こんにちは。上村です。
突然ですが、あなたは「恥ずかしがり」な部分があるでしょうか?
誰でも、そのようなことはあるかもしれません。
僕はといえば、かなりの恥ずかしがり屋。
特に若い頃はそうでした。
僕が高校の頃、「中学校時代の同窓会」があったのです。
久しぶりに、中学の友達が集まることになりました。
学校自体はそこまで好きではなかったのですが、クラスには友達がたくさんいました。
人生で一番友達がいた時代です。(笑)
高校に入ってバラバラになったので、久しぶりに会うのは楽しみ。
しかし、待ち合わせ場所に行って、僕はなぜか「足がすくんだ」のです。
駅の改札口での待ち合わせ。
遠くから見ると、人がたくさん集まっています。
同窓会で集まった、中学のクラスメートたちですね。
遠くからそれを眺めて、例の僕の「恥ずかしがり」がスタートしました。
僕は一人です。
到着すると、きっとみんなが注目するでしょう。
「やあ、上村やん。久しぶりやん」
みたいな。(関西です)
その注目?が「恥ずかしい」と思ったのです。
でもそれ以上に、逆のことも恐れていました。
「みんなそっけなかったらどうしよう」
みたいな。
自分のことながら、誠にややこしい性格。(笑)
しばし遠くから眺めていました。
しかし、待ち合わせ時刻は迫る。
いつまでもそうしているわけにはいきません。
このまま帰ってしまおうかと思いました。(帰る理由がヘンですが)
しかし、相手は友達ですし、自分が何をそんなに怖がっているのか自分でもよくわからない。
ようやく「意を決し」その輪の中に入っていきました。
みんな歓迎してくれ、普通に楽しく会うことができました。
何も心配することはなかったのです。
まあ、当たり前ですね。
でもどうして僕は、そこまで「恥ずかしい」と思ったのでしょうか?
その時は自分のこの性格が嫌で、情けなく思いました。
それ以降も、恥ずかしいという気持ちが原因で、いろいろ失敗をしたこともありました。
何とか「恥ずかしがり屋を克服したい」と考えたのです。
年を経るごとにマシになりましたが、根本的な部分はそんなに変わらないような気がする。
そこで、僕は考えました。
「恥ずかしがりを治そうとしているけど、恥ずかしがりがそんなに悪いことなのか?」
と。
人に迷惑をかけているわけではありません。
基本的に、それは「自分一人の問題」です。
いくら恥ずかしがりであっても、どうしてもすべきことなら必ずできるもの。
自分で情けないと思っても、それはあくまで自分の思いだけのことです。
すると、今まで思いも寄らなかった考えが浮かんできました。
「自分も恥ずかしいけど、他人だって恥ずかしいんだ」
と。
初対面に人に会えば、誰だってぎこちなくなるものですね。
かつての友人に久しぶりに会えば、照れくさいもの。
異性と二人きりになれば、恥ずかしいものです。
当然ではないでしょうか。
「自分だけが」と思いがちですが、そんなことはありません。
みんなそうです。
ところが、自分のことばかりで悩んでいると、他人のことまで考えが行かない。
もっぱら
「自分だけがこんなに恥ずかしい思いをしている」
などと考えていたのです。
もちろん、人によって感じ方の強弱はあるでしょう。
初対面の人に会っても、あまり動じない人もいます。
異性の前でも、そこまで緊張しない人もいます。
でも、それは程度の問題であって、多かれ少なかれ、誰でも恥ずかしいという思いはあるものです。
見境なく異性を追いかけ回しているような人を見たら、いい感じはしないですよね。
恥ずかしさが「奥ゆかしさ」につながっている場合もあるし、それだけ細やかになれるという意味でもあります。
もちろん、恥ずかしがってばかりでは何もできなくなりますが、その思い自体は別に普通のことなのです。
ここで大切なことを書きたいと思います。
何か必要なことをしようとしても、感情に負けてしまう場合があります。
前向きになろうとするのに、悲観的になってしまうとか。
しかし、感情は揺れ動くもの。
いちいちそれにひっかかっていてはいけない。
あやふやなものに頼るのではなく、しっかりしたものに頼ること。
あなたの視野を広げていけば、必ず「しっかりしたもの」が見えていきます。
そう。
「恥ずかしがりなどたいした問題ではない」と思った時、視野が広がっていきました。
それこそが、「しっかりしたもの」であったのです。
「相手だって同じ思いがあるのだ」ということ。
そこに思いを致せば、悩みの堂々巡りから抜け出していけることでしょう。
なぜなら、自分の視野が広がり、柔軟性が増したからです。
・今回のまとめ
自分一人の都合ではなく、他人の思いに心を向ける。
すると、悩みの堂々巡りから抜け出していけるものです。
なぜなら、自分の視野が広がり、柔軟性が増したからです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。