2018年10月28日日曜日

「完璧主義」になって、完璧から遠ざかった話

こんにちは。上村です。


僕は、若い頃にこんなことがありました。

好きな女性がいました。


最初は会話が弾んでいたのに、だんだんうまくいかなくなった。

「スキマ風」が吹いてきたのです。


自分自身そう思っていたのですが、ある時、別の人にこんなことを言われました。

「仲が良さそうだね」と。


それを聞いて、僕はビックリしたのです。

自分ではそう思っていなかったから。


仲がいいどころか、日に日に相手の気持ちが離れていく。

でも、ハタから見ると、仲良さそうに見えたようです。


それからしばらく経って・・・


ますます彼女との関係は疎遠になっていきました。


以前は、弾まないまでも、何とか会話くらいはできていたのです。

ところがもう、話す機会さえない。


彼女から避けられているようでした。

やはり「スキマ風」は本当だったのか?


そこで僕は、「重大なこと」に気付いたのですね。

僕自身が、彼女を遠ざけていたということです。


もちろん僕が、彼女を嫌いになったわけではありません。

好きなのに、無意識のうちに嫌われるようなことをしていたのです。


簡単に言うと、僕は「完璧主義」になっていたのですね。


会話にもそれを求めていた。

「好きな女性と完璧に会話したい」と思っていたのです。


じゃあ、「完璧な会話」とは何か?


「お互いが打ち解けて、時間を忘れるほど話に夢中になっている状態」
ということです。


しかしながら、いくら仲が良くても、いつもそんな状態になるわけではありません。

ましてや片想いの相手に、そんなことがしょっちゅうできるでしょうか?


たとえできたとしても、まだ不満が残るでしょう。

「もっと完璧な会話があるはずだ」と。


「完璧な会話」も「完璧な態度」もありません。


「こういうことを言えばよかった」
「こんな態度をすればよかった」
など後悔ばかりしている人がいます。


しかし、そんな人は、そのうちお付き合い自体が辛くなってしまうでしょう。


完璧を求めるあまり、リラックスできなくなってしまうからです。


恋人にしたいという思いが募って、自分の中で「独り相撲」をしていたのです。


いろいろなものを相手に求めて、追い掛け回していたのです。

無理強いしてくる相手は、遠ざけたくなって当然です。


もっと、自然になるべきだったのですね。


自分の都合ばかり相手に押し付けて、肝心の思いやりに欠けることをしていたらいけない。


完璧な関係を求めるのは、自分の都合です。
相手には、相手の都合があるのです。


むしろ本当の完璧とは、相手の気持ちを汲んでいく「寛容」な気持ちになって、初めて近付いていくに違いない。



何事も、「本質」を大切にすべきなのですね。



・今回のまとめ
「完璧な関係」などありません。
そんなことより、「本当の思いやり」の方が大切です。




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