こんにちは。上村です。
かなり以前、「今でしょ!」という言葉が流行ったことがあります。
メディアの中だけかもしれませんが、あちこちで聞きました。
商売をしている人は、キャッチフレーズとして使いやすいですね。
「買うなら今でしょ」とか。
でもあまりに、「今でしょ今でしょ」と言われたら、だんだん買う気がなくなってきます。(笑)
学校でもあるかもしれません。
先生が、「勉強するなら今でしょ」と言う。
そう言われると、なぜかやる気が失せてしまうから不思議です。(笑)
それはともかく、「今が大事」といういうのは、それこそ今に始まったわけではありません。
「今が大事」というのは、いつの時代でも言われ、それは真理です。
ただ、それが流行語のように取り扱われてしまうと、
なぜか軽い感じになってしまうことがあります。
もちろん、この言葉をおっしゃった方の責任ではありません。
それがギャグのようになってしまったことが問題なのです。
せっかくのいい言葉が、単なる流行語のようになってしまったのです。
流行というのは、ぱっと咲いてぱっと散るもの。
でも、今が大事というのは、流行のようなものではなく、「普遍的なもの」です。
「今が大事」という言葉の本質は、もっと深いのです。
例えば、こんな例を考えてみてください。
ある人は、過去に「失恋」をしました。
ずっと引きずっていたのですが、悩みに悩んだ末、やっと立ち直ることができました。
「過去にこだわっても意味がない。今からが大切なんだ」
と。
これはまさに「実感」ですね。
やっとつかんだ真理です。
今が大事という「抽象的な思い」ではありません。
今が大事と「実感」したのです。
これは大きな違いですね。
知識が、「実感に進化した」わけです。
恋愛や人間関係もまさにそうですよ。
「好きな相手の気持ちがわからない」
と悩んでいる人がいます。
でも、それはいくら考えても、答えが出るものではありません。
「詮索」と「思いやり」は違います。
好きな者同士は、お互いのことが好きですね。
うまくいっている関係というのは、それを「実感」しています。
だから、いろいろなことで不安になっても、すぐに立ち直ることができるのでしょう。
一方、相手の愛を疑い出すと、悪循環になっていきます。
不安だけが増していく。
実感から遠ざかっていきます。
頭であれこれ考え過ぎて、ますますわからなくなってくる。
思いやりとは実感なのですが、それを理屈で考え出すのです。
自分の思いやりと、相手の思いやりは、「発揮の仕方」が少し違うかもしれない。
でも、根底には愛を実感できているから、何の問題もないわけです。
では、どうすれば「実感」できるかというと、「あれこれ余計なことを考え過ぎないこと」です。
よく、「ノロケ話」をする人がいますね。
もちろん本当にノロケている場合もあります。
でも、相手の愛情に対しての不安から、あえてノロケている場合もあります。
昔、職場の同僚で、頻繁に「恋人とのノロケ話」をしていた人がいました。
ある時、意外なことに気が付きました。
この同僚は、恋人との関係が壊れやしないか、絶えずビクビクしていたのです。
その反動が、「極端なノロケ話」につながっていたわけです。
もちろん、これはこの同僚の場合です。
ノロケ話をする人がすべてそうだと言っているのではありません。
「反動」は個人によって様々なバリエーションがあります。
ある人は、恋人の文句ばかり言っています。
ある人は、「別れる」といつも言っている。
でも、その割には、実際に別れようとはしないのです。
相手のことが嫌いになったわけではなく、愛情に不安を感じているからですね。
いずれにしても、考え過ぎて、頭がこんがらがっている状態です。
恋は、あれこれ悩むもの。
でも、「愛」は素直になるもの。
何も哲学的な話がしたいわけではありません。
恋の部分よりも、「愛の部分」を、もっと意識してみる。
それが、きっといい処方箋になります。
恋で迷ったら、愛で素直になること。
まさに、自分を変えるのは「今」というわけです。
ここでの「今でしょ」は、流行語ではありません。
本気の「今」なのです。
今回のまとめ
恋で迷ったら、愛で素直になること。
これが、恋愛処方箋です。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。