こんにちは。上村です。
「自信がありません。どうしたらいいですか?」
というご相談を、受けることがあります。
周囲の人は自信満々。(のように見える)
なのに、自分はなぜか自信が持てない。
「いったいどうして?」と悩まれているのですね。
そのお気持ちはよくわかります。
他人は、自信ありげに見えるものです。
でも、実際はそうでもありません。
誰でも自信を失う時もあります。
態度に見せなくても、
心の中に葛藤を抱えているかもしれません。
自信がないことを、「自分だけ」と思う必要はないのです。
にもかかわらず、あくまで「自分だけのこと」と考えてしまう。
「何とか自信をつけねば」と思うのです。
「自信がないのは、人と比べていろんな面で負けているからだ」と、そんな風に考える人も多いです。
僕も若い頃そうでした。
「自分に自信がないのは、仕事ができないからだ。仕事のできる人になれば自信がつくに違いない」と考えたのです。
そこで仕事を頑張って、以前より認められるようになったのですが、それでも「自信のなさ」は相変わらずだった。
実際、仕事も、そんなにできるようになったという自覚もなかった。
大きいことを言って、後で後悔したこともあります。
表面的なことでは、どうしようもないことに気付いたのです。
例えば、「素敵な恋人ができれば自信がつく」と考えている人もいます。
そこで、人から羨ましがられるような相手を探すことに躍起になります。
でも、恋愛とは、当たり前ですが、「誰かから羨ましがられること」が目的なのではありません。
自分が好きで、相手も好いてくれるから、成立します。
自分の愛に自信を持てばいいわけで、その他のことはどっちでもいいことです。
根本的なことを忘れて、表面的なことにこだわると、うまくいかなくなってきます。
では、どうすればいいのでしょうか?
自分の奥にある、「本当の自分」に目を向けるべきだと考えます。
自分を飾り立てる必要もないし、見栄を張る必要もない。
誰かを追いかける必要もないし、追いかけてもらう必要もない。
強気を見せる必要もないし、弱気を見せる必要もないし、見栄を張る必要もない。
もっと、「素朴」になれば、本当の自分が見えてきます。
表面的な部分ばかりにこだわっていると、だんだん自信が揺らいできます。
それは、本当の自分ではないから。
例えば、「容貌」に自信を持つ人がいるとします。
しかし、いくら自信があっても、自分よりいくらでも「美形な人」はいるでしょう。
それを知って、落ち込むかもしれません。
なぜ落ち込むのか?
それは、「本質をないがしろにしているから」です。
「見える容貌」が自分の本体ではありません。
その奥に「見えない心」があります。
心こそが、本体です。
どんな状況になっても、「揺ぎのない自分」がいます。
そこに自信を持てば、容貌にこだわって落ち込むようなこともなくなるでしょう。
人間は落ち込んだ時こそ、「本当の価値」に気付くチャンスです。
それができれば、「新しい視野」が広がります。
その新しい視野こそ、本物です。
「変わらない価値」の方に目を向けていくことで、人間的に成長します。
嫉妬や羨望とも、無縁でいられます。
「本当の価値」をしっかり見据えていくこと。
「他人から見えにくい部分」にこそ、深い価値があります。
それを高めていくことが、本当の幸せにつながっていきます。
見える部分は、誰でも十分に意識しているでしょう。
「見えない部分」に光を当てることです。
それがあらゆる悩みを克服し、本当の意味で価値ある自分に気付くことになります。
例えば、ちょっとホメられただけで有頂天になる人がいますね。
こういう人は意外に、ちょっとケナされただけで、ひどく落ち込んだりするものです。
重心が定まらなくて、相手のささいな言葉に右往左往してしまう。
なぜ重心がしっかりしていないのでしょうか?
それは、「本当の自分」を軽視しているからです。
表面的な見える部分を気にし過ぎているのです。
実は誰でも、「自分だけにしかない」とても大切な「履歴」が存在します。
言葉や文章に表現できなくても、「心の中で息づいている履歴」ですね。
それがあるんだとしっかり意識することで、すべてにおいて「たくましく歩む力」が湧いてくるでしょう。
・今回のまとめ
人間は落ち込んだ時こそ、「本当の価値」に気付くチャンス。
「見えない部分」を意識することです。
それこそが、あなたに本当の自信をもたらします。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。