こんにちは。上村です。
「傷つけられた経験」というのは、誰にでもあるでしょう。
心ない言葉を言われたこととか。
僕も昔、こんなことがあった。
ささいなことですが、大きく傷ついたのです。
僕は、「車の運転」が苦手です。
同じ場所に行くのに、他の人より時間がかかってしまう。
安全運転だからいいことだと思うのですが、職場では「遅い」と思われてしまうことがあった。
ある先輩の同僚に、こんなことを言われたのです。
「君は、○○から○○に行くのに、車を運転してどれくらいかかる?」
「さあ、40分くらいでしょうか」
「上村が40分で行けるなら、別の奴なら30分以内で行けるな」
これは、結構傷つきましたね。
今なら別に何も思いませんが、若い頃の話です。
車の運転の優劣など、当たり前ですが、どうでもいいこと。
早いからうまいというわけでもないですからね。
でも当時は、どうでもいいことと思っていても、職場という環境の中で劣等感を覚えたのです。
先輩は冗談のつもりかもしれなかったのですが、冗談も度を越えれば単なる悪口。
しかし、一方でそんな僕を励ましてくれる人もいた。
励ましてくれる人がいたからこそ、頑張れたに違いありません。
他人を傷つけて平気な人もいるでしょう。
一方で、傷つけられた人を勇気づけ、励ましてくれる人がいます。
どちらの側になりたいかといえば、もちろん僕は「励ます側」になりたい。
きっとあなたもそうだと思うのです。
励ませる人は、過去に傷つく経験をしたことがあるのでしょう。
単に経験しただけではなく、それをプラスに活かしたのです。
だから傷ついた人の立場に立って、勇気づけることができる。
そう考えれば、どんな経験も、自分にとっては財産になります。
都合の悪いことから、「都合のいいこと」を見つけることができます。
例えば、恋人とケンカをして、お互い好きなのに、別れてしまう人がいます。
一方、ケンカ後にますます仲良くなる人もいる。
もちろんケンカがいいと言っているではありませんよ。
関係が揺らいでも、また「元に戻す力」があるのです。
なぜでしょうか?
それは「恐れないから」です。
本当の信頼と恐れは無縁です。
恋愛は単なる例ですが、日常で都合の悪いことはあるでしょう。
それにいちいちショックを受けていたら、そのうち何もできなくなります。
傷つくこともあるでしょう。
でも、それはあって当たり前です。
意図的に人を傷つける人もいるでしょうが、多くは自分でもよくわかっていないのでしょう。
相手が傷ついていることがわからないだけです。
いずれにしても、そんな言葉には何の力もありません。
だから、恐れてはいけない。
ビクビクしていたら、環境をよくすることはできません。
心の強さとは、シンプルなこと。
都合の悪いことを「都合のいいこと」に変えていく力です。
本当のプラス思考とは、こういうことですね。
例えば、失敗して、後に幸せになる人もいれば、そうでない人もいます。
幸せになる人は、事実は事実として認めて、前に進んでいくことができます。
一方、幸せになれない人は、「失敗なんてありえない」と思って認めることができない。
自分に起こったことを否定ばかりしていても、物事がうまくいくはずがありません。
「認める」というのは、スタートラインに立つ意味があります。
「いいこと」を見つけ出す下地ができたのです。
小さなことならともかく、自分の人生そのものを否定してはいけない。
それは、自信を持って、大きく肯定すべきだと思います。
やがて、「大きな価値あることをつかむ力」を得ることができるでしょう。
・今回のまとめ
都合の悪いことを、都合のいいことに変えていく決意。
本当のプラス思考とは、そういうことです。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。