こんにちは。上村です。
もう何年も前の話ですが、ドイツで「珍奇な脱獄事件」がありました。
囚人が、宅配の「ダンボール箱の中」に隠れて、まんまと逃走したのです。
宅配業者が、普通に段ボール箱を持っていったのです。
まさかその中に囚人が入っているなんて、思いも寄らなかったでしょう。
その囚人は、刑務所の外に出てから箱を抜け出し、逃走しました。
まあ、「穴を掘って抜け出す」というのも、時代遅れですからね。
その知恵を、悪知恵ではなく、もっと生産的なことに生かしていけばいいのにと思いますよね。
確かに、宅配なら、これほど確実な方法はないでしょう。
「宅配業者が回収にくる」という知識があったからですね。(この場合は、ホメられたことではありませんが)
これが何の知識もなく、単に「脱出したい」と思って、やみくもに走ったらどうなるか?
どうにもなりません。
このように、我々は日常で、無意識のうちに、「知識に基づいた行動」をしています。
では、こういうのを、人間関係で考えたら、どうなるでしょうか。
この場合の知識とは、「相手に対すること」ですね。
相手の趣味も、好きなことも嫌いなことも、何もわからずに接するのは難しい。
好きな人のことを少しでも知ろうとします。
ところが、仲良くなりたい感情が先行してそればかりになり、「相手のことを知る」という素朴な気持ちがなおざりにされている場合もあります。
自分の感情のみに振り回されて、冷静に相手を見れなくなってしまうのです。
そうなると、相手の気持ちを無理に捻じ曲げようとしてしまう。
恋愛には、特に多いかもしれません。
追いかけて相手が逃げると、「相手が逃げるのは押しが足りないからだ」などとおかしな結論を出してしまう。
ますます嫌がることをして、決定的に関係が壊れてしまうこともあります。
失敗パターンを何度も繰り返す。
まさに「悪循環」です。
ではどうしたらいいのでしょうか。
「悪循環を変えること」
です。
そのためには、行動パターンを変えてみてはいかがでしょうか。
例えば、好きな人に話しかけようとするけど、全くその機会がないとします。
自分でいろいろ試みるけど、うまくいかない。
どうしてもできないので、「もう話しかけるのはやめた」と思う。
すると、予想外に「話しかけるチャンス」が訪れたりします。
なぜでしょうか?
「話をしたい」という気持ちが強すぎて、かえって自分から相手を遠ざけてしまっていたのです。
楽に接することができなくなって、いつも緊張状態に置かれていたのです。
相手に重さを感じさせていたのです。
軽薄がいいと言っているのではありませんよ。
ただ、気持ちをもっと楽にしていくことが大切という意味です。
例えば、仕事でもありますね。
失敗したくないと思うと、余計に失敗してしまうようなこと。
これも同じ原理ですね。
考え方を、もっと明るい方向にしていくことです。
思いやりのある方向にしていくことです。
そうすれば、自然に正しい知識を得ていくことになります。
さっきの脱獄犯のような使い方ではなく、正しい方向にその知識を使っていけるでしょう。
・今回のまとめ
考え方を、もっと明るい方向にしていくこと。思いやりのある方向にしていくこと。
そうすれば、正しい知識が入ってきて、それを正しい方向に使っていけるでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。