2018年9月19日水曜日

真実の「読心術」を身につける方法

こんにちは。上村です。


突然ですが、あなたは、学生時代にこんなご経験はないでしょうか。


授業中に、教室が騒がしい。
多くのクラスメートが、私語をしています。


すると、急に教師が黙り込むのです。


(どうしたのだろう)
と生徒は思う。


だんだん、騒ぎが収まっていきます。
しばらくすると、シーンとします。


それを見計らって、また教師は授業を再開する。

生徒を静かにさせる苦肉の策ですね。


注意しても静かにならないので、こういう「作戦」をとるのです。


確かに、ガミガミ言うよりも効果的かもしれない。

でも問題もあります。


せっかく静かになっても、授業がおもしろくなければ、また騒がしくなるという。(笑)


そこで、再度教師は黙り込む。
生徒は静かになる。

教師は話し出す
生徒は騒がしくなる

教師は黙り込む
生徒は静かになる

教師は話し出す
生徒は騒がしくなる

教師は黙り込む


・・・いつの間にか、授業は終わってしまった。(笑)

みたいな感じになるかもしれません。


ここで、「向上心のある教師」なら、きっとこう考えると思う。


「授業中に騒がしいのは、話がおもしろくないか、わかりにくいから。
話をもっとおもしろく、わかりやすくしよう」


こう考える教師の授業は、きっといい授業になると思うのです。

しかし、逆の場合もあります。(その方が多いかもしれない)


「授業がうるさいのは、生徒の態度がなっていないから。
学校の雰囲気が悪い」

と。


これでは、問題は一向に解決していかないですね。


「生徒は授業を真剣に聞くべきだ」

と思っているのは、自分がそう思っているだけだから。


もし全員が、どんな授業であろうと、どんな教師であろうと、真剣なまなざしを向けて真剣に聞いてくれるなら、教師はとても楽でしょう。


しかし、そんな状況で、いったいその教師がどこまで進歩するでしょうか。

その学校がどこまでよくなるでしょうか。



例えば、話はガラリと変わりますが、

ある人が好きな異性にメールやラインを送るとします。


相手の歓心を得ようと、しつこく送る。

相手はわずらわしくなって、返信をしなくなります。

第一、好きでもない人からのメールです。


ところが、返信がないと、自分が勝手に送っているにもかかわらず、相手のことを「けしからん」と思う人がいます。


「メールは返信するべきだ」

という「べき」だけが頭にある。


肝心の自分の行為ついては、あまり考えないのです。

これでは、うまくいくはずもありません。


自分が一方的にメールを送って、返信がないのを怒るのは、よく考えてみればワガママですよね。


そんな相手に出会ったら、きっとあなたも逃げたくなるでしょう。


ここで大切なことがわかります。


自分が「結果」と思っていることが、実は『原因』であったりすることがあるのです。



さっきの授業の話で言えば、
「教室が騒がしい(原因)→授業ができない(結果)」
と考える。


しかし、実は「逆」かもしれないのです。


「授業がおもしろくない(原因)→教室が騒がしい(結果)」


教師としては受け入れたくないかもしれませんが、そこは思い切って、事実を直視すれば、次につながっていきます。



メールの一件もそうかもしれませんよ。

メールの返信がない(原因)→不機嫌になる(結果) ×
小さなことで不機嫌になる(原因)→メールの返信がない(結果) ○

みたいな。


実は、ささいなことで不機嫌になったり、いじけてしまう気持ちが、相手を遠ざけているのかもしれないのです。


悩んでいる場合、えてして原因と結果を「さかさま」にしていることが多いかもしれません。


あなたが、結果と思っていることが、実は原因かもしれない。
あなたが、原因と思っていることが、実は結果かもしれない。


逆転させて考えてみると、見えてくるものがありますね。



そういえば、僕が小学校時代、こんな友達がいた。


「オレって、両方の視力が、2.0なんだ」


凄いなと思ったのですが、よく考えてみると、それは身体的なことですね。


もちろん、視力がいいに越したことはありません。


でも、根本的に大切なのは、『心の視力』の方だと僕は思う。


心の視力には、メガネやコンタクトレンズを使うことはできません。

常に、自分自身の考え方が、「視力」を決めていきます。


さっきの、原因と結果の話のように、心の視力を鍛えれば「見通し」がよくなります。


何か困ったことがあるなら、それは「心の視力を鍛える絶好のチャンス」と考える。


あなたの視野を広げ、新しい世界を見るチャンスです。


あなたの今の「やっかいなこと」は、きっと未来につながっていますよ。


「どこにつながっているの?」

なんて言わないでくださいね。


視界は、開いたり閉じたりしながら、少しずつ見えていくものではないでしょうか。


心配しなくても、あなたの今の明るい気持ちが、必ず環境を変えていくことでしょう。



・今回のまとめ
あなたが、結果と思っていることが、実は原因かもしれない。
あなたが、原因と思っていることが、実は結果かもしれない。
困った時こそ、「心の視力」を鍛えるチャンス。
その「視力」は、あなたの「見通し」を明るくしていきます。




あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。