こんにちは。上村です。
「知識」というのは、力になりますね。
いきなり校長先生みたいなことを言って、申し訳ありません。(笑)
でも硬い話ではないので、ご安心ください。
相手のことをよく知っていたら、
会話に困らないでしょう。
逆に、全く知らなかったら、
何をしゃべっていいかわからない。
相手のことを知れば、会話もスムーズにいきます。
詳しく知らなくても、基本的なことだけでもいいですね。
住んでいる場所は?
好きな食べ物は?
趣味は?
みたいな。
それだけでずいぶんコミュニケーションが広がりますね。
「知識は力」ということです。
念のために言うと、「知る」と「探る」は違いますよ。
相手と会話がしたいので、相手のことを知ろうとする。
それはいいのです。
でも、探ろうとしたら、失敗します。
当たり前ですね。
自分のことを「探ってくる」人に好感は持てないでしょう。
知るというのは、「純粋な興味」です。
でも、ここでの「探る」は、自分本位の意味です。
人間関係の秘訣は、「自然に相手を知ること」です。
「相手のことを知るなんて当然」と思われるかもしれません。
でも、意外にできていないこともあるのですよ。
例えば、恋愛について考えてみましょう。
好きな人のことを知っているようで、実はあまり知らない場合もあります。
普通は、「興味」と「知識」は比例します。
興味を持てば、自然に知識は増えます。
ところが恋愛になると、好きという感情が先行して、相手のことを知るという「落ち着いた気持ち」をなくしてしまうことがあります。
「何とか恋人にしたい」とそればかりになってしまう。
「落ち着いた付き合い方」ができなくなってしまうのです。
好きな人と、そこそこ話せる関係になったとしましょう。
もっと親しくなりたいと思う。
でも、自分の思いが高ぶるのに反比例するように、相手が逃げていってしまう。
そんなこともあるでしょう。
こういう経験を繰り返すと、人間関係そのものに自信がなくなっていきます。
「また逃げられるかも」と恐怖心が沸いてくる。
でも、仲良くなりたい。
そのジレンマで苦悩します。
でも、よく考えてみましょう。
最初の頃はなぜ打ち解けられたのでしょうか?
相手に対して、特に求めるものもなかったからですね。
心に余裕があるし、とらわれもありません。
だから、スムーズに打ち解け合ったのです。
ところがいったん恋愛相手として考えるようになると、自分のことで手いっぱいになる。
自分の願望を叶えることで頭がいっぱいになります。
余裕がなくなって、相手を落ち着いて見ることができなくなってしまう。
相手のことを追いかけ回しても、それは思いやりとは違います。
そんな場合は、もっと落ち着くべきなのです。
友人と接するような、もっと落ち着いた姿勢です。
そうすれば、自然に相手のこともわかってきます。
本当の思いやりも発揮できるでしょう。
いったい自分の恋愛を叶えることがそんなに大切でしょうか?
自分にとっては重大事項かもしれませんが、相手には相手の意思があります。
相手にも意思があり、選択の権利があるのです。
自分自身にそれがあるのと同じですね。
「本当の願望」とは、「自分の望みを叶えること」に汲々とすることではないですね。
本当の願望とは、「自分を生かすこと」です。
周囲や誰かのために、自分の長所を役立てていくこと。
自分は、どんな人と仲良くなりたいと思っているでしょうか?
自分は、どんな人と付き合いたい(恋愛に限りません)と思っているでしょうか?
その「理想像」を相手に向けるのではなく、そういった人に「自分自身」がなっていくことなのです。
・今回のまとめ
本当の願望とは、周囲や誰かのために「自分の長所を役立てていくこと」です。
そんな願望は、必ず叶っていくでしょう。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。