こんにちは。上村です。
以前、テレビで、こんな言葉を聞きました。
「最近は、企業のモメンタムがついてきましたね」
(モメンタムって、何だろう?)
と思いました。
言葉の意味が、よくわからなかったのです。
「経済にモメンタムをつけなければならない」
みたいな。
(だから、モメンタムって何なんだ)
とまたまた思った。
メンソレータムの新製品だろうか。(ジョークが冴えないのは気にしないでください)
そこで調べてみました。
「モメンタム」とは、「勢い」という意味らしい。
「経済にモメンタムをつけなければならない」とは、
「経済に勢いをつけなければならない」という意味になります。
(「勢い」は「勢い」でいいのではないだろうか)
と僕は思ったのですが、あなたはどうお感じになりますか?
ひょっとすると、経済用語なのかもしれませんね。(よく知りません)
横文字を使えば、「高度なことかもしれない」という錯覚があるから不思議。
その時言っていたのは、「経済を伸ばさないといけない」という、いたって普通のことです。
しかし「モメンタム」と一言入れることで、インテリジェンスなイメージに。
でも、そんなことに幻惑されてはいけない。(笑)
それは単にイメージなだけで、中身とは何の関係もありません。
例えば、会社名で「上村商事」というのがあるとしましょう。
でも、「上村商事」より、「UMS」した方が、グローバルな感じになります。
「UMS」つまり、’「う」え「む」ら「し」ょうじ’ですね。
しかしながら、「UMS」では、いったい何の会社なのか、サッパリわかりません。
ヘタしたら、UMA(未確認生物)と間違えてしまう。
オシャレっぽくはなりますが、加減が大事です。
横文字ばかり使っていたら、「欧米か!」と言われます。(いつの時代のギャグか忘れましたが)
それはともかく、これは会話にも言えることだと思うのです。
シャレた言葉を多用しても、本当の意味で気の利いた言葉ということではないですね。
よく、「会話が苦手で、人と接するのが怖い」という人がいます。
沈黙に耐えられないとか。
でも、これは勘違いをしていると、僕は思います。
口八丁と会話上手は、何の関係もありません。
口数と会話上手も、何の関係もありません。
真のコミュニケーションとは、表現ではなく、気持ちです。
「根性論」みたいなことを言っているのではありません。
「心の素直な表現」こそが、大切ということです。
発音ではなく、心。
心の乗った言葉は、どんな言葉でも、きっといい言葉です。
たどたどしくても、沈黙があっても、何も心配はいらない。
恐怖心や心配は、自分の思い込みで勝手に作り出していることが多いのです。
テレビのタレントなら、いつも楽しい話をしていないといけないでしょうが、別にそういうことではありません。
黙っていたらテレビ番組になりませんが、我々の日常生活はテレビ番組ではありません。
沈黙も、大いに結構なのです。
むしろ、その中からきっと落ち着きも生まれてきます。
沈黙に強くなれば、もっとコミュニケーションもよくなるでしょう。
・今回のまとめ
たどたどしくても、沈黙があっても、何も心配はいりません。
恐怖心や心配は、自分の思い込みで勝手に作り出していることが多いのです。
むしろ、恐怖心や心配そのものが、うまくいかない状況を作り出しています。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。