こんにちは。上村です。
日常では、いろいろなことがありますね。
「うんざりする時」もあると思うのです。
仕事でも家事でも勉強でもその他のことでも、
「やれやれ」と思うことはあるでしょう。
「何が何でも、売上を上げてこい」
と営業マンがお尻を叩かれる。
結果が出ない時は辛いものです。
上司に叱られるのは辛い。
そこで強引なセールスをして、
ますます自己嫌悪に陥ったりすることがあります。
ところが、別の同僚は、そんなことは全く関係がない。
どんどんセールスで売上を上げ、一目置かれているのです。
あなたなら、どちらの人になりたいでしょうか。
「今の自分を何とかしたい」と思っているなら、
「後者」に憧れるかもしれません。
自分のしたいことをして、思い通りに物事を進めていくような人ですね。
一見とても羨ましく思えます。
しかしです。
外から見て羨ましいかもしれませんが、本人はそれで辛いこともあるものです。
かつてこんな人がいました。
彼はいわゆる「プレイボーイ」
「自分は恋愛で困ったことはない。恋人が絶えたことがない」
と自慢していたのです。
羨ましいように思えるかもしれません。
でも、実はそうではありません。
その人は決して幸せではなかったのです。
劣等感に苛まれていました。
恋愛遍歴を派手にして、自分を無理に輝かせようとしていたのです。
もちろん、そんなことで輝くはずもありません。
自分自身の心が一番知っています。
恋愛遍歴とは裏腹に、真の愛情がわからなくなっていたのですね。
恋愛を重ねるほど、真の愛情に対して「盲目」になっていきました。
どっちでもいいことを自慢して、
自分を慰めていただけだったのです。
彼はたぶん、多くの異性を傷つけていたでしょう。
良心に反することをして、心の底から幸福感を味わうことはできません。
良心に反した態度が、いずれしっぺ返しを受けます。
こう書くと何やら説教がましく聞こえるかもしれませんが、そうではないのです。
言いたいことはただ一つ。
自己中心的な人が得をしているように見えても、それは結局「一時的なこと」です。
「いやそんなことはない。あいつはずっと得をしているぞ」
と思うかもしれない。
でも、外から見ただけで、どうしてその人が本当に満足しているとわかるのでしょうか。
内面は、喪失感や挫折感や失望感に苛まれているかもしれないのです。
表面的なことで、その人はわからない。
何かにつけて人と比べてしまう人は、これを理解する必要があります。
彼が幸せでなかったように、
「外から見える得」と「本当の意味の得」は違います。
得をするなら、「本当の意味で得をするべき」です。
「損して得をとれ」という言葉がありますが、
人生の得とは、一見して損なことが、長い目で見れば「得」になっていることがあります。
あなたの過去を振り返ってみてくださいね。
「どうしてあんな願いを持っていたのだろう」
と思うことがあるでしょう。
今の自分の願いと質が違っています。
今幸せに思うことと、未来に幸せと思うことは、違っていることがあります。
一口に「幸せ」と言いますが、それは様々な形です。
一時的に充足しても、すぐ失せてしまうような「幸せもどき」があります。
その時は辛くても、長い目では永続的に続く「幸せのきっかけ」があります。
「幸せになろう」とする人はたくさんいます。
でも、「幸せの質を深く磨いていこう」とする人は、そんなにいません。
表面的な幸せは、何かのきっかけであっという間に失われていきます。
でも、深い幸せは内面に見出していくものです。
僕は、自分のことで失望した時こそチャンスだと思う。
なぜなら、初めて他者の失望に共感できるからです。
それは必ず誰かの役に立っていく自分を作っていきます。
自分をもっと深く掘り下げていくことができます。
そういった人からは、自然にいい雰囲気が出ているものです。
穏やかで、落ち着いて、思いやりを感じる雰囲気です。
それこそが、本当の希望であり、真の幸せをもたらすものなのです。
・今回のまとめ
一見「損」なことが、長い目で見れば「得」になっていたりする。
今の「不都合」は、きっと「未来の好都合」です。
あなたが、「自分は愛の弱者だ」と思うようなことがあれば、本書はとても有益なものになるでしょう。
今までの思い通りにならない状況が、きっと一変するはずです。
本書には、それくらいの大きな力があります。
あなたの「バイブル」にしてください。
あなたが、恋愛や人間関係で「愛されない」と悩んでいるなら、たった二つの真理を知るだけで、それは解決します。
1.追いかけるのをやめる
2.「途方もない愛される力」を実践する
今すぐ、「真理」を知ってください。