こんにちは。上村です。
人間には、いろいろな欲があると思います。
例えば、「人から認められたい」と思うこともそうかもしれません。
「職場で認められたい」「勉強で認められたい」
「家庭で認められたい」「人間関係で認められたい」
など、認めてほしいことはたくさんある。
でも、認める認めないは他人が決めることですから、自分ではどうしようもありません。
それより、「自分が自分を認める」方が大切だと思う。
人の評価など、自分が思っているほどたいしたことではありません。
他人の評価ばかり気にすると、おかしな行動をしてしまう。
自分を認めさせようとして、かえって敬遠される羽目になります。
自分のことを一番よく知っているのは、自分自身のはず。
自分の人生を認めることです。
何があっても、どんなにプライドを傷つけられることがあっても、自分の人生は自分が歩んでいきます。
ひねくれてはいけないですし、もっと自信を持つべきですね。
一時的なことで有頂天になって、一時的なことで落胆する。
そんな一時的なことに動揺していては、自分の人生を認めていることにはならないと思うのです。
ところで、自分を認めるというのは、自己陶酔とは違います。
自己陶酔とは、表面的な自分に酔っているだけ。
もっと真にしっかりした自分が、内面にあります。
それを認めていくことなのです。
「他人から認められたい」というのは、欲ですね。
「自分自身を認めよう」というのは、向上心です。
欲ではなく、向上心が大切です。
純粋な向上心は、いろいろな有益なものを自分に引き寄せます。
なぜなら、そこに「本当の自分」があるからです。
恋愛や人間関係で悩んでいる人は、欲に振り回されていることが多い。
向上心が歪んで、単なる欲になってしまったのです。
向上心は、素直にそのまま発揮すればいいだけですね。
思いやりも向上心です。
そのままでいいのです。
ところがうまくいかないと、それが嫉妬になったり、不満になったりします。
それではいけない。
環境をよくしたいと思うのは向上心ですから、純粋にそれを考えればいい。
他人と比較して得意になったり落ち込んだりするから、欲が肥大化してしまうのですね。
欲にとらわれるから、チグハグになってしまいます。
こういうのは、すべて「小欲」です。
自分一人の「小さな欲望」に過ぎないものです。
例えば、わからないことをわからないと言えない人がいます。
わからないと言うことが、相手に対して申し訳ないような気がするからかもしれない。
でも、もっとよく考えてみると、わかっていないのにわかった振りをすることの方が、結果的に相手に迷惑をかけてしまいます。
わからないと言うことが、自分の評価を下げる気がして言えない場合もあるでしょう。
これは、我欲にとりつかれています。
見栄を張って、自分をよく見せようとするからです。
でも、我欲から逃れて素直になれば、わからないことはわからないと言えるはずです。
欲に振り回されず、素直になっていこう。
困った時、行き詰った時、身動きがとれなくなった時こそ、欲をかなぐり捨てて無心になってみるべきです。
それが事態をよくしていくでしょう。
・今回のまとめ
小さな欲にとらわれると、チグハグなことが起こります。
欲に振り回されなくなったら、事態はよくなっていくでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。