2019年1月9日水曜日

「今」を愛して、「未来」から愛される話

こんにちは。上村です。


『因果』という言葉があります。


「原因」と「結果」ですね。
原因があって、結果が起こる。


例えば、他人を中傷ばかりしていたら、だんだん自分が困った立場に追い込まれていくものです。

「自分は悪口を言うけど、他人には言われたくない」
というようなことは通じないからです。


「悪意の種」を蒔いて、「善意の実」が成ることはありません。

悪意の種からは、悪意の実が生まれます。
善意の種からは、善意の実が生まれます。


過去は現在につながっています。
現在は未来につながっています。

過去の原因が、今の結果を生み、また新しい原因が、新しい結果を生んでいくのです。


ここで大切なのは、「現在」ですね。

「過去」はもう終わったことです。
「未来」はまだ訪れていません。

「現在」は、確実に「未来」につながっています。

我々が考えるべきは、「現在」のこと。

「現在」は「現在」で終わらないのです。それは「未来」でもあるのです。


「未来を作っているのは現在」

当然と思うかもしれません。


でも、果たして普段から意識している人がどれくらいいるでしょうか?

未来のことを、「何かいいことがないかな」と考えたりします。

でも、それを現在につなげて考える人は、意外に少ない。

今の自分の態度が、未来につながっているのを意識しないのです。


「自分は未来のことを考えている」と言いながら、単に未来を「心配しているだけ」のことも多い。

それでは、今を前向きになることもできないですね。


例えば、「希望を持て」という言葉があります。

それは、未来のことを言っているのではありません。
「今のこと」です。

なぜなら、希望を持とうとしているのは、紛れもない「今の自分自身」だから。

現在を軽視しては、本当の意味の希望を持つことはできません。

「今」こそが、未来を作っているのですから。


例えば、こんなことを考えてみましょう。

興味ある異性から連絡がきたら、誰でも喜んで返事するでしょう。


それがたとえ事務的な連絡であっても、まるで「恋のメール」であるかのように思いたい。

熱烈に片想いをしていると、そういった気持ちになることがあります。


相手は事務的なメールを送っているのに、返信が「ラブレターのごとく」なっている人がいます。


内容を理解して、感謝の気持ちを伝えればいいだけです。

ところが、このメールをきっかけに仲良くなろうと、余計なことを考える。

多くの場合、それはうまくいきません。

なぜか?


今のメールではなく、未来の関係に思いを馳せているからです。


「メールありがとうございます。ところで、僕はあなたのことが好きです」
みたいな感じ。

もちろんこんなおかしな文面は送らないでしょうが、少なくとも「気持ち的」にそうなっています。

これでは、相手は引いてしまうでしょう。


相手のメールに対応した返信でいいのに、自分の思いが空回りして、不自然になってしまうのです。

「このメールで相手と親しくなって、いずれは恋人同士に」などという考えは、未来に振り回されている証拠です。

しかも、希望ではなく、「妄想」になっています。


未来を考え過ぎると、今が見えなくなります。
だから、チグハグになるのです。


『今を誠実に』
これこそが、よき未来構築術です。

「いいことがあれば感謝できる」と思えば、いつまで経っても感謝しないもの。

感謝は先にあるのではなく、「今」にあるのですから。


未来のことをあれこれ悩まず、「今すべきことをしっかりすること」ですね。

自分は自分で、今すべきことに最善を尽くし、後は人生に任せることです。



・今回のまとめ
未来を悩んでいてはいけない。
今すべきことをすること。今を誠実に。
後は、自分の人生がしかるべき方向に導いてくれるでしょう。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。