戻してみること。


これは、恋愛や人間関係に行き詰っている人にとって、きっと大切なことです。



・今回のまとめ
「感情」を一度ニュートラルに戻してみよう。
そこから、関係改善のきっかけがつかめたりします。




あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



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     1.追いかけるのをやめる
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