2018年10月26日金曜日

人の目を気にするくらいなら、「自分の目」を気にしようという話

こんにちは。上村です。


あるラーメン店に行った時の話です。


一人の店員がいました。

その店員さんは、一生懸命動いていました。

汗をかきながら、バタバタ走り回っている。


「来店するお客さんは、全部一人で面倒をみる」
みたいな感じです。


ところが、それだけ働いているのに、なぜか先輩店員が彼を怒っていました。

「ちゃんとしろ」「モタモタするな」
みたいな感じで。


頑張っているのに、どうして怒られないといけないのでしょうか。

その店員さんを見て気の毒になったのです。


彼はとにかく必死で頑張っています。

誰よりも接客をしているように見えます。

他の店員は、彼ほど動いていない。(ように見える)


にもかかわらず、怒られるのは、その店員さん。


なぜでしょうか?

理不尽です。


もちろん、怒っている先輩店員の方に問題があります。


もし何か不都合があるなら、口頭で落ち着いて教えてあげればいいだけです。

何も怒鳴ることなどない。


言うまでもなく、荒々しく怒っているのは、指導でも何でもありません。

単に腹が立っているだけでしょう。


その先輩はよくないという前提の上で、その「怒られている店員さん」について考えてみましょう。


僕は、彼のことをそれとなく見ていたのです。

すると妙なことに気がつきました。


確かに、彼は動いているのですが、地に足がついていないという感じがしたのです。


もちろん怒鳴られて地に足がつくということは難しいですが、それにしても何かその場から浮いているみたいな感じです。


周囲から浮いているという意味ではなく、何か独走しているみたいでぎこちない。


彼は不自然なまでに「頑張り」過ぎているような感じに見えました。


「頑張ることはいいことじゃないか」と思われるでしょう。

もちろんそうです。


頑張った人は、評価されるでしょう。

頑張るのはいいことです。


でも、問題は「頑張りの中身」です。

彼は必要以上に「バタバタ」していたのです。


きっと「怒鳴られるのが恐いから」動いていたのかもしれません。


僕も若い頃にそんな経験があるので、身につまされる感じがしました。


あるいは、「一生懸命働いているところを見せよう」としていたのかもしれない。


怖い先輩に評価されようとしていたのかもしれません。


でも、他人の目ばかりを気にしていると、行動がイビツになります。


あたふたしてしまう。


それはあたかも、好きな異性を気にして格好をつけ、かえって格好悪いことをしてしまうようなものかもしれない。


もちろんこの場合は好きな相手ではなく、怖い相手ですから、状況は全然違います。


当然ですが、厳しい先輩が近くにいたら、ビクビクするでしょう。

失敗しないかと恐れてしまう気持ちもわかります。


でも、別にその先輩が偉いわけではありません。

そんなに偉い人が、やたらに人を怒鳴っているわけがありません。

先に仕事についただけで、同じ職場で働く者としては平等です。


彼が気にすべきは、先輩の目ではありません。

自分の仕事をしっかりするということです。


他人の目ではなく、「自分の目」を気にするべきだったのです。


その上での頑張りなら、もちろん大いに素晴らしいことです。


本質を間違ってはいけないと思うのですね。


もちろん職場では、そんなわけにもいかないことがあるでしょう。

怖いものを怖がるなと言っても、無理があるかもしれません。


でも、考えてみましょう。


難しいことだからこそ、少しでも実現に向けて進んでいく価値があるのではないでしょうか。


簡単なことなら、別に目標にする必要もなく、明日にでもそれはできるでしょう。


人生の中では、辛いことに遭遇することが、誰にでもあります。


そこから教訓を見出していくこと。

単に見出すだけではなく、実践していくことです。


そうすれば、いずれ必ず、次のステージに移ることができるでしょう。



・今回のまとめ
他人の目を気にするより、「自分の目」を気にしよう。
恐怖からの行動ではなく、「自分自身の希望」からの行動が大切です。




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