こんにちは。上村です。
かなり昔の話ですが、こんなことがありました。
職場で宴会があったのです。
その二次会で、同僚数人と「カラオケ」に行きました。
カラオケは通常、時間が経てば経つほど盛り上がっていくものですね。
お酒も入って、周りはどんどんハイテンション。
僕は歌は苦手で、お酒も飲めません。
なので、おとなしくしていました。
すると「ある曲」がかかったのです。
当時流行っていた、郷ひろみさんの『ゴールドフィンガー'99』という曲です。
盛り上がる曲で、全員が声をそろえて歌い出した。
この曲は、振り付けも流行りました。
♪ア・チチ・アチ・燃えているんだろうか~
というところで、両手を使って、パフォーマンスをする。
歌詞に合わせて、みんな一斉にその振りをしました。
なかなかの一体感です。
職場では決して見せない一体感。(笑)
しかしながら、そこに一人だけ「振り付けについていけない人」がいました。
僕です。
恥ずかしかったのです。
僕はこのようなパフォーマンスじみたことが苦手です。
「みんなしているのに、恥ずかしがることはないだろう」
と思われるかもしれません。
でも、恥ずかしいのに理屈はありません。
宴会芸なども、たとえ上司に促されても決してしません。(できません)
ところが、そうやって一人違うことをしていると、必ずツッコンでくる人がいますね。
「どうした上村。君もやれ」と、同調を求めてくる同僚がいました。
こう言われると、余計できなくなるから不思議です。(笑)
このように、ささいなことなら、「場になじめなかったこと」はたくさんあると思います。
遊びの範疇ですから、別にたいした問題ではありません。
でも、日常で周囲になじめないと、大きな悩みになるかもしれない。
ところで、「なじむ」とは何でしょうか?
カラオケで一緒にパフォーマンスをすることが「なじむ」ということなのか?
上司のダジャレに笑うことなのか?
飲み会で打ち解けることなのか?
いずれも、ノーだと僕は思います。
もちろん、打ち解けないよりは、打ち解けた方が楽しいでしょう。
上司のジョークも、笑ってあげた方が相手も喜ぶでしょう。
しかし大切なのは、なじむというのは、本質的には「自分自身になじむこと」だと僕は思うのです。
「自分自身との折り合い」が大切です。
周囲に何とか合わせようとするのに、心がついていかないことがあります。
深刻になると、心を病んだりする。
病む前に、もっと「正しい考え方」をすべきなのです。
周囲との折り合いに悩むよりも、自分自身と折り合うべき。
自分自身が、心配や焦りや不信や恐怖心に支配されていたら、何をしても周囲との溝は埋まらないものです。
例えば、恋愛でもそうですね。
「フラれる恐怖」で付き合ってもうまくいきません。
心配事はあるかもしれませんが、それを乗り越える心の明るさ、前向きさが必要です。
心配ばかりしている人と付き合っても、楽しいはずがありません。
結局、自分のことにこだわりすぎて、相手のことを考えられなくなってしまったのです。
原点に戻ってみましょう。
フラれたらどうしようという「心配」で付き合っているわけではないですね。
好きだからという「愛情」で付き合っているはずです。
自分自身と調和すること。
何でもネガティブに考える癖をやめて、もっと建設的、生産的、前向きな考えをしていくといいと思います。
人生は、まさに前向きなものです。
人と調和できないことに悪戦苦闘するのではなく、まず自分の人生と調和していくべきだと思うのですね。
それが、人との様々な関わりでの悩みを解決していく「特効薬」だと思います。
・今回のまとめ
なじむとは、「自分自身となじむ」こと。
自分の人生と調和していこう。
建設的、生産的、前向きな考え方をしていくことが大切です。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。