こんにちは。上村です。
突然ですが、あなたは、「何も映らないテレビ画面」をずっと見続けることができるでしょうか?
できないと思うのです。
意味がないからですね。
「意味のないこと」をし続けるのは、大きな苦痛。
ところが場合によっては、そんな「意味のないこと」を繰り返すことがあります。
例えば、好きな人がいるとします。
その人からの返信を待っている。
「いつ返事が来るか」とスマホとにらめっこ。
しかしスマホを眺めていたら、返信が来るわけでもありません。
見ていようが見ていまいが、関係ないですね。
もちろん気持ちはよくわかります。
今の不安を何とかしたい。
好きな人から返信があれば、それだけで幸せな気分になります。
不安がなくなり、喜びが訪れます。
しかし、結局一時的なこと。
また同じような状況になって、同じように「不安な気持ち」になります。
恋愛は、誰だっていろいろな不安を抱えてるかもしれません。
思いがあふれて、気持をどうしていいのかわからなくなることもあるでしょう。
でも、不安ばかりでは、その関係はうまくいかなくなります。
自分の感情だけで、相手にしつこくしてしまうようなこともあるかもしれない。
所構わず好きな人を追いかけ回す。
相手の都合を考えず、ひたすらしつこくしてしまう。
もちろこれは、思いやりとは関係ありません。
「自分の不安を解消したいだけ」になっています。
落ち着いた付き合いができません。
相手も、そんな人は避けたくなるでしょう。
考えてみれば当然ですね。
自分が相手の立場になってみれば、よくわかることです。
もう一つ、こんな例を考えてみましょう。
職場で「上司に怒られること」にビクビクしている人がいます。
誰でも怒られるのは嫌ですが、過剰にそれを恐れているのです。
不思議なもので、ビクビクすればビクビクするほど、怒られることが多くなる場合があります。
相手を恐れるがあまり、わからないことを「わからない」と言えなくなります。
できないことを「できない」と言えなくなる。
心が「恐怖」でがんじがらめになっています。
そうなると、どうしても行動がイビツになります。
同じ質問をして相手を怒らせやしないかと、恐れる。
結局わからないままにして、後で大きな失敗をすることもあります。
自分で「失敗」を招き寄せてしまうのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
「怒られるのが怖いから動く」
これが間違いです。
行動とは、本来「自分の意思」で行うべきもの。
仕事であっても、同じだと思うのです。
仕事の内容は上司から指示されても、実際に動くのは「自分自身」です。
「自分から」です。
「怒られたくないから動く」という意識を変えるべきです。
「自分がそうすべきと思うからそうするのだ」
という意識にする。
そうすれば、過剰に上司の目を気にすることもなくなるでしょう。
怒られることに、ビクビクすることもなくなります。
振り回されるのは、相手の一挙手一投足を大げさに考え過ぎているのですね。
そのようなものは、自分の人生に何の影響もありません。
職場で注意されたからといって、それが自分の人間性と何か関係があるでしょうか。
もちろん、全くありません。
単に「仕事上の出来事」に過ぎないのです。
「物事に感じやすい人」というのは、大変素晴らしい資質を発揮することができます。
逆に、元来長所であるその性格が裏目に出ると、ちょっとしたことを「大げさに気にしてしまう」場合があります。
「長所」と「短所」は、表裏一体です。
あなたが短所と思っていることは、見方を変えれば「長所」です。
ビクビクするのも、「神経が繊細」ということ。
「繊細」という本来の長所を、もっと前向きに発揮すべきだと思います。
後ろ向きではなく、前向きに生かしていく。
元来長所なのですから、必ずできますよ。
長所は長所として、日の目を見ていくでしょう。
自分自身は大きな可能性を秘めています。
あなたのそんな可能性は、人に多くの励ましを与えていくもの。
あなたの長所の発揮を、きっと多くの人が待っています。
・今回のまとめ
短所と思っていることは、「長所」につながっています。
気にしやすい性格は、自分のことではなく、「他人への気遣い」に転換していくことです。
プラスの発揮は、プラスの関係を築いていきます。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。