2018年9月11日火曜日

押し付けをやめたら、相手との関係がもっとうまくいくよ

こんにちは。上村です。


もう何年も前の話ですが、ドイツで「珍奇な脱獄事件」がありました。


囚人が、宅配の「ダンボール箱の中」に隠れて、まんまと逃走したのです。


宅配業者が、普通に段ボール箱を持っていったのです。
まさかその中に囚人が入っているなんて、思いも寄らなかったでしょう。


その囚人は、刑務所の外に出てから箱を抜け出し、逃走しました。


まあ、「穴を掘って抜け出す」というのも、時代遅れですからね。


その知恵を、悪知恵ではなく、もっと生産的なことに生かしていけばいいのにと思いますよね。


確かに、宅配なら、これほど確実な方法はないでしょう。


「宅配業者が回収にくる」という知識があったからですね。(この場合は、ホメられたことではありませんが)


これが何の知識もなく、単に「脱出したい」と思って、やみくもに走ったらどうなるか?

どうにもなりません。


このように、我々は日常で、無意識のうちに、「知識に基づいた行動」をしています。


では、こういうのを、人間関係で考えたら、どうなるでしょうか。

この場合の知識とは、「相手に対すること」ですね。


相手の趣味も、好きなことも嫌いなことも、何もわからずに接するのは難しい。


好きな人のことを少しでも知ろうとします。


ところが、仲良くなりたい感情が先行してそればかりになり、「相手のことを知る」という素朴な気持ちがなおざりにされている場合もあります。


自分の感情のみに振り回されて、冷静に相手を見れなくなってしまうのです。


そうなると、相手の気持ちを無理に捻じ曲げようとしてしまう。


恋愛には、特に多いかもしれません。


追いかけて相手が逃げると、「相手が逃げるのは押しが足りないからだ」などとおかしな結論を出してしまう。


ますます嫌がることをして、決定的に関係が壊れてしまうこともあります。


失敗パターンを何度も繰り返す。
まさに「悪循環」です。


ではどうしたらいいのでしょうか。


「悪循環を変えること」

です。


そのためには、行動パターンを変えてみてはいかがでしょうか。


例えば、好きな人に話しかけようとするけど、全くその機会がないとします。

自分でいろいろ試みるけど、うまくいかない。


どうしてもできないので、「もう話しかけるのはやめた」と思う。

すると、予想外に「話しかけるチャンス」が訪れたりします。


なぜでしょうか?


「話をしたい」という気持ちが強すぎて、かえって自分から相手を遠ざけてしまっていたのです。


楽に接することができなくなって、いつも緊張状態に置かれていたのです。


相手に重さを感じさせていたのです。


軽薄がいいと言っているのではありませんよ。


ただ、気持ちをもっと楽にしていくことが大切という意味です。



例えば、仕事でもありますね。


失敗したくないと思うと、余計に失敗してしまうようなこと。


これも同じ原理ですね。


考え方を、もっと明るい方向にしていくことです。
思いやりのある方向にしていくことです。


そうすれば、自然に正しい知識を得ていくことになります。


さっきの脱獄犯のような使い方ではなく、正しい方向にその知識を使っていけるでしょう。



・今回のまとめ
考え方を、もっと明るい方向にしていくこと。思いやりのある方向にしていくこと。
そうすれば、正しい知識が入ってきて、それを正しい方向に使っていけるでしょう。




あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。