2019年1月21日月曜日

こんなに好きなのに相手のことを知らない、不思議な心理

こんにちは。上村です。


「知識」というのは、力になりますね。


いきなり校長先生みたいなことを言って、申し訳ありません。(笑)

でも硬い話ではないので、ご安心ください。


相手のことをよく知っていたら、
会話に困らないでしょう。

逆に、全く知らなかったら、
何をしゃべっていいかわからない。

相手のことを知れば、会話もスムーズにいきます。


詳しく知らなくても、基本的なことだけでもいいですね。

住んでいる場所は?
好きな食べ物は?
趣味は?
みたいな。

それだけでずいぶんコミュニケーションが広がりますね。

「知識は力」ということです。


念のために言うと、「知る」と「探る」は違いますよ。

相手と会話がしたいので、相手のことを知ろうとする。
それはいいのです。

でも、探ろうとしたら、失敗します。
当たり前ですね。

自分のことを「探ってくる」人に好感は持てないでしょう。


知るというのは、「純粋な興味」です。

でも、ここでの「探る」は、自分本位の意味です。

人間関係の秘訣は、「自然に相手を知ること」です。


「相手のことを知るなんて当然」と思われるかもしれません。
でも、意外にできていないこともあるのですよ。


例えば、恋愛について考えてみましょう。

好きな人のことを知っているようで、実はあまり知らない場合もあります。

普通は、「興味」と「知識」は比例します。
興味を持てば、自然に知識は増えます。


ところが恋愛になると、好きという感情が先行して、相手のことを知るという「落ち着いた気持ち」をなくしてしまうことがあります。

「何とか恋人にしたい」とそればかりになってしまう。
「落ち着いた付き合い方」ができなくなってしまうのです。


好きな人と、そこそこ話せる関係になったとしましょう。

もっと親しくなりたいと思う。

でも、自分の思いが高ぶるのに反比例するように、相手が逃げていってしまう。

そんなこともあるでしょう。


こういう経験を繰り返すと、人間関係そのものに自信がなくなっていきます。

「また逃げられるかも」と恐怖心が沸いてくる。
でも、仲良くなりたい。

そのジレンマで苦悩します。


でも、よく考えてみましょう。

最初の頃はなぜ打ち解けられたのでしょうか?


相手に対して、特に求めるものもなかったからですね。
心に余裕があるし、とらわれもありません。


だから、スムーズに打ち解け合ったのです。

ところがいったん恋愛相手として考えるようになると、自分のことで手いっぱいになる。

自分の願望を叶えることで頭がいっぱいになります。

余裕がなくなって、相手を落ち着いて見ることができなくなってしまう。


相手のことを追いかけ回しても、それは思いやりとは違います。

そんな場合は、もっと落ち着くべきなのです。

友人と接するような、もっと落ち着いた姿勢です。

そうすれば、自然に相手のこともわかってきます。
本当の思いやりも発揮できるでしょう。


いったい自分の恋愛を叶えることがそんなに大切でしょうか?

自分にとっては重大事項かもしれませんが、相手には相手の意思があります。

相手にも意思があり、選択の権利があるのです。

自分自身にそれがあるのと同じですね。


「本当の願望」とは、「自分の望みを叶えること」に汲々とすることではないですね。


本当の願望とは、「自分を生かすこと」です。
周囲や誰かのために、自分の長所を役立てていくこと。


自分は、どんな人と仲良くなりたいと思っているでしょうか?
自分は、どんな人と付き合いたい(恋愛に限りません)と思っているでしょうか?


その「理想像」を相手に向けるのではなく、そういった人に「自分自身」がなっていくことなのです。



・今回のまとめ
本当の願望とは、周囲や誰かのために「自分の長所を役立てていくこと」です。
そんな願望は、必ず叶っていくでしょう。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。