こんにちは。上村です。
突然ですが、いきなり「変な質問」をさせてくださいね。
あなたに質問です。
「ドラマの俳優は、いつも最高の状態でしょうか?」
あなたはどう思いますか?
役柄がどうかではなく、その俳優「個人がどうか」です。
人に見られる職業ですから、
「いつも一番いい状態の自分を見てほしい」と思っているでしょう。
しかし、人間ですからそういうわけにもいきません。
体調が優れない時もあるでしょう。
見た目が決まらないかもしれない。
役作りに悩んでいるかもしれない。
セリフが覚えられないかもしれない。
他の共演者と、関係がうまくいっていないかもしれない。
いろいろあるかもしれません。
では、(今は最高じゃないから、出演するのはやめよう)と思ったらどうなるか?
そのうち仕事ができなくなるでしょう。
なぜなら、「いつも最高」などありえないからです。
調子の悪い時もあって当然です。
いろいろな問題もあって当然です。
完璧主義に陥ると、身動きができなくなることがあります。
恋愛や人間関係も、これと同じことですね。
「好きな人に会う時は、いつもベストの状態でなければならない」と思っていたら、交際自体が面倒になります。
相手もそんなことは気にしていません。
好きなら、遠慮なく会えばいいのです。
仕事や家事や勉強などにもあるでしょう。
「完璧に準備してから行動する」と思っていたら、ずっと行動が先延ばしになります。
「完璧な準備」などないからです。
ある程度準備したら、しっかり行動すべきでしょう。
行動しながら、準備していくこともできます。
ところが、そういった臨機応変さに欠けると、物事が進まなくなっていきます。
完璧主義の人が、えてして物事に行き詰るのは、こんなところに原因があるのでしょう。
真面目さはもっと「前向きな考え方」に使っていくべきです。
真面目は長所です。
せっかくの長所を、自分を苦しめることに使ってはいけない。
70点もあれば十分合格なのですから、もっと肩の力を抜くべきです。
60点でも十分です。
例えば、恋愛でもそうでしょう。
だだでさえ、「いい自分を見せよう」と思い過ぎているのですから。
それ以上、自分を急き立てる必要はありません。
いい自分を見せようとし過ぎて、かえって周りが見えなくなることがあります。
肝心の「相手に対する思いやり」に意識がいかなくなったら、本末転倒です。
心の縛りを解いていけば、もっと自分を発揮していくことができます。
気負わなくなるので、かえって素直に自分を発揮していけるでしょう。
・今回のまとめ
ベストの状態などありません。
もっと肩の力を抜いていいのです。
そうすれば、かえって自分を発揮していけるでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。