2019年1月7日月曜日

恋愛に苦しんだら、他のことができるという、革命的恋愛論

こんにちは。上村です。


物事というのは、いろいろな部分でつながっていますね。


例えば、恋愛で悩んでいる人がいるとしましょう。

当然「恋愛の悩み」を解決しようとします。


でも実は、「それ以外のこと」に解決の糸口があったりするのです。


恋愛は、悩めば悩むほど、どんどん相手が離れていくことがあります。
追いかければ追いかけるほど、逃げていく。

「どうしてだ?」と思うかもしれませんが、考えてみれば当然です。


しつこく追いかけられたら、必然的に逃げたくなるのは、誰でもそう。


あなたも誰かに追いかけ回されたら、きっと逃げたくなるでしょう。
普通に考えれば当然です。


ところが、恋愛に舞い上がってしまうと、普通のことが意識できなくなってしまう。

「逃げられるのは、追いかけ方が甘いから」などと、勘違いをしてしまう。

いっそう追いかけて、いっそう逃げられるのです。


そこで気付くべきです。

「追いかけ回しているのは、相手のことを考えているのではなく、自分の感情に振り回されているだけだ」と。


思いやりとは違いますね。

本当に思いやりを発揮しているなら、もっと相手の立場も考えて、自然にいいことができるものです。

相手も嫌がらないでしょう。自分だってもっと楽しいはず。


では、どうすれば、「恋愛の悩み」から抜け出すことができるのでしょうか?

これはもちろん、恋愛だけではなく、様々な悩みにも言えることです。


こんな例を考えてみてください。

ある「夫」がいます。
職場で遅くまで働いて、帰宅します。

すると妻から小言を言われ、夫はムッとします。


「オレは疲れているんだ」
「今日は早く帰ると言ったのに、どうして?」

といさかいが始まる。


まず、「夫の立場」で考えてみましょう。

会社では、人間関係にもまれ、上司と部下のあつれきに困り、売上が上がらず悩む。

やっと我が家に帰ってきたら、いろいろ言われる。
ますますストレスがたまっていきます。


しかし、視点を変えて、「妻の立場」で考えてみましょう。

小言は、きっと奥さんもストレスがたまっているから。

家事は大変です。
やってみると、初めてその大変さがわかります。

夫の立場では、気付きにくい苦労もあるでしょう。

それに家事には休日がありません。
子供がいれば、子育ての悩みもあるでしょう。

奥さんも疲れています。
小言の一つくらい、言いたくなってくるかもしれない。


そこで、僕が思うのは、「家庭と仕事を切り離して考えることの危険性」です。

「いかに売上げを上げるか」
「どう仕事をすべきか」
「苦手な上司(部下、同僚)と、どう付き合うか」

など、職場での問題はたくさんあります。


この場合、どうしたらいいのでしょうか?


「仕事の仕方を工夫する」
当然それは大切です。

でも、ある意味、それ以上に大切なことがあるのです。

それは何か?


「家庭に目を向けること」です。


家庭がうまくいけば、仕事にもいい影響が出るでしょう。
素朴な方程式ですね。


ところが、仕事ばかりに気をとられていると、家庭まで気が回らなくなります。

気がついたら、取り返しのつかないことになっていることもあるかもしれない。

家庭の不和は、仕事の不調につながります。


「仕事を順調にこなしたい」と思うと、仕事一辺倒になりがちですね。

家庭がおざなりになって、かえって仕事に支障をきたす。


例えば、単身赴任で、夫が長期に留守をしているとします。

そんな中、奥さんは家庭を守っている。

その奥さんは「良妻」です。


では、ご主人はどうでしょうか?

たとえ仕事に手をとられても、単身赴任をしていても、家庭は家庭でしっかり気にかけています。

「良夫」です。

だからこそ、職場で頑張って仕事ができます。


したがって結論的にはこうですね。

「仕事を頑張りたいなら、家庭に力を入れよう」
と。

逆説的な言い方ですが、これが真実だと思う。


ここでの家庭とは、文字通りの意味もありますが、もっと「広い意味」もあります。


もちろん、結婚しているしていないは関係ありません。

要するに個人的生活のことです。


上司が、「仕事でミスばかりしている部下」に注意するなら、こう言うべき。

「私生活を大切にしよう」
と。


たぶんそんな上司はあまりいないでしょうが、物事のつながりから考えれば、きっとこれが正しいことなのだと思うのです。

「仕事はいい加減でいい」という意味ではありません。

「個人的な部分を充実させていくなら、仕事にもいい影響が出るよ」
という意味です。


根本的に大切なのは、「自分の周りを幸せにしようとすること」ですね。

そのためには、自分自身が日々充実していくことが大切。


我々は会社のためではなく、「人に貢献するため」に頑張っています。

仕事にせよ、他のことにせよ、単に「手段の一つ」に過ぎないのです。


恋愛や人間関係も同じですね。

恋愛ばかりにこだわっているからといって、いい恋愛ができるわけでもないのです。

恋愛依存が、愛情深いということでもありません。
人間関係に神経を使っても、いい人間関係ができるとは限りません。

物事は、いろいろな面でつながっています。


よく失恋した人が、「これからは仕事を頑張ろう」と気持ちを切り替える場合があります。

するとしばらくして、また新たな異性との出会いがあったりする。

恋愛は、自分が考えているほど重大問題ではありません。

それはあくまで人生の「一部分」です。

人生には、いろいろすることがあります。


恋人を作ることが、幸せなのではありません。

その相手と、同じ方向に向かってお互いを高め合い、支え合うことができて初めて幸せになれると考えます。


恋人がいないとか、なかなかできないことで悩む人がいますが、それは悩むほどの問題ではないのです。


それより、自分の貴重な人生を、自分なりに明るく前向きに歩んでいくことなのです。


人生は、その時その時に、必要なものを用意してくれますよ。
恋人がほしくてもできないなら、今それは必要ないのかもしれない。

自分では必要だと思っていても、自分の人生は必要ないと考えているのかもしれない。


人生を信頼すること。

そうすれば、悩みを捨てて、自分を解放することができます。


もちろんこれは、恋愛に限った話ではありません。

あらゆる悩みを解決する「英知」です。


昔の人は、『急がば回れ』と言いました。

それは「落ち着いた心の大切さ」を説いたものだと、僕は考えるのです。



今回のまとめ
悩んだ時は、落ち着くことです。
その問題を解決するカギは、「別のこと」にあるかもしれないのです。





あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。

今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。

本書には、それくらいの大きな力があります。

あなたの「バイブル」にしてください。



あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。

     1.追いかけるのをやめる
     2.「途方もない愛される力」を実践する

今すぐ、「真理」を知ってください。